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2008年8月10日日曜日

『バナナ浮かぶ夜は涙こらえて 下手なピンボールだって味方につけた』

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グーグルストリートビューの日本版が公開されて、色んなところで色んな意見を目にするわけだけど、このサービス自体はアメリカ圏を皮切りに1年ぐらい前からあったわけで、何を今更…ってのが僕の心証。というのは、このサービスが開始された当初も、アメリカじゃえらい議論がされたから(と、アメリカ在住の日本人の方のブログで知った)。だから日本版サービスが始まって同じような議論になるのは当然っちゃ当然なんだけど、結局のところサービス自体はどんどん拡充していってる事実から考えてみても、「話題にはなっても問題にはならない」レベルで収まるのだろう、と言うのが結論なんじゃないかな。議論するのが無駄とは言わないけど。

(30行ぐらいグダグダ書いてたけど消しました。プライバシーの問題とかってのは知識や偏見ばかりが先行して、現実的なところと全然かみ合わないからちっとも話がまとまらない。)


土曜日は朝5時半に起きて、同期の車に乗せてもらって西明石まで会社の野球大会に行った。もう絶対西明石まで行かねえwww遠すぎるwww
まあ、行ったら行ったで結構楽しく過ごせるんだけど、行くまでのモチベーションの維持が結構難しいところなんですよね。近場だったら気軽に参加するんだけど。
野球自体はうまい具合に11-10なんていうスコアで終わった。バットを振るのも久しぶりだったから、腕がちょっと痛くなった。
12時過ぎに試合が終了して、14時過ぎに帰宅。シャワーを浴びて汗を流したあと、昨晩の睡眠時間が短かった上に運動をして疲れたので1時間ほど寝た。夕方からは淀川花火大会に行く予定なのだ。
起きてから少しするとメールが来たので、P嬢の家に行った。ちょうど浴衣の着付けが終わったところだった。
駅の近くにある最近衰退気味のショッピング・センターに行って、去年同様にプリクラを一枚撮ったあと、電車に乗って淀川まで行った。最近の中学1年生の発育の良さは異常らしい。けしからんらしい。そんなこと言われても、ちょっと証拠を見ないとわからないなあ……。

で、僕はなかなかの晴れ男を自負しているので、そのパワーを信じていたのだが、ハレ晴れパワーは夕方の時点で尽きてしまったのだろうか?駅に着いて空を見上げると、黒い雲が夕方の空を覆っていた。
先週から、ゲリラ雷雨が多かったので、不安は増すばかりだった。あまり花火には良い空気ではなかった。
土手をあがったあたりで、東に稲妻が見えた。雷光。
明らかに、雷雨の予兆だ。東の雷雲はまだ遠かったのですぐには降らないだろうけど、時間の問題のように思われた。
ひとまず屋台の間を進み、何か一つでも買ってから駅に戻って様子を見ようと考えていたのだが、思ったよりも雷の頻度が増えてきたので、すぐに引き返すことにした。そう決断したのは僕らだけではなかったらしい。割と多くの人が駅へと向かっていた。
帰るかどうかは非常に微妙なところだったので、とりあえず高架の下に入って携帯で情報を集めてみることに。…気象庁HPによると、大阪府下には大雨・雷注意報が出ていた。P嬢の母によると、地元では既に豪雨らしかった。となると、こっちでも降る確率が非常に高い…と。
雨が降ってきてのっぴきならない状況になるよりも今帰宅するほうが良いと判断。何より、浴衣が濡れるなんてことがあってはならない。
それにまあ、連日続いてるようなハイパー豪雨があんな花火大会の中を打とうもんなら、混乱さえ予想される。それに巻き込まれてはたまらない。チョコバナナは惜しまれたので苦渋の選択ではあったが安全には換えられない。
駅に着くと、花火の延期が決定されたことがアナウンスされていた。雨天決行だそうだから、中止にはならないのだろうが…僕の隣では、チョコバナナを悔やむ声が電車の中で聞こえ続けていた。エ~クスカ~リヴァ~。
帰りに好きな声優の話になって、P嬢がソウルイーターの死神様の声が好きだというので僕が「ウッス!ウス!お疲れちゃ~ん!」とか大音量で言うと小走りで逃げられた。死神様の声ではなく、死神様の中の人の声らしい。なんかイーモバのCMで声をやってたそうで、そのときの声が好きなんだそうだ。残念ながら僕はそれを覚えていなかった。
後々聞いたところによると、淀川花火大会は結局決行されたそうだが、観客はずぶ濡れだったらしいwしかも駆け足で全て打ち上げる方針になったらしく、ほんの数十分で全部打ちあがったそうな。
しかし、これではどうにも腹の虫が収まらない!と言うわけで、帰りにドン・キホーテに寄ってチョコバナナみたいなお菓子と花火を購入した。
カレーをご馳走になったあと、ご近所さんの家の庭をお借りして花火を楽しんだ。
小さな花火
花火をするのも久しぶりだなあ。
花火の後は『美文字トレーニング』をプレイした。微文字の持ち主である僕だが、なんと『上の下』を獲得!僕はやれば出来る子…運を連れてくる子…。習字のプロフェッショナルであるP嬢は軽々と『上の上』を出していたが、そもそも僕からすればこのソフトを買う理由が解らないんだが、まあP嬢なりの事情があるんだろうwたぶん僕がゾンビ映画を買うようなもんだろうと思う。

白夜行 (集英社文庫)
白夜行 (集英社文庫)
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東野 圭吾
集英社
売り上げランキング: 1769
おすすめ度の平均: 4.5
5 大阪を象徴する一冊
4 長いだけの…
5 面白かった
4 不快感
5 先を読まずにはいられない展開

続編、と言うか同コンセプトの『幻夜』を先に読破してしまっていたため、新鮮さこそ少なかったものの、傑作といわれる所以は確かに理解出来た。これはすごい。
一人の男の子と一人の女の子の約20年に及ぶ共生を描いた大長編。850Pほどもあるので、すぐには読めないけど、それだけに重厚感がある。読んでいくうちに絶対に引き込まれる。

氷菓 (角川スニーカー文庫)
米澤 穂信
角川書店
売り上げランキング: 24463
おすすめ度の平均: 4.0
3 ちょっと変ったミステリー
3 青春とミステリー♪
4 「ベナレス」から始まる試練と挫折
5 上質の学園ミステリー
5 アクティブな展開は良い

茶汰君から薦められていた角川スニーカー文庫の学園ミステリー小説。
しかし、これはミステリーではない。『古典部』の部員たちが、日常的に起こる小さな『謎』を解いていく。どっちかっていうとラノベっぽい。
と、そういう紹介の元読んだワケだが、なかなか雰囲気が良い。内容自体は薄いと評さざるを得ないかな、と言うのが正直な感想だけど、確かに描写とか雰囲気とかは読ませてくれるものがある。次は『愚者のエンドロール』を読んでみよう。

2008年8月4日月曜日

『上昇し続けることは出来なくても またやり直せるさ』

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仕事を始めてからめっきり更新頻度が少なくなってきたので、せめて毎週末には更新しようと思い、そしてそれを続けてきたわけだが、先週末は断念してしまった。忙しすぎた。

8月1日。
茶汰君と久々に飲み。よく考えたら、僕は誰と仲が良くてもあんまりサシでは飲みに行ったりしないなあ。
空目の影響で日本酒を飲むようになった僕が茶汰君にも日本酒を勧めて以来、時々「久闊を叙するついでに日本酒を飲みに行こうか」となる。
20時から3時間、仕事の近況やら愚痴やらを話し、お互い週末はほんと忙しいよな、とどちらがリア充なのか競い合い、さらにお勧めの小説について語り合った。
仕事で疲れた所為か、それとも空きっ腹に日本酒をいれた所為か、はたまた久々にオタクらしい情報戦を繰り広げた所為か、判然としないけれどとにかく何を口走ったのかしっかり記憶してないぐらいには酔っぱらってしまった。別れる前に降りた階段の段差がやけに高く感じた。確実に錯覚。

帰宅後、あまりに眠かったのでそのまま就寝。寝巻きにはちゃんと着替えることが出来た。
しかし、ゆっくりと寝ることは出来なかった。
午前6時40分に起床。いつもよりほんの1時間しか遅くないwwwwwwwwwwww
昨晩はシャワーも浴びていなかったために、朝風呂が気持ちよかった。そして朝食を食べて、少しの間ネットで情報収集をしてから家を出た。
午前10時、神戸駅に到着。休日に通勤経路を通るのは正直鬱屈した気持ちになりそうだったが、一応オフの日である。
無事に先輩と合流して、そのままモザイクにあるソフマップへ。何故こうなったのかというと、木曜日の昼休みのことになるのだが
「水上君さあ、土曜日暇?」
「は?いや、午後から予定あるんで午前はゆっくり休日を満喫しようと思ってましたけど」
「なるほど、じゃあ午前は暇ってことだね。10時に神戸駅で待ち合わせね。ちょっとPCパーツを買うのに付き合って欲しいんだ」
という流れなのであるが、この先輩、自作PCはお手の物なのだ。じゃあ何で僕を呼んだのかというと、単なる暇つぶし以外の何物でもない。堺市在住の僕が休日の朝から神戸に行くと言うのはちょっぴり旅行気分だった。何しろ片道2時間もかかる…。
で、まあ普通に買い物を済ませて、昼ごはんを食べてから先輩の家へ遊びに行くことになった。午後からの予定にはまだ時間があったのだ。
2時間ほどゲームをして遊び、僕はもう猫アレルギーを克服したんじゃないか?という疑念に駆られる出来事を通過して、僕は先輩の家を辞去した。
そして、少し短めだった睡眠時間を補うべく、帰りの電車内では爆睡の行為に及んだ。

P嬢との待ち合わせまで2時間と少しあったので、メディアカフェポパイで漫画を読んで時間を潰すことにした。
GANTZ 23 (23) (ヤングジャンプコミックス)
奥 浩哉
集英社
おすすめ度の平均: 4.5
5 テンポが…
3 23巻!!
5 大阪編は面白くない?いやかなり面白いよ
5 毎週連載にして欲しい
5 今後のGANTZの方向性に疑問が残る

GANTZを全部読みたかったんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!
2時間たっぷりかけて14巻から23巻まで読破した。面白すぎ。

大阪編については賛否あるところだけど、僕はこの展開は好きだね。
明らかに共同戦線張らないといけないぐらい強すぎな星人が出てきたのに、我の強い大阪チームは東京チームの行動を禁じる。
オニ星人の強さも半端なかったけど、ぬらりひょんとかヤバすぎだろ。ぬらりひょんより強いやつとか明らかにいねえよwwww
作者が遅筆なため、次の24巻が出るのはいつになるだろうなと思うけど、なんとなくこの大阪編で終わりそうな気がする。
色々伏線がありまくるんだけど、そんなのは放置で終わりそうwていうかいちいち伏線回収してたらどう考えても話が壮大になりすぎて10年やそこらじゃ終わらない漫画になるwwwそんな漫画が書けるのは三浦健太郎先生だけwwww
パンダ可愛いよパンダ

まあちょうど良い感じに読み終わったところでP嬢からメールが来たので、ポパイを出た。
P嬢と合流し、ディズニーストアへ。色々買い物してた。『魔法にかけられて』とか、ディズニーの歌とか入ったアルバムとか買ってた。後者は今度聞かせてもらう!TDLとかTDSで流れるミュージックは最高だからな。
そして、3000円分購入するともれなくついてくるキーカバーを2つ貰っていた。一つはリロ&スティッチのエンジェルで、もう一つは同じくリロ&スティッチのスクランプだ。
スクランプを僕にくれたので、車の鍵につけた。

阪神電車に乗り込み、三宮へ。この日は神戸みなと祭りだったのだ。つまりはまあ花火大会だ。今年はどう頑張っても去年みたいにあんまり夏らしいイベントを満喫出来そうにないので、行けるときには行っとこうというワケだ。
可愛い浴衣の色やエロ漫画の隠し場所について話しながら三宮から歩くこと20分ほど。ポートタワーを臨める港へ到着した。
が、予想以上に屋台が少なかった。ていうか一角でしか屋台を出していなかった、と表現しても良いレベル。屋台で色々食べようと画策していただけに少しガッカリ。
たこ焼きを買って座って食べていたんだが、残り1個になったときに少し強めの風が吹き、その所為で容器が逆さまに………1個換算で100円もするたこ焼きが 。・゚・(ノД`)・゚・。
そんなこんなで花火が始まった。宇治の花火みたいに協賛を紹介したりはしなかった。
こうべみなとまつり
人口密度が低いためか、あるいは海上で打ち上げていたためか、何の遮蔽物もなく結構ガッツリ見れた。花火は良いね。直径百数十メートルの火花が空中に上がるあの様は、理屈抜きに良いと思う。逆にああいうのは、理屈で考えると何が良いかわからなくなるんだよな。考えちゃいけないこともある。夜の空を照らす綺麗な人工物。たーまやー。ニーケ屋ー。
結局食べたのはたこ焼きとイカ焼きとカキ氷だけだった。
カキ氷屋台にあった小さなポップに書いてあった『氷』って文字が『永』って文字になってて、非常に購買意欲をそそられて購入した。味は永遠を感じる味ではなかった。

三宮を出たのが21時半だったので、帰宅したときには23時になった。やっぱり遠いね。
買ってきたディズニーのCDをP嬢と聞いていると日付が変わったので帰宅した。そしてすぐに寝た。

3日。両親が小旅行に行っていたので、犬の散歩は僕の仕事だ。結局週末は満足に寝れなかったなあ、と思いながら眠い目を擦って公園まで散歩に。非常に暑かったけど、不快ではなかった。
帰ってきて簡単に朝食を取って、Eに連絡。今月下旬に行うテニスのことで相談しなければならなかった。
電話をすると電話代がかかってしまうので、SKYPEで話した。用件を話すだけならいいが、相談や話し合いになると15分とか20分とかかかってしまうこともしばしばなので、そうなると電話代も馬鹿にならない。携帯電話が当たり前になる一方で、電話料金は基本的に依然として高いままなのでその辺に矛盾を感じたりもする。SoftBank同士なら通話料が無料とか、使い方によってはいくらでも安くなるけど、キャリアを跨って安くなるというようなことがない、と言うところに商業主義の嫌なところがある。電話はもう企業だけのものじゃねーよ。

まあ10分ちょいぐらいどうするかと言うことを話してSkypeは切断。
部屋を簡単に掃除して、服を着替えて(犬の散歩はジャージだ)、Dの家へ行った。なんでも、PCがつかなくなったから見てくれ、とのことだ。
DのPCを組んだのは僕なので、僕にはそうする責任があるとのことだが、そんな5年前の話を持ち出されても時効じゃないのかと思う。でもまあ昼飯ぐらいは奢ってくれるらしいし、PCを使えないことは今や便利さが失われる以上に不便なので見てやることに。
おお、確かに電源すらつかないな、と確認をして中身も開けて色々と見る。電源がついた!と思ったらWindowsのロゴ画面で落ちたりした。どうなってんだ。色々試す。
BIOS画面で放置していても何も問題ないことから、オーバーヒートではない。
メモリダンプエラーの画面(通称ブルースクリーン)も出ないことから、クラスタ異常と言うわけでもない。
となると、単なる読み込みエラーか、あるいはそれに準ずるシステムファイル破損か…と言う推論を立てる。しかしそんなソフトウェア的なことで電源ごと落ちたりするのだろうか…。
と、僕が調査している間、Dは戯言遣い相手に新幹線かなんかの切符を売っていた。
結局、Windowsのドライバが妙な挙動をしているようだ、と言う結論に至り、リカバリすることにした。案の定、ドライバを書き換えることで無事に起動。僕は昼飯をゲットした。
そして特に予定もなかった僕らはそのままカラオケへ。3時間ほどアニソンばっかり歌った。

帰宅してから1時間ぐらい2chのGANTZスレを見たりして、その後犬の散歩に行って、帰ってきて夕飯を食べて寝るまでmixiのGANTZコミュニティを延々と読んでた。いやあ、GANTZマジおもろい。ゲーム買ってやってみよかな。漫画原作ゲームは9割がクソゲーだが、その作品にハマってる最中だとそんなのは気にならなくなるものだ。うん、今度ブックオフとかで探してみよう。

とまあ、先週はそんな感じの忙しい週末ですたが、小説はちゃんと読んでます。

魔王
魔王
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伊坂 幸太郎
講談社
売り上げランキング: 2747
おすすめ度の平均: 4.0
5 特殊能力で世界を変えられる?
5 暗闇と光
3 伊坂っぽくない作品
5 読者は問われているのだ。本書を読む「覚悟」はできているのか、と!
5 魔王とは

自分の考えていることを他人に言わせることの出来る能力を突然得た男の話…という説明がよくなされるけど、はっきり申し上げてそれは小説の中では割と瑣事w
とある兄弟の人生を描いた作品だ、と僕なら表現する。
この小説で面白いのは、伏線のほとんどが最後まで回収されないことだ。
主人公たちの生活と日本政治論が微妙な釣り合いで描かれ、論じられていて、どっちが軸なのかがわからない。荒唐無稽な主人公たちの日常生活を描くには淡々としている上に肝心なことが語られていないし、日本政治を論じるにしてはあまりに偶像的でありすぎるし、と言った具合。
でも、少しシュールとも言える内容や語調のために、疑問や不快感は沸いて来ない。むしろ、『ああ、現実なんてこんなもんだよな』と思わされることさえある。
不思議な読後感を味わえることの出来る良書。分厚い本でもないからすぐ読めるし。

きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ- 22)
西尾 維新
講談社
売り上げランキング: 184
おすすめ度の平均: 4.0
4 一風変わった作品
3 ミステリ
5 最近の本ではあまりみない試み
5 私はこのふたりのキャラクターは好きですね。
3 『いつもどおり』にやや物足らず

この小説は、病院坂黒猫たんにハァハァする小説です。
小説にしてはありふれてるのか、それとも珍しいのか、僕にはよくわからないがとにかく新鮮な構成だった。
惜しむらくは、夜月が登場していないことだけど…まあそのぶんくろね子さんが萌え萌えだったから良しとしよう。
西尾維新の世界シリーズ3作目、ということだが、2作目の『不気味で素朴な囲われた世界』の主人公である串中弔士がこれまた荻原子荻ちゃんのように、本人のいる作品の外で異常な株の上がり方をする現象に見舞われている。黒猫さんをして怪物だと言わしめたら、どう考えても世界シリーズの中で一番の存在感を得てしまうじゃないか。
この世界シリーズがここまで続くとは思ってなかったので予想外だったけど、良い感じにキャラクターや世界観が熟成してきたので、これからもこのシリーズは楽しみにしていこう。

屍鬼 1 (1) (ジャンプコミックス)
藤崎 竜 小野 不由美
集英社
おすすめ度の平均: 4.0
5 ホッとした
4 ねっとりと伝わる
1 絵がドヘタ
5 この話を漫画化したこと自体が
5 期待と不安

藤崎竜好きのP嬢が購入していたので借りて読んでみた。
原作は小野不由美の小説で、4~5巻のラストの展開が神すぎて大好きな作品だが、まさか漫画化されることになるとは、と言うのが正直な感想。
っていうか、漫画に出来る藤崎竜がすげえと思った。かなりフジリュー節入ってるけどwwwいつ『ロリロリッ☆』って言う効果音が入るのかと戦々恐々だった。

2008年7月27日日曜日

『怖がらないで 闇の向こうへ 手を伸ばす前の回り道』

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四捨五入を積極的に嫌いになり、かつ、切り捨てのことを自主的に尊崇するべき年齢になってしまった。そういうレトリックが通用する年齢となると、24歳と25歳って結構違いがあるような気がするんだけど、たぶん気がするだけだ。うん、きっとそうだ。

25日の金曜日、定時寸前に、どうしても今日中にやって欲しい仕事があると上司から言われたので渋々片付けていたため30分ほど遅れることになってしまったものの、無事専門学校時代の定例会は開催された。
学生時代から行き着けのうどん屋での会合を予定していたのだが、見事に満席。まあ予約を取っていなかった僕らが悪いっちゃ悪いんだがw専門学校時代の定例会メンバーの間ではノープランクオリティが時々炸裂なので。高校時代の友人たちは僕がいながらノープランがありえるのかと思われるかも知れないけどその辺はその場とふいんき(←何故か(ry))なのです。
うどん屋にフラれた僕らは行き場を失くし、コンクリートジャングルの熱帯夜な暑さが僕らの体力と精神を蝕む。
とりあえず入れる店ならどこでもいいと言う貪欲な精神を発揮し、いくつかの店を回ってみるもののどこも満席。天神祭行けよおまいら!
そんなこんなで行き着いたのは、これもまた何度行ったかわからない『鳥貴族』。アルバイトの募集の張り紙はもうなかった。
しかしこの鳥貴族、居酒屋にしながらなんと携帯の電波が入らないのである。でも電波な人は入ってもいいらしい。むしろここの焼きおにぎりが電波。
入る直前に、仕事で遅れるらしかった残りもう1人にメールを送る。前に来たことがあるから恐らく入れるだろう…そう思っていたけど、結局彼は来なかった。翌日にメールが来たので謝っておきました。ごめんね。また9月ね。

鳥貴族で約3時間、取りとめのないことを話すことに費やす。
さすがに入社してからもう約4ヶ月ほど経っているので、様々な仕事の話を聞けて面白い。
IT系と一口に言っても色々あって、「ほんとにそれはIT系に分類されるのか?」というものまである。カスタマーサポートの仕事とか結構そういう印象を得た。ITというよりは電器系に近い。
なんとなくだけど、うちの学校を卒業した人と言うのは、開発現場よりはどちらかというと運用現場のほうが数が多いんじゃないかと思う。聞いた限り、「バリバリのプログラマーっすよ!マジもうどんな処理でもデリゲートしちゃいますよ!」ってな人はあんまりいなさそう。まあ、運用から始めて後々開発、って言うPathを通る人が多いということなのかも知れないけどね。

前回の4月の会合時には東京に居たため参加出来なかったイケメンI氏も参加出来たので、オタク話にも華が咲いた。
でも僕が最近結構オタク離れしてるからなあ。語れることにもすぐ限界が来る。
てか抱き枕を所持してる人って結構多いんだな。特典で付いてくることが多いのだろうか?よくわからないが、朝と夜のお共の選択肢として市民権を得てきているようだ。いずれまたマスコミが取り上げるんじゃないか。

定例会メンバーのトラブルメーカーであるZ氏はIT業界を脱出すると仰られてましたwwwww
働くことに意味や目標を見出すことの出来る人なんて極一部だと言う現実をまだよく判っていないようです。長い目で見ればいろいろな業界を渡り歩くのは悪くはない行動だとは思うけど、残念ながら人生はそんなに長くはないし、昨今の日本社会はそこまで甘くはない。「すぐに嫌気が差して辞めてしまう人」と言うレッテルを貼られるのがオチだろう。そうならないためには戦略と工夫がいるわけだけれど…どうなることやら。
働いているうちに色々な疑問が去来するわけだけど、そのほとんどは自分の力ではどうしようもない疑問だったり、あるいは抽象的すぎて解決の糸口すら掴めないような疑問であったりする。
前者は主に『理不尽』と呼ばれ、後者は『哲学』と呼ばれることが多い。
多くの人はそれらを解決することは出来ず、いつか解決を諦め受け入れることのほうが圧倒的に多い。それが世渡りだと僕は思っている。
働く意味や生きる意味なんてのは、それこそ致命的なまでに後者に属する疑問であって、たぶん人間が考える知能を備えてから何億人もの人が直面して、そのたびに諦めてきた問題だ。
けど一部の人はその問題を解決してる。どのようにか?たぶん思い込むことによってだ。それしかありえない。
だから、飲み会の場ではそんな気障なことは到底口に出来なかったけど、僕は如何に自分を思い込ませることが出来るかと言うのが賢い生き方の分かれ道だと考えている。
疑問が出るということは他の可能性や選択肢があるということであるが、全ての可能性や選択肢を吟味出来るほど世界と言うのは狭くはないし、人間の持つ時間は短くない。

とまあ、酔った脳でそこまで思考出来るはずもないけど、醒めた脳でそのテーマについて考えれば僕は結論はそういう風になるw
必要なのは、決断力と思い込み。情報の多いこの時代に重要なのはその二つです。

そんなこんなで次回の定例会は9月下旬ということにして解散。

そして26日。
朝からEの自作PCエラーに付き合わされて、近所のYAMADA電機にまで足を伸ばす羽目になってしまい、少し慌しい午前中となったが、午後からのハイパーお出掛けタイムには間に合った。
13時にP嬢を迎えに行って、電車で難波へ。僕の誕生日だということで、お出掛けして色々よしなにしてくれる魂胆らしい。
この時期の日本橋は当社比130%のクソ暑さなので、セブンイレブンでの水分補給用飲料購入は欠かせない。グランドクロスに立っているメイドさんが日を追うごとにギャル化していることに嘆きながら、とらのあなへ入る。
そこで…
少女マテリアル (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
鳴子ハナハル
ワニマガジン社 (2008-07-01)
おすすめ度の平均: 4.5
3 昔の描いた作品が多い。
5 エロ本に、感動してしまいました。
5 これほど待望されたエロ漫画が、かつて世界に存在しただろうか?
3 綺麗+可愛い+物語-短い-エロ少=並
5 国民的18禁マンガ

を誕生日プレゼントに買ってもろたwwwwwwwwwwwwwwwww
発売当初から僕が「すごいらしいぜ」「1日で入荷分が完売らしい」「サンプル画像見たけどエロすぎワロタ」とか言ってたのが原因wwwwうん、男のオタクに理解のある良いヲタ幼馴染かつ彼女なのですよ。
前述した抱き枕に関しても「そんなに欲しいなら買えばいいじゃない!フンッ!」と理解を示してくれてるのだが、正直なところ僕は実家住まいのため、キャラクターな抱き枕は置く場所がない上に見つかった場合居場所がなくなる可能性があるので期待には沿えない。

少女マテリアルの売り上げに貢献した僕らは、菌類のグッズを求めてさらに彷徨う。
しかし、思ったよりも菌類のグッズは増えていなかったため、C・ボツリナムとO-157のストラップを購入するだけとなった。
あと、P嬢の部屋に飾るように、らき☆すたの小神あきら様のねんどろいども購入した。

これも議論の対象になったが、ハルヒ関連のフィギュアは数多いが、デフォルメのやつにしてもそうでないちゃんとした頭身のやつにしても、一番可愛いのはみくるであるという事実。
ハルヒは頭身の高いやつはそこそこ可愛いのだが、デフォルメされた途端微妙な出来具合になってしまう。
長門はどこが良いのかさっぱりわからん。
ちゅるやさんはなかなかクオリティが高いけど、やっぱり喋らないとなあってのがある。
以下省略。
つまりはまあ、ねんどろいどプチのカエルの着ぐるみを着たみくるは可愛すぎるってことだ。買ってないけど。

日本橋を離れ、いくつかのゲームセンターを覗いてプライズゲームが醸されてないことを確認し、心斎橋にあるケーキ屋『ココリコ』へ。
そこのケーキが美味しいらしく、ささやかにバースデーケーキとすることに。
バァスディケェキ
うっかりしてて携帯メール用のサイズで撮ったものだからちょっと画質が粗いけど。1380円のアフタヌーンティーセット。好きなケーキとサンドウィッチとブルーベリージャムのついたスコーンとアールグレイのアイスティーのセットだ。これだけついて1380円はめちゃくちゃお得。だってケーキ一つでも500円とかするからな。
アールグレイのアイスティーにはスコッチ・ウィスキーがついていて、銀河英雄伝説のヤン・ウェンリーよろしく一杯やりたい気持ちもあったのだが、アルコールに弱い僕のことだから自制することにした。
ケーキは大変美味しかった。さすがは専門店。良い誕生日ケーキを食べることが出来ました。ありがとうP嬢。
梅田にある店がP嬢はお気に入りだそうで、その理由が制服がフリフリだからだそうだ。フリルがついてれば高得点らしい。僕のスーツにもフリルをつけることを検討しよう。

ケーキを食し、糖分で腹を満たした後、ロフトへ行った。
僕はもう2,3年前から、自室の掛け時計が古いから新調したいと言ってたので、その願いを叶えてくれるらしい。
家具のあるフロアに飾られた掛け時計を見て興奮していた僕だったが、「コレだ!」って思えるものがなかったので、東急HANDSも見ることにした。妥協はしたくない…!
東急HANDSの地下1Fにあった時計の中でも、初見で閃くようなクールな時計はなかったが、ずっと見ているうちに一つの時計から目が離せなくなった。
これだ…

ワン
ツー
スリー

新しい時計
四角い形の時計ではあるが、数字も実にシンプルなフォント。
しかし、特筆すべきは文字盤を覆っているアクリルのようなもの。
画像ではわかりにくいが、四角の上辺と下辺を、アーチ型の曲線をしたアクリル板のようなものが時計全体を覆っているのだ。
これが非常に目に付いて離れないので、君に決めた!というわけだ。
そうして第二プレゼントとして買ってもらった時計を引っさげて、ディズニーストア経由でゲーセンに行き、少女マテリアルのプリクラを撮った。プリクラが少女マテリアルを撮るために存在するものなのかどうかは議論の余地があるところだが、とりあえず実績を一つ作ってみた。
16時過ぎにスイーツ(笑)をたっぷりと食べたために、そこまで腹は空いていない。しかし何も食べないで過ごすには心もとない。と言うわけでポムの樹でSSサイズのオムライスを食べることにした。非常に美味だったが、店員さんがグラスを割ってしまっていた。
そうして帰宅し、部屋に時計を早速飾り、少女マテリアルを読破した。絵の上手さ可愛さエロさもさることながら、漫画としても普通に面白いと思うんですよワタクシは。さすがはかみちゅ!の人ですね。

27日は、Eがオークションで約20000円で落札したというスピッツ純情双六全国ツアーのライブDVDをEの家まで鑑賞しにいった。値段が高いのは、当然これが限定品であるため。プレミアがついている。
内容のほうは、プレミアの名に相応しいほどの、スピッツファン垂涎の出来。
『夜を駆ける』はほんとヤバすぎ。僕の語彙が少ないとかそんな事実はさておいたとしても十分に筆舌に尽くしがたく、「すごい」としか形容できないほどのすばらしさ。神々しさ。一つ一つのメロディーがいちいち綺麗で、完成度が高すぎる。見入ってしまって、持っていたアイスが溶けていることにも気づかなかった。
スピッツのライブには安定感があることがファンの間では通説で、ミスチルやレミオロメンみたいに曲の肝心なところで声が出ないとかいうのがありえない。
異常なほどの演奏力。それがスピッツのライブだ。
エッセイ集『旅の途中』を読むと、世間的なスピッツのイメージが如何に作られたものであるかがわかる。ロビンソンが爆発的に売れたため、そのイメージで今後続けていくことを余儀なくされたわけだが、それはメンバーとしては不本意なことで、実際その後、ベストアルバムである『リサイクル』を出すまではひたすら迷走を続けている。第一、ロビンソンは名曲として認知されるようになったものの、曲が出来た当時はメンバーは「また地味な曲が出来たなあ」程度にしか思ってなかった。B面に収録されている『俺のすべて』のほうがメンバーとしてはお気に入りで、本当はそっちをA面に持って行きたかったが、レコード会社との関係でそうはならなかったらしい。
今はどうかと言うと、『ロビンソン』はライブじゃ時々歌う程度にしかならず、その一方『俺のすべて』はライブじゃ必ず歌われるほど、スピッツのライブじゃ定番の曲になっている。『俺のすべて』を演奏しているときのメンバーは本当に楽しそうだ。
僕もEもスピッツを語り始めるとキリがないが、一ついえるのは、メジャーとかマイナーとか、名曲とか駄曲とか、売れるとか売れないとか、そんなのはどうでもいいからスピッツにはスピッツの作りたい曲を作ってもらいたい、って言うこと。シンプルだ。

ライブのDVDを見てひとしきり語り終わったあと、テニスの練習に行こうということで車を走らせていたものの、河川敷にあるテニスコートへの行きかたがまったくわからなかったので断念。仕方ないからライブ映像を観た興奮を持ってカラオケに行こうということで1時間だけ歌ってきた。うん、まったく歌える気がしなかった。

そんな感じに週末も終わり。最近週末がやたら充実していて楽しいけど、その分平日の仕事もメリハリつけて頑張らないとな。