5月28日
ANAの機内食がおいしかった。容器にはマスタードチキンと書かれていた。
予定より10分早く到着。風向きが良かったのかな。飛行機は予定より早く着くことはあるが、電車はない。信号があるかないかの差だろうか。
上海空港は今回は検疫検査があった。あの、体温を測るやつね。
今回はやけに人が多くて、イミグレーションで時間がかかった。
中国は発展が激しくて、来るたびに違う高速道路が出来ているような気がする。
初日から遅くまで働くのが嫌だったので、やることだけやって早々にホテルへ帰った。来るだけでなんだか疲れたしね。
いつも中国にいるときは週に何回か行く店。大体なんでも超おいしい。しかもめちゃ安い。
今日はいつものメニューに加えて、春雨みたいな料理を注文してみた。15元だった。ピリ辛で激うまだった。また今度頼もう…。
追記:
[TED Air] TED講演をお勧めします。 ジェイソン・フリード:なぜ職場で仕事ができないのか
http://www.ted.com/talks/jason_fried_why_work_doesn_t_happen_at_work.html
昔から色んな本で指摘されてる通りだけれど、オフィスへ通勤させるのは所詮は経営者や管理者の都合であって、従業員を信用して本当に仕事をさせるのであれば、通勤の必要はないと思う。
「本当に仕事をしてるのか?XBOXで遊んでるのでは?」
と心配するのは当然だけれど、ジェイソン・フリードはこれを「任意の妨害」と呼んでいる。
オフィスでの妨害は、同僚からのどうでもいい話、上司からの無意味な会議など、自分の意志とは無関係のところから生まれる。
仕事への集中は、良い睡眠と同じで、時間を細切れにされて出来るものではない。30分おきに何かしらの妨害があっては、「十分な睡眠を取りました」なんてとても言えない。
自分の意志で自分の仕事をするとき、とても生産的になれるのだが、現代のオフィスはそれには向いていない。
インターネット環境が整っている現代、会議すらも自宅から可能だ。オフィスに通勤するために睡眠時間を削られている人は、通勤の負担を減らすだけでより良い睡眠を得られるし、コンディションが良くなればそれだけ良い仕事が出来る。
この動画にもあるように、1時間おきのタバコ休憩は誰も咎めないのに、1時間おきのYouTube閲覧は酷く嫌われる。もちろんこうしたサイトを規制している会社も多いし、僕の会社もそうだ。
5月29日
食堂に行くと、会社の別部署の先輩(と外注さん2人)がいた。確かこの人、今年のもう半分ぐらいは中国にいるんじゃ…また聞いてみよう。
5月30日
ホテルで結婚式があるみたいで、ロビーでは朝から人の出入りが激しい。
中国では、結婚式のたびに、盛大な花火があがる。僕も休日にホテルの部屋にいたとき、街のあちこちから花火があがるのを目撃したことがある。結構うるさくて、あれが早朝だったらマジストレスフル。
雑用はさすがに回ってこないが、他のプロジェクトの要件やら、将来のシステムの話やら色々だ。一番厄介なのが、別の国の仕事。中国でインドネシアの対応とかするとき、一度日本の僕の端末に接続して、そこからインドネシアの端末に接続したりするから、そんなときに中国の別の場所の端末にアクセスする仕事が舞い込んできたらもう大変。
エレベーター内にOWPのあとがあったら最悪だったけど、幸い何もなくて良かった。
5月31日
最初に空港で換金した時の金がもう底をついたので、朝食を食べたあと換金しようと思い、フロントに行ったら「we don't have enough money」といわれて断られた。なんだと。昨日も結婚式か何かあったのか、やたら人が多かったから、それが関係あるかもしれない。(追記:中国じゃ結構あることらしい)
隣にもいくつか銀行があって(驚いたことに、銀行が6つぐらい隣り合わせになってた!)、二つ目の銀行ではちゃんと換金してくれた。何してるのかわからんぐらい時間かかったけど。
中国では、乾杯!の合図で一気飲みしないといけない。もちろんこっちの酒と言うのは白酒。アルコール度数35度~50度の蒸留酒だ。
これを偉いさんがついできて、乾杯!というのだから、超体育会系の日本人でも、せいぜい8杯が限度。10杯以上なんて少なくともうちの会社では聞いたことがない。また、特に白酒は一人でチビチビ飲むんじゃなく、男を試す飲み物とされているため、基本一気飲みだ。
日本と違い、こっちは酒の席で相手をベロベロに酔わせることに喜びを感じるのだとか。日本は「酒は飲んでも飲まれるな」の通り、節度のない飲み方はいけないとされる。
というわけで、僕みたいな若造は、乾杯の集中砲火の格好の的になる。
まずは部長から。続いて課長。通訳の人。それから中国メンバーが何人が続いた。
結局、白酒6杯、ビール5杯を一気飲みしたところで、僕の意識は途切れた。トイレまで運んでもらったのは覚えてるが、そこから先はほとんど覚えてない。
気付くと僕はこれを持っていて、どうやらチャイナ服店員さんが泥酔した僕を見て気を利かせて持ってきてくれたらしい。アルコールの分解に定評のある(?)ブルーベリーの飲み物だそうだ。底にブルーベリーがやたらと詰まっている。
いやあ、これほど酔ったのは初めてだ…今までキツかった宴会はいくつもあるけど、限界を突破したのは初めて。
6月1日
起きたらまだ酒が残っていて、気持ち悪かった。頭痛はなかったけど、酩酊感が全然取れない。腹に何か溜まり続けてる感じがする。白酒飲んでるときもそうだけど、ニトログリセリンを舐めた時のような頭痛は起きない。だけど今日は休日ではなく仕事なので、起きなければならない。
とりあえずシャワーを浴びてサッパリとした。
仕事中は、最初は頭がフラフラしててキツかったけど、昼を過ぎたあたりからだんだん元に戻ってきたので、問題なく仕事出来た。
中国式マッサージは、主にツボを刺激して行われる。
タイ古式マッサージは、主に関節を柔らかくするように行われる。
どちらもそれぞれの文化の理にかなったものだが、僕はタイ古式のほうが好きだな。
6月2日
結局起床したのは6時だが、10時間寝た後みたいにクリアに爽快。
レガシーシステムの中身がブラックボックスすぎて手が出せない。
月曜日に、関係してそうな人に連絡して話を聞くことになった。とにかく、よくわからない部分に手を突っ込むと被害が出かねないから慎重に行こう。
なかなか料理が運ばれてこないので、中国語を話せる駐在員が、「まだ料理来ないの?」と聞いたら、「鳥を今さばいてるからちょっと待っててね」と回答されたらしい。
Oh…新鮮な捌きたての鳥…
ぶつ切りにされた鶏肉が運ばれてきて、鍋に放り込まれた。いや、おいしかった。当たり前だけど、普通に鶏料理。
日本人は足の部分をうまく食べれないと聞いて、よしいざ挑戦と意気込んで鍋から足を取り出してみると、コレがもう完璧にまんま鳥の足で、原形保ちすぎだった。結局、うまく食べることは出来なかった。
酒は白酒じゃなくて黄酒。日本酒みたいな飲み口だね。僕は別に酒に好き嫌いはないので、普通に飲めたけど、駐在員の人は苦手みたいだった。
結局、ビール6杯黄酒3杯焼酎水割り2杯飲んだけど、ホロ酔い気分だった。
やっぱりあれだよ、白酒の一気飲みが危険だってことだよ。
6月3日
昔々、時は13世紀、隣国からの侵入者を防ぎ、また監視するために、山に関と壁を設けたと言われている。ちょうど万里の長城のローカル版のようなものだ。
ちょうど山を挟んで街の裏側を見下ろす形になっている。大きな湖と田園風景が広がる。
頂上から見下ろした風景。曇ってるけど綺麗。
途中、野生の山羊が4匹ほど飛び出してきた。
野生の山羊は、仲間を呼んだ。
野生の山羊は、仲間を呼んだ。
野生の山羊は、逃げ出した。
だが、僕は買い物をせねばならない。
マウスの電池が切れていて使えなかったのでタッチパッドで仕事していたが非効率なので休日に買いに行こうと思っていたわけだ。
ついでに食料も買いたかったので、ウォルマートに行きたかったが、山からだと徒歩30分はかかる。ここはちょっと楽をしよう。タクシーを捕まえて、ケータイでデパートの名前を漢字で伝え、運んでもらった。市内だったら150円ぐらいで大体移動出来るからイイね。
supernaturalのガッカリ感が半端なくなってきたな。なんで神々の戦いが肉弾戦なんだよ。もっとこう超常的な能力とかあるでしょ!
ルシファーに対して素手で突進していったガネーシャとか見るとアッチャーってなるわ。瞬間移動とかはよくやってるくせにそれを活用せず走ってパンチとか神々の戦いじゃねえよ。ボブサップでも勝てるわ。
まあ、なんだかんだで面白いから良いんだけど、シーズン2までの旅日記的な雰囲気カムバックしないかなあ。あのロードムービーがすげえ良かったのに。
6月4日
タイのほうも佳境だし…まあ、日本メンバーでフォローしてもらいますけどね。中国からタイのフォローとか、色んな意味で無理ゲーだし。
だけれど今回は業者さんが知ってる料理を注文してくれたので安心した。一つだけ、ウェイトレスさんが指さしてくれた料理をジャパニーズノリで頼んでみたが、美味しいものが出て来たので良かった。
結局、3品しか注文してないのに、全部食べきれなかった。量が多いんだよ…。
チャーハンを頼んだとき、「2つアルか?!」(訳:水上)と聞かれたけど、絶対多いと思ったから一つにしたが、正解。二人でも食べきれない量だった。
前に嫁と日本の中華料理店に行った時に食べたユーリンチーという食べ物が忘れられなくて、「ヨウユーリンチーマ?」と言ってみたけど首を傾げられた。業者さんが「あれは確か台湾の食べ物じゃなかったかなあ」と言う。マジかよ、日本の中華料理は中国のも台湾のもごちゃ混ぜかよ。
仕方ない、ユーリンチーは諦めよう。
なんだよ、僕らは滑り込みセーフかよ。つか早いな、まだ20時過ぎだぞw中国人の夜は早い…
6月5日
最近眠りが深いのか浅いのかよくわからない。目覚ましが鳴る前に目が覚めるのはいつも通りだし、起きれないこともないんだが、二度寝してるときの身体の重さがいつもより重い。
プログラマーであり、アーキテクトであり、社内SEでもある僕が出張して仕事をするということは、出張先での細かなことは全て自分の責任の範囲内において好きなように小回りを利かせれるということなので、僕としては非常にやりやすい。
もちろん、自分の裁量に任せた仕事ばかりしてるといけないので、定期的な上司への報告や、判断内容の事後確認は怠ってはいけない。それをすると「勝手に仕事を進めてしまう」ことになり、間違った判断の発覚が遅れてしまい、そういう事態は一番リカバリーが難しい。鉄を打つのは熱ければ熱いほどいいし、問題の芽を摘むのは小さければ小さいほど容易い。
明日うまく行けば出張の目的は達成だ。
6月6日
システムの導入は気をつけなければいけないことが多い。僕は100%は目指さない。いくら時間があっても足りないから。でも80%以上は保証したい。
まあ、問題点は洗い出せたから、ほぼ大丈夫だろう。
きっとうまくいく。
これがうまくいけば、しばらく中国に来ることもない…のかな?
システム導入は完了、特に問題はなかった。
今回の出張目的は7割達成した。残りは僕が帰国してからもこっちに残っている業者さんに任せる。もちろん、日本からフォローはする。
今回の出張の目的ではないけど、出張時にやっておきたいことが、結果的に出来なくなったので、それを偉い人たちにどう説明したものか悩む。
例えば、「金払ってんだからちゃんとやってくれなきゃ困るよ」と言われても、厳密には「この仕事をするだけの金はもらってない。元々計画外作業だから」とは契約上言える。
僕が完全な部外者なら、割とそういうべきかも知れないけど、同じグループ会社なので言いにくいところがある。このへんはあまり言えないけど。
これを言うと愚痴になるけど、「金払ってんだから…」と言われたとき、「思考停止ワードだな」と思った。現実問題として、いくら金を払われても、時間や人は有限なんだから、リソース的に出来ることにも限りがある。ましてや多忙を極める最近、金を多く払うからといわれても断ることもあるしね。
で、ましてや今回の出張目的は完全にクリアしつつある。何度も言うが説明が必要になった残件は計画外作業でしかない。金のことを言うんだったらお門違いだ。
…とはいえ、この計画外作業も実際のところは弊社の不始末とも言えることだから、いくら本件が僕が入社する前の話だとは言え、「会社として」の話をされると黙らざるをえない。「自分の入社する前の話なので知りません」では通らないところが辛いね、本当なのに。
6月7日
疲れがめちゃ溜まってるのがわかる。
5月の結構なハードワークのあとだからだろうか?それとも、加速度的に多くなる仕事に圧殺されそうになっているから?
タイに出張中の上司はタイの仕事しかしてないのに、僕は中国にいながらタイと日本の仕事をしているなんて不公平だ。インドネシアにいる先輩からも電話かかってきたり、5年目にもなるとさすがに忙しくなってくるね。
6月8日
高速道路で約2時間。上海空港に到着する15分前まで、僕は爆睡してた。
今回も金属探知機には引っかからなかった。上々だ。ただ、イミグレーションで出国カードを出すのを忘れてしまっていた。ああ、あったなそんなの…

