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2007年4月26日木曜日

『光栄なことです。私は元々優秀じゃありませんので。』

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現在のところ、若干強引な方法を用いてはいても、メンバーをうまく統率出来ているために、全ての作業進捗は予想以上、期待以上に前倒しで進めることが出来ている。
僕が優秀だからとかそういうのではなく、単に約束をきちんと守ってくれるメンバーだから安心して僕は僕なりの考えを実行出来るだけだ。舵を取ることが僕の仕事だと思っている。
元々、僕はそういう大局的な目で物事を考えることのほうが得意だという自負があるため、細かいことに口を出してバランスを崩すよりは、各々に細かいところは任せて、僕は全体を管理するというほうが向いていると思う。無論、下っ端として適当な雑用をこなすことに嫌気を覚えるわけではない、むしろたまにはそうありたいものだと思う。考えてみれば、少なくとも専門学校時代では4年間ずっとリーダーやってきたわけだしな。おかげで無駄に顔が広くなった。まあ今後のささやかな自慢のネタぐらいにはなるか。

作業配分を均等に行い、可能な限り自宅作業はさせないようにしているから、「水上さんのおかげで楽だ」と言ってくれることが僕には非常に嬉しく思うし、それを内心自慢にしたい。
ほかのグループは、何故か「みんなで遅くまで残って作業をする」と言うことに美徳を覚えるタイプの人間がリーダーであることが多いようだが、「会議は踊る。されど進まず」と言う有名な格言を知らないのだろうか?僕は10人程度で集まった場合、2~3人が頻繁に発言をし、その場だけで何かが決まる場合、残りの7人の意見が聞けなかったり通らなかったりする可能性を酷く危惧する。声の大きいやつの出す意見が正しいなんて僕は思わない。それは単に性格の違いであって、思想的に優れてる証明にはならないからだ。実際、あまり発言しないおとなしいタイプの子の一言がありがたいヒントになったことなどいくらでも類例がある。それに、数人の頻繁に発言するやつの意見が必ず取られるなら、その他大勢はそこにいる意味はない。そこにいさせるのは、強者にとっての状況証拠程度の理由だ。
だから僕は集まって話すことを避けている。特にブレインストーミングに毛の生えたようなことは、集まってやりたくない。他者の意見に左右されてしまうことが多々あるからだ。僕はその人の生の意見が聞きたいのだ。僕はその個人の個性あるアイデアが知りたいのだ。