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2007年10月15日月曜日

Windowsから脱却してみた

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Ubuntuと言う、最近一部で流行っているらしいLinuxディストリビューションにOSを移行した。
移行して5日目になるが、普通に使う分にはまったく問題ない。
むしろ、Windowsと違って、変なエラーが出たりしないし、非常に軽い。
感触として思うのは、Windowsはいろいろ入っている中から、カスタマイズするときに不要な部分を削ぎ落とす、と言った感じだが、Ubuntuは(と言うかLinux全般は)始めは最小限で、カスタマイズ時に必要なものだけ入れると言うような感じ。
だから、PCの電源を入れてからブラウザをショートカットで立ち上げるまでに2分もかからない。動作は極めて軽快かつ安定。

アプリケーション面で少し不便になるかな、と思ったら、言うほど影響は出ていない。
と言うのも、もうほとんどがOSSやSaaSのものを利用しているから、OSなんて本当に関係がないのだ。WordやExcelなんて、OpenOfficeで十分に代替出来るし、google docsを使うのもいい。
極端な話、Ubuntuに移行する前から、自宅のPCでなくても同じことが出来るような環境構築に努めてきたから、自宅のPCがWindowsからLinuxに変わったところで、なんの問題もないのだ。

全音楽ファイルは別HDDに保存してあるから、Ubuntuからも、それをマウントして使えばいいだけの話だし。
各種メッセンジャーも、いまやブラウザで一括サインインしてくれるサービスがあるから、それを使えばいい。全体としてWindowsほどは重くはならない。

ただ、使えるソフトウェアが少なくなった。
フリーソフトのほとんどはWindows上で動くものだから使えない。
ゲームにしてももちろんそうだ。

だから、マルチメディア関係のものに関しては少し不便さを覚えるけれど、実際的なことに関してはまったく問題ない。
むしろ、余計なことが出来なくなった、と言う点で、自身に集中力を高めさせる良い契機になったと前向きに解釈することさえ厭わない。
それに、どうしてもWindowsを使う必要があるときなんて言うのは、それこそノートPCを立ち上げれば済む話だ。
特に、僕が使っているmp3ウォークマンは、転送ソフトがWindows上でしか動かない。だから、新しい音楽を入れるときには必ずWindowsを立ち上げないといけないんだけど、そのときだけノートPCを立ち上げて、接続してリッピングして転送すればいい。
リッピングしたmp3ファイルはSambaを利用して別HDDに転送しておけば、Ubuntuからも読み出せることが出来るし。