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2007年11月18日日曜日

『君と遊ぶ 誰もいない市街地 目と目が合うたび笑う 夜を駆けていく 今は撃たないで 遠くの灯りの方へ駆けていく』

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一昨日の金曜日、Tが就活の関係で僕の学校の近くまで来るらしくて、その日は僕も最終まで授業があったので、晩飯でも食いに行こうかと言う話になり、近くのスタバで待ち合わせてコーヒーを一杯飲んだあと、僕が学校の友人達と頻繁に足を運ぶ美味しい饂飩屋に行って饂飩を食べた。
いつも、Tと晩飯を食ったあとはひとまずカラオケに行ってスピッツを歌いまくって日頃溜まっているストレスを発散すると言う運びになっているので、一昨日も例に漏れずそうした。
しかし、いつも僕達はシダックスにいくのだが、梅田にあるのを僕達は知らない。なので難波まで出てシダックスに入った。さすがに広い。

スピッツのニューアルバムが先月出たので、時期的にもう全曲カラオケに入ってるだろうと予想を立て、見事命中。まあ一ヶ月も経ってるんで当然なんだけど。
シングル化されてるやつと、バラードすぎてテンションの下がる『P』を除いて全部歌ってみたので、その所感を。この日僕の喉はかなり調子が良く、高音域までちゃんと出た。いつも出ないのに。

1:僕のギター
サビが人類では出せない音域。舌が飛んでいくかと思った。

2:桃
名曲すぎて歌っている途中もお目々がウルルン滞在記。調子が良いときには出ない音域ではない。

3:群青
まごうことなき名曲。音も高くないし、結構歌いやすい。息継ぎがちょっとしんどいけど。

4:Na・de・Na・deボーイ
ノリの良いロック調で、かつラップ部分が少しあって、ハングルの言葉も含まれてたりする、スピッツならではの遊び曲。サビの直前からサビの終わりにかけて音が異常に高くなるため命の危険。標識で言うところのスピード落とせ

5:ルキンフォー
実はこのアルバムの中で一番微妙な曲。シングルとして聞けば別に悪い曲ではないんだけど、この名アルバムの中ではかすんでしまう。調子が良ければ歌える。

6:不思議
もしシングルになっていればミリオンヒットは確実だろと言う見解が身内のスピヲタの中で常識となっている名曲。でもサビが高くて歌えましぇん。

7:点と点
やっぱりスピッツはロックだよな!ってことを再確認させるロックな名曲。サビのリードギターのかっこよさは異常。一部だけ異常に音が跳ね上がるけど、それも出ないことはないので調子の良いときは積極的に歌っていきたい。

8:P
歌詞は良いんだけど如何せん暗い。カラオケで歌う曲ではないけどあえて歌うなら、オールの時の夜中3時半とかあのあたり。

9:魔法のコトバ
腹と背中がくっつくぐらいの名曲。ちゃんと歌える確率は街中でメジロを見かけるぐらいなので、どうしても!って時にしか歌っちゃ駄目。

10:トビウオ
今の邦楽にはない、ロック&ポップテイスツを内在した名曲。ノリが良くて結構歌いやすいのでテンション上げるときに歌いましょう。

11:ネズミの進化
このアルバムの中で最ッッッ高に気に入っている曲。歌詞が秀逸。ノリも良くて歌いやすい。僕が総理大臣なら国歌にしてる。

12:漣
まずタイトルがかっこいい。曲もスピッツらしい。歌詞に「君に会うのよ」ってあるんだが、その「のよ」の部分が草野さんらしいぜ!って僕達スピヲタは失禁してる。平凡なアーティストならそこは「君に会うのさ」とかそんな気取った歌詞になるんだけど、やっぱり草野さんはあqwsでfrgthyじゅ89きぉ;p:@[

13:砂漠の花
高そうに思えて実は一番歌いやすい曲。ゆっくりと音が上がっていくので、自然に高音も出る。アルバムのラストソングに相応しい。


と言う感じだ。スピッツの良さがご理解いただけただろうか?ちなみに僕は11歳のころからスピッツファンなので、人生の半分以上をスピッツとともに過ごしている。
なので、僕の人生の目標の一つに、『スピッツの曲を歌えるようになる』と設定されているものがあるので、それを達成すべく日夜カラオケに足を運んで精進しているんだが、なかなか遅々として進まない。

ところが、一昨日は喉の調子がテレサ・テンみたいに良くて、今までまともに歌えた試しが一つもなかった『夜を駆ける』をなんと歌いきることに成功した!!!!!!!!1111
これは僕の中では記念すべき事態である。
21歳のころ、愛媛県は八幡浜のとあるバス停で野宿をしていたときに一晩中聞いていたおかげで頭の中に『夜を駆ける』に合わせた映像が明確に出来るほどまでシンクロしたあの『夜を駆ける』を歌えた!!!!!!!!!!!!1111112345

右心房が破裂しかねない喜びを仕舞っておいて、この調子の良い日を出来るだけ前向きに使おうと、今度は次の曲に挑戦した。

・ロビンソン
・仲良し
・迷子の兵隊

結果から言うと、仲良しは割とすんなりと歌えた。サビが2段構成で襲いかかってくるこの血迷った歌に以前は苦労させられていたが、波状攻撃の2度目のサビの冒頭、「雨上がりの切れ間から」と「悪ふざけで飛べたのさ」の音が出たのでクリア出来た。フフフフ。

しかし、ロビンソンと迷子の兵隊はまだまだまだまだまだまだ歌える気がしなかった。
ロビンソンは、メロ部分が割かし低い音なのでなんとなく歌えそうな気になっちゃうが、サビに入った瞬間そんなものは夢幻に過ぎないと言う現実が襲いかかってくる。ありゃまだ無理だ。僕のチャクラが足りない。

迷子の兵隊は、僕等スピヲタが束になってかかっても歌えない狂気の曲である。まるで農民が猟銃を持ってラディッツに挑むようなものだ。ワンフレーズで喉がbreakする。
が、一昨日の僕はそれなりに健闘した。初っ端のサビを越え、AメロとBメロを越え、2番のサビで撃破されたのだ。なかなかの快挙である。しかし、醜態を晒しながらも最後まで行けたロビンソンに比べ、この迷子の兵隊は断念した時点で体力が尽きてしまい先に進めなくなる。アナちゃんは溶けた。

まあそんなこんなで、まだまだスピッツの曲は精進する必要があるよな、ってことだ。
ていうか限られたメンツの中でしかスピッツを歌えないと言うのはほんと縛りだよな。

こないだスーパーで寿司を買ってきたら賞味期限が切れてたんだよ。
時既にお寿司ってか。黙れ。