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2009年8月21日金曜日

【重要】目覚まし時計について

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昨日今日と、目覚まし時計のアラームが鳴らなかった。
電池がないと言うわけではどうやらなさそうだ。時計は普通に動く。ただ、アラームが鳴る数分前からのみ時計が止まる現象がおきているらしい。
原因はよくわからないが、もうこの目覚まし時計も長いので、ここでいっちょ新調するかと思い立ち、今日会社帰りにヨドバシで買ってきた。
買うまでに実に20分ほど悩んだ。

僕にとって目覚まし時計で一番重要なのはデザインだ。起きてすぐ目にするものだし、一日の最後に目に入るものだから、せめてクールなデザインでありたい。
朝が弱い人なら「スヌーズ機能はあるか」とか「アラームの大きさは」とか、あるいは「一個じゃ足りない」ということで数個選ぶかも知れない。
僕は朝が弱い人ではなくむしろ強い人で、昨日今日と目覚まし時計が鳴らなかったにも関わらず、普通に6時に起きることが出来た。こういう事実からすると、僕はもう老衰寸前なんじゃないか?もう目覚ましなんて必要ないんじゃないか?と思うわけだが、保険と言うのは重要だ。

相当小さい音でも僕は目を覚ますことが出来るので、アラームの音量は特に気にしなくていい。調整出来るに越したことはないが、その機能がある目覚まし時計は少ないし、値が張る。

アナログかデジタルかと言うのは非常に悩む価値のある問題だが、デジタルの時計は総じて値段が高い。つまり無駄機能がたくさんついている。寝てる間はもちろん見れないので、目覚まし時計に温度や湿度の表示は必要ない。
そして、デジタル時計はなんといってもアラームの設定が面倒くさい。
アナログ時計ならダイヤルを回すだけで設定が出来るからとても簡単だ。

それに、最近の時計の多くは「暗い夜でも時間が見える!」なんて書いてて、無駄に明るいLEDライトがバシバシ光っちゃったりしているが、電気を消した後、深夜に時間を見ることなんて年間数回くらいの頻度だから重要視するポイントではない。そういう機能があればあるほど高くなる。僕にとっては実用以上に保険としての意味合いが強いので、保険金を高くかけようなんて思わない。

さて、そうなると完全にデザインと値段のバランスで選択することになるわけだが、これがまた難しい。
当然、値段が高いものはその機能性もさることながら、デザインがいい。思わず店員に「目覚まし時計ってクールですよね」と同意を求めたくなるほどに。
だがただの目覚ましに3000円以上も出すほど僕はブルジョワではないので、1000円前後で探した。
キューブの目覚ましは僕の心を鷲づかみにしたが、思いのほかアラームのセットがしにくかった。
書き忘れたが、鳴ったアラームをどれだけ早く止めれるかと言うのも僕にとっては大事なポイントだ。
前述したように、僕は朝が弱い人ではないので、アラームを止めるスイッチをあえて届きにくい位置に配置し、そのちょっとした動作によって目覚めを誘うなんて言うメーカーの親切な小細工は必要ない。アラームは、即座に止めれなければ単なるストレスの元だ。
というような理由から、キューブ型目覚ましは次点となった。
結局選んだのは、左右にオレンジ色をした半透明の小さなパネルがついた目覚まし時計。奇を衒ったデザインではなく、かといって無骨なわけでもない。アラームを止めるスイッチは上部についているので、ネリチャギでも止めることが出来る。つまりまあ、全体としては無難と言えなくもないデザインだが、980円でこれなら「お、値段以上」だろう。

今まで使っていたアラームがベル音で、朝になるととてもびっくりしていたのだが、今回は心臓に優しい電子音。スヌーズ機能もついているし、アラームを放置していると徐々に音が大きくなって鳴る回数も増えていくという標準的機能も搭載している。これで万一眠るように死んでいたとしても安心だね。

そういうわけで、僕はクールな就寝と快適な目覚めを提供してくれる、よく訓練されたアイテムを980円で手に入れた。

『エントロピーは増大する。つまり全ては無秩序へと向かう。』

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『群論』や『結晶学』によると、一次元(単一方向)に規則的に並べることの出来るデザインのパターンは、5種類しかないらしい。
同様に、二次元平面にモチーフ(ストライプ・バラの花模様・ブッダの絵・クジャクなど何でもいい)を”規則的に”敷き詰めることの出来るパターンは、17種類しかない。
どんな壁紙を見ても、どんなカーテンの模様を見ても、どんな建築物の荘厳な模様を見ても、どんな派手な服の模様を見ても、それが規則的に平面を占める模様である限り、17種類のパターンのどれかに必ず該当する。
考えてみればこれってすごいよな。
ちなみに、三次元空間の中に規則的に物質を敷き詰めることの出来るのは230パターン。
ただし、二次元平面の場合は「モチーフ」となるものは何でも良かったが、三次元空間の中に規則的に敷き詰められる物質と言うのは形状が限定されていて、その形状は14種類しか存在し得ない。それはブラヴェ格子と呼ばれている。
数学によって見えた深遠な真理の欠片だが、そんなとてつもない群論の礎を20歳ぐらいで築き上げたガロアはマジパネェ。尊敬。神!