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2008年3月25日火曜日

寝逃げでリセット

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昨夜は酷い悪夢を見た…2時半から4時過ぎまで全然眠れなかった。
ゾンビの夢とかそういうちゃんとした夢なら見慣れてるので、別にどうってことはないんだけど、昨夜見たのは発熱時にたまに見るあのワケのわからない夢だったので堪らなかった。
感覚としては、四肢が思うように動かずに、海の中のようなところでずっともがいている感じ。頭もモヤッとしてて半覚醒だから、ほとんど夢と現実の区別がつかない感覚。寒かったから布団を被ってたんだが、その布団が僕に時間を提供してくれていたようだった。
この手の夢の一番タチの悪いところは、時間の感覚がめちゃくちゃになるってことだ。もがいているような感覚に襲われていたときも、もうどれくらいの間そうしているのかわからないぐらいだった。だけど頑張って起きて時計を見てみると、寝付いてから実は3時間しか経っていなかったという事実。半年ぐらいずっともがいてた気分ですよ…。

ちょっと調べてみたら、同じように発熱時に悪夢を見る人はやはり相当数いるようで。
いくつか記事を読んでみたら、大体共通するのが「ワケのわからない夢」。中でも、黒と白の球体が大きくなったり小さくなったりして、それを自分は眺めながら潰されないよう逃げ回る、的な内容は僕も見たことがある。あれもまた怖いものだ。

そういう、特に大小の感覚や遠近感が狂う系の感覚は、夢の中だけではなくて実際現実にも起こる人があるらしい。
その現象のことを、アリス症候群と言うらしい。
僕も授業中とかによく、黒板の文字がやけに近く見えたり、周囲の人の顔がやたら遠く感じることを経験したことがある。たぶんアリス症候群の現象なんだろうな。
アリス症候群はその名の通り、不思議の国のアリスに由来しているわけだが、それは作者のルイス・キャロル自身がその不思議な感覚を有していたからなんだそうだ。自身の妙な感覚体験を基にして、不思議の国のアリスを描いたって説もある。

そのアリス症候群、体験する人には偏頭痛持ちが多いらしい。ルイス・キャロルはロリであることでも超有名だが、偏頭痛に悩まされた人でもあった、ってわけだ。
上記で描いたように、僕も頻繁にじゃないけど何度もアリス症候群らしき現象が起こったことがあるし、その僕が偏頭痛持ちなんだから結構符号するよね。
現実世界でのアリス症候群ではなくて、悪夢としてのアリス症候群が偏頭痛持ちに特有のものだとしたら、面白いな。