こないだ、とらのあなでRomanのライブDVDを買うかどうか悩んだのだが、このElysionのライブDVDを見て買う決心がついた。
サンホラは素晴らしい。
好きなアーティストのライブDVDを見るのは気分が酷く高揚する。
というか、あれは本当に『楽団』だなあ、と思った。もちろん僕は音楽的にも素人だから、詳しいことはわからないけれど、とにかくあれは『楽団』だ。
Jimangさんの演出には毎度毎度胸が躍るし面白い。Aramaryさんのありえないハイトーンの声も好きだ。ていうか、『Ark』歌ってるときはマジでしんどそうだったww
まああれはライブで一人で歌える曲じゃないからな…カラオケでも二人いないとしんどい。
やっぱり一番テンションがあがるのは『楽園パレード』。
そのパレードは、何処からやってきたのだろうか…
から始まり、そのパレードは、何処へ向かうのだろうか…
で終わる物語はたまらない。しかも、楽曲の途中で(歌詞の中で)パレードに加わる人たちが、Elysionのアルバムで語られる物語の悲壮な登場人物であるところに、サンホラならではの演出が見えて失禁する。
アルバム一枚を通して物語が完結し、ループし、永続する手法は中毒になる。Jimangさんの特徴的な声がそれにさらに拍車をかける。
wikipediaを見てわかったのだが、Jimangさんはアメリカザリガニから、『絡みにくい人物No.1』認定されてるんだそうだwまああの人は確かに癖が強そうだからなあ…単独で見るのが一番かも知れない。あんまりよく知らないけど。
ライブDVDを見た熱が冷めやらぬうちに色々調べて、今これを書いてるわけだが、サンホラは元々出発点が同人で、そこから口コミやらネット活動やらでメンバーが増えて、今あれだけ巨大な規模の楽団になってることを考えると、『草の根活動』って言うか、『執念』っていうか、そういうのって欠かせないよなあってなんとなく思った。Revoさんは実際僕と大して年は変わらんっぽいし。
要するに、何にどれだけ打ち込めるのか、ということが問題だ。同人という場は、それが正当に評価される場でもあるから、執念があればあるほど成功の確率は比例する。それはサンホラを例に取り上げるまでもないことだ。才能はブースターにはなるけれど、燃料になるのは必ず努力。
とはいえ、現実的な話、いくら執念があっても達成できないことは多い。努力や才能の量ではなくて、環境の差であったり、性格の違いであったりするから。
しかし、ライブの最後の曲が『恋人を射ち堕とした日』とは最高だったね。あれはまさに名曲だ。
弓がしなり弾けた焔 夜空を凍らせて
凛と蒼く別離(わかれ)の詩を 恋人(あなた)を射ち堕とす
遠い日の忘れ物 引き裂かれた傷痕
呪われし約束をその胸に宿して
「避けられぬ終焉は せめて愛しいその手で」
抗えぬ衝動の闇が彼を包んだ
歪む世界螺旋の焔 輪廻を貫いて
凛と緋く血塗れくちづけ 恋人(あなた)を射ち堕とす
(忘レモノハ在リマセンカ?)
古の伝説 その魔物に傷を負わされた者は
呪いが全身を駈け廻り
やがては同じ魔物に成り果てるだろう
(その傷を負ったのはいつ)
それは二人が出会ったあの日まで遡る
彼が彼女を助けた時に負った傷
全ては出会った時から始まっていた
(出会いは喪失への約束)
枯れ果てた涙は 哀しみの蒼い焔を宿し
銀色に輝く矢を放つ
何度でも 唯 彼が息絶えるまで
(Lost)
愛する人を失った世界には
どんな色の花が咲くだろう?
月を抱いた十字の焔 茨を捲きつけて
凛と白く最期の弓矢(Arrow) 私を射ち堕とす
(愛する人を失った世界には どんな色の花が咲くのだろう?)
凛と蒼く別離(わかれ)の詩を 恋人(あなた)を射ち堕とす
遠い日の忘れ物 引き裂かれた傷痕
呪われし約束をその胸に宿して
「避けられぬ終焉は せめて愛しいその手で」
抗えぬ衝動の闇が彼を包んだ
歪む世界螺旋の焔 輪廻を貫いて
凛と緋く血塗れくちづけ 恋人(あなた)を射ち堕とす
(忘レモノハ在リマセンカ?)
古の伝説 その魔物に傷を負わされた者は
呪いが全身を駈け廻り
やがては同じ魔物に成り果てるだろう
(その傷を負ったのはいつ)
それは二人が出会ったあの日まで遡る
彼が彼女を助けた時に負った傷
全ては出会った時から始まっていた
(出会いは喪失への約束)
枯れ果てた涙は 哀しみの蒼い焔を宿し
銀色に輝く矢を放つ
何度でも 唯 彼が息絶えるまで
(Lost)
愛する人を失った世界には
どんな色の花が咲くだろう?
月を抱いた十字の焔 茨を捲きつけて
凛と白く最期の弓矢(Arrow) 私を射ち堕とす
(愛する人を失った世界には どんな色の花が咲くのだろう?)