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2011年10月15日土曜日

中国から帰ってきた

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相当久しぶりになるけれど、中国出張行ってくる!と投稿しておいてそれから音沙汰がなければ、もしかすると「あれ?水上直也はひょっとすると公安当局にジョンリョされたか?」と思われる方がいるかも知れないので、投稿しておこう。

さて、と言うわけで3週間の中国出張から無事に帰ってきますた。
帰国直後、近所の道路でオカマ掘られたのはツイてなかったけれどorz

こういう風に少し時間が空くと、やはり新鮮な驚きと言うのが少し思い出しにくくなるもので、記憶力の低下が危ぶまれる年齢だと言うことは重々承知しているため、こんなこともあろうかと僕はケータイにメモを残しておいたのだ(キリッ
僕がその時に得た感慨や知識などが書かれたメモだ。ほぼ無修正で転載しようじゃあないか。


  • 中国は右側通行、左ハンドル。日本車はほとんど見ない。ワーゲン、フォード、ビュイック、現代、の順で多い。
  • 空は常に曇っていて、綺麗な青空というのが拝めない。黄砂の影響?
  • ローカルのレストランを探してブラブラしていると警察に職務質問された。何言ってるのか全然わからないので「ウォーシーリーベンレン」って言ったら笑って解放してくれた。こういう時のために片言でも覚えておくべきだな…「私は日本人です」って言葉…
  • 日本食は基本的に高い。中国料理を普通に食べるより2~3倍は金がかかる。っても、500円もあればしっかり食えるけど。
  • 中国料理でもゲテモノがあるらしいので注意が必要。牛蛙とか平気でメニューに書いてる。
  • ローカルのレストランに入ったのに、メニューを指差してもほとんど没有って言われたので不要って言って出て行った。一体何が有なんだよ!
  • 通訳の人に月餅っていうお菓子(?)をもらった。ちょっと味付けがチャイナっぽかったけど、僕は普通に食べれた。後輩は全然口に合わなかったみたいで、一口食べて口を濯いでた。旧暦8月15日は中国では中秋節と言う祝日で、その時に月餅を食べるのが習慣らしい。日本でいうところの、十五夜に団子を食べるようなもんみたいだ。
月餅


  • 晩飯に誘われたので参席してみたら、中国の社長、副社長、部長二人との懇親会だった。僕らみたいな下っ端が何故呼ばれたし。気を使いすぎてイキツラ。
  • 仕事上の問題。僕や後輩みたいなぺーぺーには、というより職制上、まったく手出しの出来ない問題。僕らはシステムを提供する側の人間であり、使う人の業務に精通しているわけではないので、ユーザーが「こういう考え方なんですよ」っていわれたら僕らは首肯するしかない。そういうことは部門同士で話し合って、結論が出てから僕らシステムに連絡してくれと。
  • ナツメという果物?を食べた。ブドウのような形をしているが、歯ごたえはリンゴのようだった。ハオチー。
  • 北京ダックはマジでうまい。ジェンハオチー。
  • マッサージ後、カッピングという中国伝統医術を超お勧めされたので、面白そうだったから受けてみた。まず背中に球体の瓶を10個ほど置き、一つ一つ、中にあるアルコールを燃焼させて、簡易的な真空状態を作る。真空状態になると皮膚が圧力の関係から「強く引っ張られる」わけだが、その状態で15分ほど放置。僕は寝てた。施術が終わってホテルに戻ると、背中中が鬱血。なんでも、皮膚を引っ張ることで外側に溜まる悪い血か何かが皮膚の外側に吸い上げられ、本来の良い血液がちゃんと流れるようになるとか云々。3000年前から世界のあちこちで実践されてる原始的なエステらしく、簡単な割に効果が非常にあるからここまで長く続けられてるんだとか。
マッサージのオプションメニュー

  • うちの会社の人は、マッサージに行くと必ず耳かきをしてもらうらしい。日本橋でやれ。
  • 中国で一番流行ってる日本アニメはちびまる子ちゃん。あんなちびまる子ちゃんのグッズとか初めて見たかもしれん。
  • ホテルの部屋の電源は、よくあるカードを挿すと部屋の電気が入るタイプのやつ。つまり、逆にカードを取ると部屋の電源が落ちるわけだ。冷蔵庫もろともね…朝まで冷えてた飲み物が、帰ってきたらぬるくなってたときのガッカリ感は異常。
  • たぶん中国は、車線毎に信号がわかれてる。

3週間いても結構暇なもんで、正直時間を持て余す。
そして中国はインターネットの制限があるんで、日本みたいに引きこもりに適していると言うわけでもない。
しょうがないのでタクシー捕まえて街中ウロウロしてたけど…。タクシーが安いのがいいな。いや、日本が高すぎるのか。
中国のタクシーは初乗り10元(120円ぐらい)。街中走るぐらいならどこに行っても10元を超えることはない。
タイで言うところのトゥクトゥクみたいなのが中国にもあって、それに試しに乗ってみたんだけど、20元って言われた。明らかなボッタクリだけど、抗議する言葉を覚えてなかったし、日本円にしてもほんの100円ぐらいなのでまあいいかと思って支払った。

気温はたぶん日本と同じぐらいだとは思うけど、やたら肌寒かった。こんなに気温が低くなるとは思わなかったので、近くの若者向けの服屋で安い長袖のパーカーを購入した。中国でも、男向けの服って少ないんだな…。

ま、何事も経験ですな。ヤバイと思う一線さえ超えなければ大丈夫。
次はインドネシアかなー。