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2008年2月29日金曜日

twenty-four

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2月の間に、『24』のシーズン4~6まで全部見た(;´Д`)
誇張なく2月は『24』の月だったwシーズン一つ見るのに24時間かかるから、72時間を費やしたことになる…。平日は帰ってきてから寝るまでほぼずっと見てたし、休日も一日費やしてた日もあったぐらいだ。
シーズン1とか2の時は、割と綺麗に終わってたんだが、なんか4ぐらいからいかにも「まだ続きます」みたいな終わり方するもんだから、気になってすぐにディスクを入れ替えて次のシーズンを見てしまったぐらいだ。
ディスクを入れると、デフォルトでは日本語音声の字幕無しになるため、常に英語音声日本語字幕で見てる僕が設定を直すのと怠ると、非常に気持ち悪いことになるw主演のキーファー・サザーランドの吹き替え音声が本人の声に比べれば当然のように緊張感がないため、なんか新鮮な気分もありつつもギャグっぽく見えるんだw
Jack「Bill!This is Jack.What's going on?」
とか言うのが
Jack「ビル、オレだ!何か問題でも起こったのか?」
という日本語になっただけで、あんなに緊張感が違ってくるとは思わなかったw

僕が一番好きなのはシーズン4かな。人間ドラマとしても一番秀逸で名作だと思うし、単純にテロとの戦いも一番難航して面白いと思う。特に、テロの首謀者の計画があまりに綿密すぎて、少年漫画で言うところの「今お前がやっとの思いで倒したやつは私たちの組織の中で一番弱い奴だ」的な展開になって、もう驚くのも疲れるぐらい展開は二転三転した。
その中でも特に好きなシーンは、囮捜査としてテロ中枢に入るために、捕まえたテロ関係者の一人を脅して連れていくんだけど、テロの首謀者が「これが芝居でないか、捜査官を撃って殺して証明しろ」と言ってそのテロ関係者に銃を渡す。テロ関係者はもちろん既に寝返っているから、保身のために囮となった捜査官の味方だ。だがここで渡された銃で捜査官を撃ってしまっては、代償として大事な家族を失ってしまう。「本当に捜査官を人質として連れてきたんなら撃てないはずがないよな?」と迫られるも、立場的に撃てるわけがない。そんなジレンマに駆られた挙句、やはりテロの首謀者を撃つ決心をして銃口を向け、トリガを引く。しかし、マガジンには弾が装填されていなかった。
それを見た首謀者は「やはりな」と言って、テロ関係者を殺し、捜査官を人質にとってしまう…。
これは一例だが、とにかくテロ首謀者の頭の切れ具合が半端でなく、捉えたテロリストを利用して首謀者を掴もうとするも、いつもいつもあと一歩と言うところで裏をかかれてしまうところが、シーズン4の大きな魅力だ。

あとはあれだな。究極の選択が多かった。たとえば重症を負った恋人の元夫と、同じく重症を負った大事な情報を持つと思われるテロリストの命のどっちを優先するか。設備的に、どちらか一人しか助からない。先に治療を受けていたのは恋人の元夫だ。彼を見殺しにしてテロリストを助けて情報を得ることで、大勢の犠牲者が出るテロを未然に防ぐことがなるかも知れない。だが得られる情報は定かではなく、しかもテロリストも助かるという保証もない。助かったとしても時間内に聞きだせるという保証もない。そういう極限の状況で、果たして一体どちらを選ぶのが正しいのか?シーズン4以降ではそういう小さい犠牲を出すか出さないのかという戦時においての究極の命題が頻繁に現れるようになるため、むちゃくちゃ面白い。しかも全てリアルタイムなために、登場人物への感情移入が容易だ。

CTU内部の人間関係はホワイトハウスを巻き込み始めたのでますます複雑になってきたwwww
その中でも舵を取り続けるビル・ブキャナンはマジで理想の上官だと思う。あんな理解のある上官だったらやる気も出るってもんだが…。
それにしてもクロエの人気の高まりっぷりは異常。