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2008年4月30日水曜日

ゾンビーノ

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ゾンビーノ デラックス版
ジェネオン エンタテインメント (2008-04-23)
売り上げランキング: 392
おすすめ度の平均: 5.0
5 これでこそ映画だ!!ブラックユーモア溢れる大傑作!!
4 ゾンビ映画ゎ嫌いだけど
5 ゾンビが可愛いと思ってしまう映画
5 ほのぼのとした映像と残酷シーンのギャップがたまらない、究極のブラックコメディ映画
5 ばかやろぉ!!



いや、『ゾンビーノ』のレビューでも書こうと思ってたらamazonレビューの評価がやたら高くて驚いたwwww
でも確かに高評価を下したくなる!面白い、っていうかすごい新しい。「俺達に明日はない」を見たあとに「時計仕掛けのオレンジ」を見るような感じ。

ゾンビ映画にゾンビらしさを求めてる、ロメロ原理主義な人には物足りないかも知れないけど、ゾンビ映画の一環として見れば非常に秀逸な映画だと思う。
前例のない、『ほのぼの系ゾンビ映画』。ゾンビなのにほのぼの!ホームアローンが好きな人ならきっとこのゾンビ映画も好きになりますね。

これは、ゾンビをおとなしくさせることの出来る首輪の発明により、ゾンビのペット化が進んだ世界での話。
人は死後、火葬で消滅するのではなく、いつかは自分もゾンビとなって社会に役立つことを考えている社会。
ゾンビは単調な労働をのみ行うだけの存在になっていて、新聞配達から芝刈りまで、町のあらゆるところで働くゾンビの姿が見られる。
主人公であるティミーは、その内気な性格から友達が一人もいない。あるとき、周囲で自分の家だけにゾンビがいないことに業を煮やした母親がゾンビを連れてきた。ティミーはそのゾンビをファイドと名付け、段々と仲良くなっていくが、ある日、首輪の効力が事故により一時的に切れ、ファイドは隣人を食べてしまう。

というような感じの話なんだが、今まで殺伐としたゾンビ映画ばかりだった中で突如飛び出してきたこの映画は遠慮なく異彩を放ちまくり。
もうなんつーか死vs生みたいな単純な構図じゃないよねコレ。赤ちゃんを愛でるゾンビが非常に印象に残ったよ。

この映画はゾンビ映画という括りとは言え、全然怖さのカケラもないのでゾンビ映画入門として良いコンテンツとなるはず!