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2008年4月25日金曜日

君よ、奢ること勿れ 我ら歴史と言う大海に浮かぶ小船に過ぎぬ 盛者必衰 沈まぬものはなし

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『仮に学生時代にプログラムをやっていても、それは実社会でやってるものとは違うものだから社会に出たら0から学ぶつもりでいるように』
というのはあちこちで聞いてきたから、僕も、たぶんそうなんだろうと思って心構えをしてきた。
だから、正直なところ『水上くんみたいなプログラムの書き方をしてる人はうちの会社でもそんなにはいないよ』と言われたのは意外としか言いようがなかった。僕はもっと、みんなバリバリと効率も可読性も良いものすごいコーディングをしているもんだと思っていた。『オブジェクト指向はあんまり流行ってない』とか聞くのも一部だけの話だと思っていたし、日常業務で忙しいから新しい情報に触れる機会がないのだと。
それは一部だけ正しかった。新しい情報に触れ自らへの投資を行う時間を持つのは、なかなか難しい。だが、不可能ではない。
それ以外の、IT技術に関する僕が想像していたことは8割がた裏切られたと言っていい。
別にみんながオブジェクト指向を根っから理解しながらコーディングをしてるわけじゃないし、それで仕事は回ってる。マクロを組めなくたってエクセルは使える。僕が時々見るアルファギークなブロガーのような人は恐らくいない。いたとしても極々少数だ。
ただ、それならそれで僕は自分の身の振り方をハッキリと確信出来るってもんだ。
僕は別にプログラミングが特技ってほどじゃないけど、それなりに理解は深いつもりだ。なんだかんだでそういう学校に4年も行ってたわけだしね。
ならば、僕は業務で行うプログラムをサポートするようなものを作れば良い。プログラムのためのプログラムっていうんかな。具体的に言うとクラスとかモジュールとかだけど。それで認められれば僕の地位はまあ安泰だ。そしてそれが僕のやり方でもある。不可欠な部分をつけ、と言うやり方。
僕には僕の培ってきたノウハウがある。それを大いに提供することで僕は望むポジションに行こう。…僕の目論見がうまく行けばね。

にしても7日間で終わらせろと言われた研修プログラミング課題を6時間ほどで終わらせたのは少しやりすぎたか…。社内でもっぱらの噂になってしまっているようだ。
まあ、「あいつはできるらしい」と言われるのは、「僕はできます!」と宣伝したりするよりよっぽど効果的な評価の上げ方だからいいんだけどね。評価の伝聞は必ず尾ひれがつく。知らないうちにバイアスをかけておけば賞与や昇給のときにも有利になることだってあるだろうし。それは僕の立ち回り次第だけどね。