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2011年7月31日日曜日

ヘドウィグ

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保険というのは難しい。

と言っても保険商品の数が多いから、とか言うものではない。保険商品の複雑さは、裏返せば自分の好きなように組み合わせたり選ぶことが出来ると言うことだから、自分の目的に合うよう絞っていけばいい。
僕が難しいと思っているのは、保険に対する考え方を固定すること。

将来に関することは誰でも確率的にしか考えることが出来ない。
万一に備えるのが保険だから、その万一の出来事がどれくらいの確率で起こりうることなのか、それを考えて、判断するのが難しい。

正直なところ、保険選びはギャンブルみたいなもんだと思う。
最悪の事態を想定しまくって高額な保険商品を購入したにも関わらず、何も問題なく順風満帆な人生を送ることが出来れば、保険は無意味なものになってしまう。まあ、もちろん、無意味になるかどうかは結果でしかないわけで、僕が40歳になっても「ああ無意味だったなあ」と思うことは出来ないわけだ。40歳になったときに一度も入院・怪我・病気・事故、の経験がなければ、それまで払い続けたものに関しては無意味だったと思うだろうけど、それは振り返ってみて初めてわかること。

桃鉄でも、「損害保険カード」が必要だったかどうかは、自分の持ってる物件がハリケーンカトリーナにやられるまではわからない。「損害保険カード」を持ってたら、カトリーナによって出た被害は保険金でほとんど賄うことが出来るけど、潤沢なキャッシュを持ってれば別に損害保険カードを持つ必要がない。
また、持ってる物件がそもそも少ない場合、カトリーナにやられる確率が少なくなるから、ますます無用の長物になる。現代の例で言うと、自宅から一歩も出ない引きこもりに対しては、傷害保険をかける必要性がない。

そういう意味で考えると、いつ起きるかもわからない1~2日の入院のために毎月1万円近くも払い続けるよりは、そのお金をうまく運用したほうがトータル的に良い、と言う考え方だって出来る。もちろんそうした場合、1ヶ月の入院が必要になった場合に対応できないわけだ。でも1ヶ月の入院なんて、これからありえるだろうか?脳卒中になる可能性は0じゃない?そうだね。だったら、可能性はどれくらい?

結局のところ、現実的なリスクをどこまで取るのか、と言う話になる。

例えば、これは誇張でもないんでもないけど、原発の事故によって僕らがガンになる確率は今までに比べて高くなっていると思う(今の状況的に「オレガンとかならんしwww」とか思う人は危機感が足りない上に社会的なアンテナの感度が相当悪い)。放射性物質は眼に見えないし、被爆してもわからない。ただちに影響がない、んじゃなく、ただちに影響がわからない。しかも、ガンになっても、放射能との因果関係を証明するのは非常に難しい。
つまり、だからまあ、ガン保険に入っておくことは、今の時代、人生のリスクヘッジとしては良いんじゃないかと思う。

僕は今までに大病を患ったこともなければ入院も1日たりともしたことがない健康優良男性だ。
だから医療保険とかに対して実感がわかないわけだ。今はね。
でも病気になんていつなるかわからない。それだけは確か。肉体的なものじゃなくても精神的なものにしてもそうだ。昨日健康だった人が今日病気になることだって十分ある。


今後、車の性能がどんどん上がっていって、危険予知なんかの機能が充実してくれば、ますます普通の事故の確率は低くなるだろう。
さらに、僕なんてサンデードライバーどころか筋金入りのマンスリードライバーなので、日常的な事故の確率はさらに低い。
そういう現実を鑑みれば、任意保険に高額を支払うのは僕にとってはやりすぎな感さえある。



どこまで考えればいいのか。保険商品選びが難しいのではなく、どこまで悪い事態を想定して生きるか、が難しい。悪い事態はいくらでも想定出来るからだ。



・・・僕は40年後もこの日本社会の構造が維持出来てるとはとても思えないから、それを前提として組まれている長期視点の保険に入るのは実は少し抵抗がある。

話はずれるが、年金ももう破綻してる。僕と同世代のみんなは、たぶん自分の老後は年金を貰えないんじゃないかと戦々恐々としてるだろう。それは正しい。
今でさえ年金の支給年齢が65歳に引き上げられてるから、60歳定年制度を遵守している会社の会社員は定年退職後、再雇用という形で働き続けてる。お金のある人はそのまま辞めてるけどね。
で、さらに年金支給開始年齢が70歳にまで引き上げられようとする動きもあるし、加えて年金の金額も少なくなってる。そりゃあ、仕組み的にそうだよな、年金は世代間扶養なので、引退世代の数が多くなりゃ、現役世代から多く搾り取るか、もらうほうを少なくするしか道はない。だから僕らは備えなくちゃいけない。新しい時代の制度に。

少子化がとても進んでいるのはご存知のことだと思うので、それが社会制度に影響を与えないわけがない。だから僕は「あなたが60歳で契約完了するとこれだけ貰えます!」みたいな文句はあんまり惹かれない。

一応グローバル企業に勤務してるので、社会情勢とかは肌で感じる。紙面を騒がせてる「日本企業の海外進出が加速!」とか言うのも、普通よりは実感がある。
だから、何故そういうことになっているのかということを考えると、社会がどういう流れにあるかということがなんとなくわかってくる。

ちなみに今僕が望んでるのは、雇用面の欧米化。欧米のやり方が正しいと盲目的に信じてるわけじゃないけど、少なくとも新卒至上主義・年功序列制度よりはよっぽど健全だ。それに今の時代、あのやり方は合理的じゃないよ。まあ、雇用面の制度変更が一番難しいんだけどね。根っこの部分だから。でも今はそういう流れになってきてる。この流れは変えられない。

2011年7月27日水曜日

ペロにゃんあずあず

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P嬢からの誕生日プレゼントのひとつであるあずにゃん。
なんだこの秩序なき可愛さは…


2011年7月11日月曜日

第三次性徴期

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40mPのアルバム「39+1mP」は名盤だと気付いた。初音ミクのアルバムの中では僕の中ではベスト3に入る。P単体のアルバムで見ると、 1位のゆうゆP の「四季彩の星」に次いで 2位をつけたい。
中でも、「巨大少女」と「Scrap&Build」が僕の好み。「虹色ノート」や「STEP TO YOU」もジョギングやドライブに合いそうな感じでよかです。

今夏はこのアルバムのヘビロテが決定したようだ。
あ、「LIFE SIZE NOTE」がメジャーアルバムなのか。そちらも拝聴せねば。

2011年7月10日日曜日

ガニメデ

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今度、少し時間を作ってどこかに星を見に行こう。星を見たくなってきた。