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2006年12月24日日曜日

ロボットにも「人権」を 英政府報告書―フィナンシャル・タイムズ

SFをフィクションとして見るのではなくて、参考としてみるほうが正しいんじゃないかと思えるような現代に、個人的な感情を権利に直結するような主張はあんまり好きじゃない。「アンドリュー」とか「AI」(前半だけでいいが)とかを見てみろと。涙するぜ。僕はSFに精通しているわけではないので強く言えないが、たぶんそのあたりの難しい議論に関しては散々言及されているはずだ。
ロボットってのはそれこそモノによっては300年とか動くわけだし、人間と同列には考えられないと思う。
「新・死霊のはらわた」では、「ゾンビにも人権を!」って声高に叫ぶゾンビ擁護団体なるものがあったけど、その団体は結局ゾンビに食われちゃうって言う皮肉な終わり方をしていたけど、実際のところそんなもんだと思うけどね。権利の拡大解釈。
ロボットに人権を認めると言うことと同じぐらい、ロボットには人権を認めないという主張も正しいと思うね。
あれだな、ヤンに独白にあるところの
動機さえ主観的に正しければ結果は問わない、と言う思想が、ろくな結果を生んだ例があるだろうか。
完全な善の存在を信じる人は、「平和のために戦う」と言う表現に含まれる巨大な矛盾をどう説明しうるのか

ってやつだな。

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