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2007年6月23日土曜日

『三つ葉のクローバーを踏みながら探す四つ葉のクローバーなんていらない』

昨日は前の前の前のバイトの仲の良い友達連中との飲み会だった。
僕と茶汰君も例に漏れず声がかかって、いつものように学校から直接行った。僕はそうでもなかったけど、茶汰君は学校のグループ作業のほうが切羽詰ってるらしく、飲み会に行くということで若干ヤな顔面をされたのだとか。ご愁傷様。僕のグループの方はさほどでもなく。まあ僕の方針が「やることやってれば他にうるさいことは何も言わないよ」的なものなので、基本自由。
で、集合しているときになかなか懐かしい顔を見たりもした。
近くの劇場で、元同僚の一人が演劇をするらしく(僕もそいつの名前と顔は一致するし一緒に仕事をした記憶はあるんだけど、それ以上の面識はない)、それを見に来たとかで、偶然飲み会で集合している僕らと鉢合わせたことになるんだが、僕は本当に5年ぶりぐらいに顔をあわせたような感じで、でもそれでも覚えられていてちょっと嬉しかった。先輩であるKさんは紛らわしい嘘をついていたがw

この、いろんな人と知り合いになれたバイトは、僕が大学に入りたてのころDから紹介されたバイトで、いわゆる派遣だ。
僕が働き始めて1ヶ月ぐらい経ったときに、ちょうど新しいバイトを探していた茶汰君を紹介して、茶汰君も入った。
けど、僕は9ヶ月ほどでこのバイトを辞めた。ある程度責任のある仕事を出来てやり甲斐はそこそこあったし、人間関係も面白くて、その点では満足していたんだけど、今から考えれば『派遣』と言う仕事の不遇さに嫌気が差して辞めた。もっと端的に言えば、会社のやり方が嫌いになった、かな。
派遣は当然派遣員、つまり僕らのようなバイトをクライアントに派遣してそれでお金を貰うわけだが、要となる僕ら派遣員の待遇が酷い。チーフみたいな仕事をしだしてからはサビ残は増える一方だった。仕事の割りに給料も少なく、「よくこれでみんな我慢してるなあ」と思ったものだ。まあそれは仕事の面白さであったり人間関係が良好であったことでカバーできるものであったんだろうけど。でも僕はそういう構造がダメだと思った。極端な話、お金をもらうために働いているのだ。仲良しグループが出来ることはとても良いことだと思うが、それが待遇の悪さを覆うアイマスクになっちゃいけない。
今でこそよく待遇改善がどうのと言われる派遣業だけど、種類こそ違えど派遣という業種に対して僕が不合理さを覚えたことは事実。僕が友達に言っていたことは、「なんで派遣員のおかげで会社は仕事が回せるのに、肝心の派遣員を蔑ろにするんだ?僕ら派遣員が所詮は代替品でしかないからか?」。
まあもう昔の話だし言ったって仕方ないことだけどさ(´ー`)仕事は面白かったし人間関係も良かった。それは事実だしそれは今も着実に活かされてるものでもあるから、ある種感謝はしているのだけど。

とまあ、そういう背景があったから、立場的に僕が場違いなような気がしないでもない時期が確かにあったけど、今じゃもうそんなことはすっかり気にならなくなってきた。実際就職をしたり別の道を行ったりで人それぞれ紆余曲折もあるんだしな。みんなより数年早く足を洗った同僚というよりは、僕個人として参加するぐらいの勢いだ。仲の良さは立場で表せるもんじゃない。

で、まあ8人で串家で楽しく飲み食い話。まったくオタクが多くて面白い。3人ほどは限りなく一般人に近いから、しばしば苦笑をしていたけど。まあそれも毎度のことだ。
90分間食べ飲みを続けて、そのあとまた1人合流してそのままカラオケ。カラオケはいつも流れがカオスになるから面白い。
初っ端から『ベジータ様のお料理教室』とか飛ばしすぎだBwwwwwwwwしかもむっちゃうまいしwwwwwwその直後入れる僕が超プレッシャーになるだろwwwww
最後はマイクを回しながら「哀 戦士」を歌って終了。ONE MORE TIME!!!!!!!!!!!!!
マイクをまわしながら歌うのって結構定番なんですかね?まあ面白いから僕は大変好きなんだけど、結構どこでもやってることなんだろうか?GWに高校時代の仲良し理系グループで集まったときにも、「SOLDIER DREAM」と「残酷な天使のテーゼ」をマイク回しで歌って締めて楽しかったのだけど。

そんなこんなで23時半を軽く過ぎていたから解散。僕も帰途に着いた。今回はDが仕事で来れなかったことが非常に残念だった。

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