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2008年11月8日土曜日

『しくじったら、そん時は暴れて終わるさ』

アメリカの海外ドラマである『SUPERNATURAL』のシーズン3を全話見た。
このドラマは、超常現象に遭遇した不幸な人たちを助けながら旅をする二人の兄弟の物語だが、僕が今まで見てきたコンテンツの中で一番アツイ兄弟愛が描かれた作品だ。(もちろんアッー的な意味ではなく。てか二人ともイイ男なので腐女子な方々にはたまらない作品だと思うのだがどうだろう)

SUPERNATURALを見る利点は
1:世界中の説話・神話・寓話・伝説・怪物・悪魔などのフィクションな話題に通暁出来る(そしてwikipediaへのアクセス回数が増える)
2:ロックでクールな男に(気分だけ)なれる
3:家族を大事にしようと思う
4:涙腺が爆発する
だ。



*以下、ネタバレ









二人の兄弟は様々な困難や危機を助け合って乗り越える。悪魔や怪物に片方が囚われても、もう一方が身を捨てても助け出すと言った具合に。
兄弟の父親は、息子たちを助けるため、シーズン2のラストに強大な悪魔によって地獄へと送り込まれてしまった。
その悪魔の手が兄弟にも迫り、シーズン3全編を通して回避策を練る。
しかし迎えた結末は悲惨。回避策は実現ならず、兄弟は引き裂かれてしまう。
最後の最後まで離れ離れになるまいとしていた兄弟だが、運命には抗えなかった。
弟は兄の死を嘆き、兄は弟の名を地獄から叫ぶシーンでシーズン3は終わる。

兄のいない状態でシーズン4は始まるのだろうけど、実際どう話が進むのだろうか。
基本的なストーリーとしては地獄から家族を救い出すという方向なんだろうけど、SUPERNATURALの醍醐味である、笑いあり涙ありのロードムービー的な冒険譚は二人の兄弟なくしては成立しえないように思う。

このSUPERNATURALは他の海外ドラマと比べれば少し認知度が低いけど、僕の中ではランク3には余裕で入るぐらいの傑作。色んな人に薦めていきたいなあ。

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