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2010年3月19日金曜日

B級以上お断り

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どういうわけか最近、友人Eと戯言遣いとは、クソ映画を推薦しあうことが多い。ネタとしては面白いのだが、時間の無駄遣い感が半端ない。

中でも、僕らの間で今一番ホットなクソ映画は「アクアノイド」という映画で、Eがどこからか見つけてきたものだ。

内容は以下の通りだ。

とある島で、アクアノイドと呼ばれる海の化け物が16年ぶりに出現した。
半魚人とも言われたそれは、海で遊ぶ人々を次々と襲い始める。
かろうじて一命を取り留めた主人公は、島の住民に警告を発するが…

というような、3行以上で書くことが大変難しい内容。いや、短くまとめたとかじゃなくて、本当にこれ以上の紹介は書けない。

伏線も何もなく、淡々と物語が進む映画。


アクアノイドって結局何なの?どっから来たの?なんで16年ぶりなの?
とか、そういう疑問には一切答えてくれません。

C級以下の映画にはよくある撮影機器の映りこみ?バッチリあるさ!
派手なアクションシーン?それはないけど、酷い合成の爆発シーンがあるよ!

エログロナンセンス?全部入りだよ!


あと、視聴者を愕然とさせるのは、いきなり「実は私はお前の父親なんだ…」とかクライマックスで言っちゃうやつの存在。

主人公の生い立ちはまったく触れられてないし、その父親とかいうのも、「え?お前誰だったっけ?」とかいう感じの人。
それでいて主人公が泣き出すもんだから視聴者はどうしていいかわからない。違う意味で泣きそう。

僕がここまで言っても尚これを見てみようなんて考えてる不届き兼奇特な人は、どうか見終わった後の口直しや気分転換として何か用意しておいてほしい。
例えば以下のようなラインナップを。

デッドインザウォーター
バンクオブザッド
エンドオブザデッド
ゾンビストリッパーズ
ゾンビリアン
シティオブザデッド
デイオブザデッド2

ちなみにこれはこないだ久々にTSUTAYAに行った時に見付けたゾンビ映画新作。
最近またゾンビ映画の波が来てるオブザデッド。

2010年3月6日土曜日

万物は流転する

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昨日の自分は今日の自分と微妙に違うんだろうな、と軽い気持ちで思っていると、長い目で見たときに自分の大きな変化に気付くことが出来る。
『人生は変わる…何かを知ると。違うか?』とジェイソン・ボーンは言っていたけれど、きっかけは兎も角として、自分自身だけでなく、自分を取り巻く人生ってやつは常に変化の連続。短い目で見ても、長い目で見ても、小さな部分で見ても、大きな部分で見ても。
人生は極めて複雑で、連続的で、少し休んでいるとすぐに様子が変わってしまう。だから理想通りに進むことなんてありえない。
けど、自分の思い通りに進める努力をすることが最も大事だと、僕は17歳ぐらいのときから考えていた。
自分はコレがやりたいからこうする!と言うのは確かに自分の描く理想で、その通りに行くなんてことはまあ殆どないんだが、だからと言って諦観に縛られて流されるまま生きることは僕には出来ない。自分の人生は自分で決める。これは僕の信念だ。
僕が教師や親と真っ向から対立していた学生時代、理想通りに行くことが叶わないとわかっていながら、僕は自分の道を選んだ。周りが勧める良い人生より、悪かったとしても自分が選ぶ自分の人生を選んだ。それは正しいとか間違っているとかそういう問題ではなく、自由意志に基づく選択だ。
そして今、もちろん昔から描いていた理想通りとは行かないが、自分の希望に沿った形で、困難を伴いながらも、物事は進んでいる。
いくら辛くても、物事は止まらない。止まらないのであれば、自分の人生を誰のものにもしないために、せめて先回りするぐらいの気概を持ちたい。僕は強くならなくてはならない。

食事も満足に食べれないほど自分の人生について色々悩んでいるときは、名言がとにかく効果がある。
『近道は、大抵の場合一番悪い道だ』by フランシス・ベーコン
これに関連して、ジョジョの59巻で、アバッキオの同僚警官がこんな名言を言っていた。
『そうだな…わたしは"結果"だけを求めてはいない。結果だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ…近道したとき、真実を見失うかも知れない。
大切なのは、"真実に向かおうとする意思"だと思っている。向かおうとする意思さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、いつかは辿り着くだろ?向かっているわけだからな…違うかい?』
ネットでもこの名言は評判が良い。僕もこれは相当な名言だと思う。
逆説的に、これらから受けた感銘は、僕に目的意識こそが大事なんだと教えてくれる。
理想が潰えても、目的だけは見失わないようにと。自分が大事にしていることは何なのか?自問は常に必要だ。