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2007年5月13日日曜日

『願わくば、君が澪音の世界に捉われないことを……』



ついでだから『クライモリ』の感想も書いておくw
この映画、ホラー映画好きの中ではそれなりに評判なんだけど、僕はキャッチフレーズに先ず痺れた。
『帰れるのは、悲鳴だけ』とか、なんか良いキャッチフレーズだよな。
で、肝心の内容なんだが、まあテキサス・チェーンソーっぽい具合だ。数人の男女が森に迷い込んで、よくわからない人たちに襲われてひたすら逃げるというもの。スリルは満点。ただ構成がやっぱりベタかなあと思わなくもない。でもまあ、ベタであるが故に楽しめる部分はある。『効果的だからこそ多用され、多用されるから陳腐になる』ってやつだ。
こういう系統の映画は『悪魔のいけにえ』に端を発するわけだが(『悪魔のいけにえ』はニューヨークの何とか美術館に、『ゾンビ』と共に「ここまで来ると芸術的」という理由でマスターフィルムが保管されている。)、『クライモリ』はその中でもまずまず優秀な部類なんじゃないかなと思う。

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