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2008年3月27日木曜日

『世界中何もなかった それ以外は』

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夕暮れ海岸
4年間は長かった…。
最後の授業が終わったときに、僕が真っ先に感じた感情は達成感だ。自己満足に過ぎないけど、4年間もよくやったと思う。お疲れ僕。

そう、以前少しだけ触れた追試のことについて少し触れよう。あれは専門学校と言う場を端的に表した出来事なので。

追試と言うのはご存知の通り、通常の試験に落ちた人のための救済措置だ。
僕も対象になったその通常の試験とやらは、数ヶ月かけて行われた産学連携プロジェクトのことで、その成果物の善し悪しによって点数が決まり、点数が一定以下なら追試の対象になる、と言うものだ。
そのプロジェクトが失敗に至った過程と言うのはいくつか記事にしているのでここでは何も語らないとして、問題はそのプロジェクトが終わった後である。

納期から授業終了までの約1ヶ月と言う期間、プロジェクトの成果物が採用されなかった4クラスはなかなか時間内に終わらせることが難しい量の課題を毎日与えられていた。
担当の教師は一人だったため、課題扱いにはなっていても200人近くの課題を短時間で見ることは出来ないだろう、と僕は思っていた。
が、結論から言えばどうやら見たらしい。プログラムに関しては後述するが、紙媒体として提出したものに関しては見たらしい。…睡眠時間がほとんどなくなるまでに。
明らかに担当教師のキャパを超えた量の課題を出し続けると言うのは、ハッキリ言って無策にも程があるが…。
曰く、「成果物が採用されたグループはもっと時間を使っている」そうだが、そこに平等性を求めても仕方ないと僕は思う。平等性を求めるあまり、同じだけの時間を何らかの製作に費やさせようとしたわけだ。一理はあるがなんとも屁理屈に聞こえる。
ではなぜ課題扱いにする必要があるのか?単純だ。「これは課題ではない」と思われれば生徒は何もしないからだ。

課題提出率が一定ラインを切ってしまうと自動的に3月の未認定補講と呼ばれるものに参加することが決定されてしまうので、それを出汁にして課題をさせよう、と言う腹積もりだったわけだ。(ここで言う未認定補講と、上述した追試と言うのはまた別だ。追試はあくまで試験に関することであり、未認定補講と言うのは課題提出率・出席率に関することだ。)
さて、この判断が担当教師の一存によるものなのか、それとも教師側での協議の結果なのかどうかはわからないが、とにかく「採用されたグループが馬鹿を見る」ようなことは避けたいあまりに「平等性を求め」て採用されなかったグループに「キャパを超えた量の課題」を出すに至ったわけだ。生徒側からすると、採用されるされないは正直どうでも良くて、むしろ要件定義が曖昧で、さらにスケジュール的に無理があるのを何とかしてもらいたかったというのが本音だが…環境も整ってないのに士気が上がるわけがない。

翻って生徒側。
はじめに言っておくと、上記に「時間内に終わらせることが難しい量の課題」と書いたが、僕が時間内に終わらせることが出来なかった課題なんてひとつもなかった。
そう書いたのはもちろん、生徒の8割から9割が終わらせることが出来なかったからだ。「一部を除いてこんな課題の量、居残りせずに出来るはずがない」と言うのが大勢の認識だった。
勿論、進んで居残りしたいやつなんていやしない。しかも、上述したように「誰から見てもキャパを超えた量」だから、最終的には承認印を押すだけ押して内容までは確認しないだろう、と踏む生徒がこれまた大勢いた。
よって、プログラムに関しては出来てる人のものをコピーさせてもらえばいいじゃんと言う発想になるのは当然だったし、比較的早い段階でそうした行為が横行した。(一応言っておくが僕がコピーさせるなんてありえない。コピーが発覚したときに巻き添えを食らうのは御免だ。)

2月3週目のある日、「昨日徹夜でチェックしてきた課題を返却する」と言って2週間ほど前の課題を返却してきた。返却されたのは紙媒体のドキュメントのみだったが、明らかにコピーだと思われるものや手抜きだと思われるものは再提出扱いになっていた。まあそこに関しては自業自得だから別にどうってことないが。とにかく「ちゃんと見ているぞ」と言うことをアピールしたかったのだろう。そのアピールが誰に対するもの、否、手抜きした人真面目にやってる人のどちらに対するものなのかはよくわからないが恐らく両方だろう。

4週目を残す段階になって、追認のことについて何の告知もないことのほうが僕には気がかりだった。4週目は僅か4日しかない。追認対象者は40人ほどいる。
それだけの人数の追認を2月中に見ようとなると、結果として「内容の如何問わず出せば承認」になるか「3月まで伸びるか」の2択だと僕は思った。担当教師の性格上、前者はあまり考えられない。真面目にやってきた者が馬鹿を見るということを嫌うからだ。ある一定の水準を突き通すだろう。この性格、エゴと言うやつが皮肉にも自身を追い込む結果になっている。約200人に対して毎日のように出す課題のチェックと、40人に対する追認のチェックの同時を1週間でしないといけないのだから。プライオリティは追認のほうが高い。

と考えたところで、この段階では追認のことは何もわからなかったから取らぬ狸の皮算用でしかないのだが…。
とは言え、心配なことには変わりない。僕は3月の4日から11日まではミッチリ忙しい。学校のことにかまけてる暇なんてない…!なんとしても2月中に追認に合格しないといけない必要が僕にはあった。

4週目の月曜日、残り3日を数える日に、追認の話が遂に出た。
それはとあるシステムの上流工程を終わらせろ、と言うもの。システムの概要が書いてあるドキュメントだけが渡され、それを元にDB設計まで終わらせて、担当教師の承認をもらえば追認は合格となるものだった。
生徒からは怨嗟の声さえ聞こえた。「こんなの出来るわけがない」と。真面目に授業受けてたら出来ると思うけどな。基本情報技術者試験の問題より簡単だし。

が、まあ簡単とは言っても正直言って物理的な意味で厳しい。追認対象者になっていないほうが多いため、授業では今まで通り課題が出ることは間違いなかった。学外の時間を使うしかなかった。
仕方ないから嫌々ながら自宅で一晩で全て終わらせた。本当にこういう焦ったようなことをするのは嫌いなんだが、場合が場合なので仕方ない。
当然僕以外に出来てる人なんていなかった。そりゃあこれだけの量、一晩でもなかなかこなせないだろう…。
僕の力量がスゴイとかそういう話ではなくて、ひとまず形だけ仕上げて担当教師の反応を見たかったから、クオリティはともかく形だけ先に仕上げたというような具合だ。
30枚ほどになるドキュメントを抱えて行くと、案の定駄目出しを食らった。その反応を伺ったところ、それなりに細かいところまで見られることが判明。もちろんポイントはあるようだったので、そこをしっかり押さえれば承認は貰えそうな感じだった。
人によって見るレベルを変えるということを絶対にしない先生なので、これは追認対象者の半分ぐらいは3月も出校する羽目になるんじゃないか…?と思った。と言うのも、先生も先に言ったように忙しくないわけがないため、見る時間が限られてるわけだ。多くて一日2時間程度。少ない日だと30分に満たない。
そんな少ない時間で40人ほどのドキュメントを見るわけだから、そもそも物理的に無理がある。
つまり、僕の目的である2月中に終わらせるためにはただただ拙速のみしかなかった。

結果として、2月中に承認を貰えたのはわずか4人だった。3月の上旬もずっと行かなければならなかった、と言う話を友人から聞いて、間一髪だったと胸をなでおろした。

話が逸れすぎた。授業内の課題の話。
ドキュメントのみ返却することが度々あり、その都度再提出を食らい、新たにドキュメントを修正している間に本来の課題が出来ずにコピーに走る、と言う人が後を絶たなかった。
あるとき、担当教師が「プログラムをコピーした人は挙手しろ」と言った。「正直にコピーしたと言えば、プログラムの書き取りを10回で済ませてやる」と。

補足するが、プログラムのコピーは学内じゃあ重罪だ。停学にこそならないが、その処分の重さは見ていても嫌気が差す。
プログラムの書き取りと言うのは、ちゃんと動作するプログラムのソースコードを紙に鉛筆で書き出す、と言う意味だ。
もしコピーしたプログラムのソースが100行になるようなら、100回書けば計10000行になる。そういう処罰が待っている。反復動作をあえてアナログでやらせるところに嫌らしさを感じる。

ここで、コピーしたことを正直に言えば10回で許してくれるという取引があり、たぶん3~4割ぐらいの人が挙手し、取引に応じた。
これだけなら、正直に言わないほうがどう考えても得だ。何故なら、コピーした人に挙手を促すということは、コピーを自身では探さないと言っていることと同義なのだから。わざわざそんな回りくどいことをしなくても労力を割けばコピーした者は割れる。
だが、本当の問題はここから始まる。200人のソースをツールを使って解析してコピー者を見つけ出すほど余裕があるわけがないのだ。

そこで取った行動は、なんと、挙手した正直者たちに全生徒のソースコードにアクセスする権限を与え、検分するよう指示したのだ。
挙手しなかったコピー者を発見すれば、発見した正直者は処罰を免除されると言う。
つまり、当人たちの言葉を借りれば「友人を売れ」と言うわけだ。コピーした人がいるということは元ファイルを提供した人がいるということ。それも含めて洗い出せ、と言ってコピー用Excelシートまで用意して公開して、そこに逐一クラス記号と出席番号が書かれていった。
この時点で教室は騒然。しばらくの間2chですら話題になり、教育委員会までお出ましした模様。
事件の顛末はわからないが、言うほど被害を受けた人はいなかった様子。さすがにあそこまで表沙汰になれば水に流すしかなかったんだろう。最後の授業のときには謝罪までしていた。

さて、ここが非常に議論の余地があるところだ。果たして誰が正しいのか?
ちゃんとやっていた僕から言わせれば、何を言おうとコピーに関係したやつが悪い。
だが一方、あの課題の量が生徒・教師双方のキャパを超えたものであったことも事実。
そして、生徒にコピーした者を探すように指示したこともやりすぎだ。
2chでは完璧に教師側が悪者だったが、僕はどっちもどっちだと思う。と言うか、それ以外の解釈もないように思う。
だけれど、世間的には教師側が悪者なのだ。教育委員会が動き出したから。
もっとも、教育委員会の話も実際のところ眉唾だが。2chへの書き込みと友人からの話しか情報がなく、教員側からは何の説明もなかったからだ。
不当・不正と言う観点から見れば悪いのは生徒のほうで、立場的に間違った対応をしたのは教師。落としどころはここだと思う。でも結果的に謝罪したのは教師なのだ…。

僕が4年間行っていたのはコンピュータの専門学校で、僕の所属する学科からはPG・SEとして就職する人たちが9割を占める。
学校の課題程度のプログラムをコピーしたとかさせたとかで一喜一憂してる彼らが、激務なしにPG・SEが務まるとはとても僕には思えない。
端的に言うと「合ってない」とすら思える。誰しも自分にあった仕事があると思うが、その観点から見れば彼らはとても自己分析を行っているとは思えない。燃えてから火の元を確認するタイプの人ばかりだ。
だから、「新入社員の何割かは3年以内に辞める」と言うのはまったくもって実感を持って正しい統計だと思うし、それだけ自分の得手不得手が解っていない。
まあ、それを言えば僕だってわからないと思うけど、機械相手の仕事や効率性を求める仕事は僕の性にとても合ってると「感じる」。辞めないことを保証するわけじゃないが、少なくとも「こんな仕事をするつもりはない!」と激昂して退職届を出すようなことはないと確信する。

かくして僕は学生と言う身分を終了し、これからまったく新しい社会人と言う身分へとなるわけだが、正直言って期待とかのポジティブな気持ちよりも不安のほうが圧倒的に多い。でもまあそれはどんな人でもそうだと思うし、何年か経たないと一人前になれないんだから、今ある気持ちの大半は杞憂未満で終わると思うけど。
まあ…なんとかな…否、まあ、なんとかするさ。

2008年3月25日火曜日

寝逃げでリセット

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昨夜は酷い悪夢を見た…2時半から4時過ぎまで全然眠れなかった。
ゾンビの夢とかそういうちゃんとした夢なら見慣れてるので、別にどうってことはないんだけど、昨夜見たのは発熱時にたまに見るあのワケのわからない夢だったので堪らなかった。
感覚としては、四肢が思うように動かずに、海の中のようなところでずっともがいている感じ。頭もモヤッとしてて半覚醒だから、ほとんど夢と現実の区別がつかない感覚。寒かったから布団を被ってたんだが、その布団が僕に時間を提供してくれていたようだった。
この手の夢の一番タチの悪いところは、時間の感覚がめちゃくちゃになるってことだ。もがいているような感覚に襲われていたときも、もうどれくらいの間そうしているのかわからないぐらいだった。だけど頑張って起きて時計を見てみると、寝付いてから実は3時間しか経っていなかったという事実。半年ぐらいずっともがいてた気分ですよ…。

ちょっと調べてみたら、同じように発熱時に悪夢を見る人はやはり相当数いるようで。
いくつか記事を読んでみたら、大体共通するのが「ワケのわからない夢」。中でも、黒と白の球体が大きくなったり小さくなったりして、それを自分は眺めながら潰されないよう逃げ回る、的な内容は僕も見たことがある。あれもまた怖いものだ。

そういう、特に大小の感覚や遠近感が狂う系の感覚は、夢の中だけではなくて実際現実にも起こる人があるらしい。
その現象のことを、アリス症候群と言うらしい。
僕も授業中とかによく、黒板の文字がやけに近く見えたり、周囲の人の顔がやたら遠く感じることを経験したことがある。たぶんアリス症候群の現象なんだろうな。
アリス症候群はその名の通り、不思議の国のアリスに由来しているわけだが、それは作者のルイス・キャロル自身がその不思議な感覚を有していたからなんだそうだ。自身の妙な感覚体験を基にして、不思議の国のアリスを描いたって説もある。

そのアリス症候群、体験する人には偏頭痛持ちが多いらしい。ルイス・キャロルはロリであることでも超有名だが、偏頭痛に悩まされた人でもあった、ってわけだ。
上記で描いたように、僕も頻繁にじゃないけど何度もアリス症候群らしき現象が起こったことがあるし、その僕が偏頭痛持ちなんだから結構符号するよね。
現実世界でのアリス症候群ではなくて、悪夢としてのアリス症候群が偏頭痛持ちに特有のものだとしたら、面白いな。

2008年3月23日日曜日

『地下道に響く神の声を 麻酔銃片手に追いかけた』

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色々してたら大変遅くなりました。
前回の続き。

帰宅してデジカメ内の画像をFlickrにUPした後、3時間ほど仮眠を取った。夜行バスでぐっすりと寝たとは言え、椅子の上での睡眠では体の疲れがあまり取れていなかった。
仮眠後、スキー板を物置から出してリムーバーをかけ、エッジの錆を取った。最低限のメンテナンスだ。あとはウェアやらブーツやらを確認して、夜に備えた。

夜。Dと合流し、途中で戯言遣いとも合流して、夜行列車に乗り込む。前回行ったのと同じ列車だが、人は前より少なかった。理由は簡単。3月はもうスキーとしては春スキーという部類に属し、厳密に言ってシーズンを外れているからだ。
列車に乗り込む前、どこに荷物を置いて待機するか、と言う話になったとき

D「向こう側にはどうやらスノーボードが置いてある…おいお前ら、経験的に考えて、スノーボーダーは単独よりも群れで行動する可能性のほうが高くないか?」
僕&戯言遣い「そう思う」
D「となると、向こうの列には今は人が少なくてもしばらくすると小団体で来るだろう。今置いてるボードは、まあ場所取りだろうな。よし、ここに荷物を置いて待機しよう」

Dの洞察のとおり、15分ほどするとスノーボード客と思われる6~7人の小団体が現れた。なんとも慧眼だ。

前回よりも空いた状況だったので、僕らが大富豪を行うには環境的に良かった。荷物さえなんとか出来れば、ゆったりしたスペースでトランプを広げれるのだ。
しばらく大富豪をして、恐らく福井あたりで就寝することにした。こんなにも早く就寝するのにも当然理由があって、明日晩合流する予定の3人が加われば、当然夜を徹しての騒ぎとなることは疑えないだろうからだ。ここで無駄に睡眠時間を削るのは明日と明後日のことを考えていない無謀に過ぎない。如何に、無駄無理無謀を金科玉条としている僕らにしても、限界ぐらいは弁えるべきだろうて…。

起きればそこは雪国。直江津駅でローカル線に乗り換えて、もう何度もお世話になってる妙高高原駅に到着。
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ここでバスが来るまで時間を潰さねばならなかった。若干1名寒いと言ってる軟弱者がいたが、大阪に比べれば雪が積もっていても全然寒くはなかった。半袖で過ごせと言われれば無理だけど。
そして暇な僕らはとんでもないものを目にすることになる…!
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『11月1日より、タングラムシャトルバスはJR黒姫駅に変更となりました』

うおい!僕らはこの看板の対象者にはなっていないが、もし対象者なら号泣どころの騒ぎじゃない…wせめてこういうことは駅の構内で告知しておいてくれないと大惨事になりかねんぜ…地下鉄御堂筋線のように頻繁に電車が来るなら良いんだけども。

しばらくして来たバスに乗り込んだ。心なしかJDが多かった気がする。もう春休みだからだろうか。
バスを降りて雪道を少し歩いたところに、今回宿泊予定の旅館がある。
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この旅館は、実は利用するのは2回目だ。大学1回生のころ、みんなでスキー旅行に来たときに泊まりに来た経験がある。そのときにかなり気に入ったので今回も利用することにした、と言うことだ。何が気に入ったのかと言うと、一つ目にご飯の豪勢さ、二つ目にゲレンデへのアクセスのしやすさ、三つ目に源泉かけ流しの温泉が内設されている、と言うことである。特に三つ目はほかの旅館にはなかなかないようなものなので貴重だ。朝風呂に源泉かけ流しの温泉に入れるとかマジ贅沢だからな…!

チェックインは出来ずとも荷物を置くことは出来る。とっとと用意をしてゲレンデへ。
初日は僕とDと戯言遣いの3人だけだった。もう今シーズン何度目なんだよ、ってぐらい今冬は来てるので、ガスガス滑った。
妙高赤倉スキー場は非常に横に長いスキー場で、リフトをいくつも乗り継がないと滑走効率の良いゲレンデまでたどり着くことが出来ない。
そのゲレンデはゴンドラ沿いにある。ゴンドラを1本乗るだけで、約4kmもの滑走を楽しむことが出来るようになるのだ。と言っても、それなりにそのゲレンデは斜度があるので初心者はそこまで多くはない。
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今回も、向かい側の山が綺麗に見えるほどの良い天気だった。僕は晴れ男なのだ。
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テンションめちゃあがる。

途中、こっちへ向かってきているEから、「列車事故で遅れている。また連絡する」とメールが入った。
聞けば、金沢付近で車との接触事故があったらしく、動き出すまで1時間かかったらしい。
動き出すのに1時間と言うことは、乗り換えにも当然影響が出るわけだから、結果として数時間遅れることになる…と言うのが恐らく全員の共通見解だった。
もともとは15時か16時くらいには旅館に到着予定だったんだが、18時ごろ到着の見通しに変更。実際、そのくらいに到着した。

まあそれは不可抗力で残念なことなのだが、現地にいる僕らはスキーをする以外に選択肢がない。
昼を過ぎたあたりから少しずつ曇り始めてきて、それでもガスってはなかったので視界はクリアだった。
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時間も近づいてきたので、モーグルコースを通って旅館まで帰ることに。
植村愛子よろしく華麗にクリア…!
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とは残念ながら行かなかった。

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なんとこんな標識が。
まあ、これはコース外滑走を楽しむ猛者のための標識なので無関係だけど。これを無視して滑ったりすると、雪崩が起きたりする。

そうして一日目の滑走は終了。
宿に戻って荷物を部屋にブチ込んで、早速疲れた体を癒すために温泉に入ることにした。ウボァー気持ちいいいぜええええ!!!!
風呂を出ると、ちょうど到着した3人が現れた。10時間ほど移動に費やしていたので疲労困憊の様子だった。その疲労を癒すために風呂にやってきた…と言うわけだ。

みんな何らかの理由で疲労困憊だったので風呂で疲れを癒し、お次は夕飯だ。
ここの夕飯は先ほど列挙したお気に入りポイントの一つ目である。
どう豪勢なのかと言うと、しゃぶしゃぶの食べ放題かステーキの食べ放題が日替わりで食べれるのだ。しかも料金は安い!!(ツアー料金に含まれていたから実勢価格はどんなものか知らないけど)
僕とKは残り4人に比べれば少食。しかしその他4人がよく食べるので十分元は取れる。特に戯言遣いは僕の5倍はよく食べるので、奴一人連れていけばどんなバイキングでも敵ではない。神羅を潰すときにセフィロスがいるようなもんである。
で、相変わらず久々に顔を合わせたとは思えない話が繰り広げられた。なんと言うか…このグループはほんと異端。グループ行動の6割が無駄、3割が無謀、1割が不毛で構成されてる。有益な話とかしたことねえよwwww

部屋に戻ればカオスな時間だ。と言うより、今回はみんなでスキーに来たというよりもみんなで夜騒ぎに来たというほうが正しい。騒ぐためだけに新潟くんだりまで来るというのもどうかと思うがwww
しかし、何の肴もなく騒ぐのも可能だが一部から苦情が来る。
なので近くの店まで買い物に行った。赤倉温泉街は土産物店やらコンビニやらが整っているから助かる。ほかのスキー場だとなかなかこうはいかない。
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おでん缶とかは結構有名だから知ってるんだがカレーうどん缶は初めて見たwwwついドキッぽとなって撮ってしまった。
酒豪であるDとKは持参してきた日本酒を飲み、楓は確か洋酒を飲んでいた。残り3人は無飲だ。特に僕は疲れてるときに飲むとすぐに眠たくなってしまって饗宴を楽しめなくなるからな…。

饗宴の内容は割愛。とてもじゃないが筆舌に尽くせない…。
ただ、今回新しい試みとして面白かったのは『インディアンポーカー』だ。

インディアンポーカーは、プレイヤーが山札から一枚取り、それを自分自身には見えないように他のプレイヤーに公開することで数の大きさを競い合うゲームだ。
他のプレイヤーのカード全てが見えて、自分のカードだけが見えないため、『如何にして強いカードを持つプレイヤーを落ちさせるか』がポイントになる。
つまり、ブラフだ。

もし僕のカードがAで、ほかに見えてるカードが絵札ばかりならば、単純に勝負すれば勝てるはずなのだが、自分がAと言うことは最後までわからない。
だが、他のプレイヤーには僕がAを持っていることはわかっている。そして、僕以外のプレイヤーが絵札ばかりと言うこともわかっている。
そこを突かれるのだ。
たとえばEなんかが「おい直也…この勝負は分が悪いとは思わないか…?こんなに強いカードが揃っているようじゃあさ…特にお前のカードは…おっと、これ以上は何も言うまいて…」
などと話しかけてくるとする。
見えているカードは絵札ばかりなのだから、『強いカードが揃っている』と言う部分は概ね正しい共通見解だ。もちろん、お互い自分のカードは知らないのだからそれを加味しての話だが。
そこでたとえば楓なんかが便乗してきて、「確かに…この勝負は…勝ち負けがハッキリしそうだな」などと言うとする。
僕から見えてるカードは絵札ばかりなので、そんなに勝ち負けがハッキリするワケはない。
だが、楓視点で見れば勝ち負けがハッキリするカードが交じっているということになる。
もしも僕のカードが絵札、あるいはそれ以上なら「勝ち負けがハッキリする」わけがない。強さ的にはよく似たものなのだから評価は「面白い戦いだな」と言うようなものになるはずだ。
となると、僕のカードだけが弱い、と言う可能性が浮上する。

ここで僕が彼らの言に負けて降りたとすると、プレッシャーを与えて降ろすことに成功したEや楓などは、JOKERを除けば最強のカードであるAを降ろしたことになりホッとする。
だが、もしここで僕が「楓がウソをついて僕を降ろそうとしているのか?」と読んで降りないとすると、結果はAである僕の勝ちとなる。

全員が他のプレイヤーにカードを公開したときから、真偽が入り混じった情報戦が始まる。
「強いやつは落とさせる」ことが共通の目標であり、そうして「自分が勝つ」ことが共通の目的である。
発言するプレイヤーAは自分の主観で見た発言が、相手にとっては「Aから見ればそういう意見に取れる」と自分を客観的に見る結果になる。だから発言には要注意なのだが、ここで重要になるのが「ウソ」だ。
相手に「Aから見ればそう言える」と思わせることに成功すれば、ウソの情報を用いて強い落とさせることが可能になる。

ウソが特に有効に働くのは、カードの優劣がハッキリしすぎている場合だ。
僕がAのカードを持っていて、EがQのカードを持っているとして、ほかのプレイヤーが3とか4とか5とかの貧弱カードばかりであった場合を考える。
Eから見れば、僕だけが突出してAのカードを持っていて、ほかのプレイヤーは軒並み弱い。E自身はどうかわからない。
だからEはこういうウソを言う。

「今回はみんな引きが悪いな」

しかし、僕から見たEは強いカードを持っている。他は全て弱い…。
もしもあの評価が正しいのだとすれば僕まで弱いカードを持っているということになり、勝負に出たとしても確実に負ける。
ウソをついてる場合にしても、誰に対してのウソなのかがわからない。皆、自分のカードだけがわからないという点では同じなのだ。
だから楓視点でE以外のカードが弱いのであれば、Eの発言は自分に対するウソだという風に楓は受け取るだろう…。
さらに、Qのカードを持つEに勝てるのはキングかエースのみ…。確率的に考えてここは降りるのが得策か…

と、ここまで考えて僕が落ちれば、Eの作戦は大成功と言うことになる。
自分がウソをつくときは、聞いている相手が、発言者の立場を想定して言っていると考えていると思わなければならない。

もっとも、裏の裏の裏の…と考えればキリがないわけだが、キリがないのは考えだけであって、突き詰めればどこかで襤褸が出る。
…実際問題このメンバーは襤褸がなかなか出ないが。

さて、インディアンポーカーではJOKERを含めて合計53枚のカードを使用する。
それを、今回なら5人で分配するわけだから、最強のカードであるJOKERが場に出る確率は5/53。10回勝負の中にJOKERが一度あるかないかと言う確率だ。
比較的強いと思われる絵札(J~A)は全部で16枚ある。が、それに比べてもまだ弱いカードのほうが圧倒的に出る確率が高い。

そういうカード単体で比べたときの確率もさることながら、場に出ているカードを眺めた上での自分のカードを推理する確率、と言うのがあまりに膨大すぎて、ハッキリ言って他者の反応以外に手がかりがないと同じような状況なのだ。
だから、カードの枚数を減らすことにしたと言う発想に至るのは今考えてみれば当然の発想だった。

カードの種類を1種類に絞ったので、カードの枚数はJOKERを含めて14枚。
JOKERが場に出る確率は1/14。絵札は4/14。
そういう状況にまでルールが改定されたので、自分以外の見えてるカードと、他の人の視線や言動から、かなり推理しやすくなった。
自分以外の4人の手札が全て絵札ならば、自分が勝負に出たところでAじゃないと勝てる確率は低いのだから、降りたほうが得…と言う計算が働く。逆もまた然り。

人間の心理として面白いのは、確率よりも偶然を信じてしまうということだ。
たとえば上記の例で言うと、自分以外が全て強いカードを持っていると、確率的に考えると自分のカードは弱いはずなのに、どうしても「自分も強いカードを引いてるんじゃあないか」と言う錯覚に捉われてしまう。
じゃあ現実はどうなのかと言うと、どっちもどっち。確率で考えたことが当たってる場合もあるし、偶然みんな強いカードだった、と言うこともある。
シュレディンガーの猫じゃないけど、自分のカードを見るまでは中身はわからない。
ヒントがあるのは、確率でも偶然でもなく、ただ自分のカードの内容を知る他者の反応のみ。

インディアンポーカーは、一見するとアホなゲームのように見えるが、ちゃんとルールさえ遵守すればなんとも知的な心理戦へと様相を変ずるのだ。

午前2時を回って、翌日遠方へ車を運転して帰らなければならない楓はさすがに就寝することに。
残った4人もしばらくポーカーやらやってたが就寝することにした。ぶっちゃけ完徹して遊んでも良かったんだが、翌朝またスキーな半日が待っているのだ。帰りの電車でも遊ぶだろうし。

6時に起床したとき、恐らくもっともスッキリしていたのは、もっとも早く就寝したDだろう。たっぷり6時間ほど寝たはずだ。
それ以外は大体3時間半~3時間程度。それでも気合を振り絞って朝風呂へ行き、天気の良い妙高山を見てリフレッシュ!

支度を済ませて6人でスキー場へ。
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最高の天気だぜえええええええええ!!!!!
むしろかなり暖かいぐらい。ほぼ汗ばむ陽気。
DSCN1681
僕や辻やDはシーズン中何度も滑っているので練習の必要もないが、他の3人は久しぶりだということで足慣らしにやさしめのゲレンデへ来て、直滑降前にパシャリと一枚。

午後から電車に乗って帰阪する予定だったので、滑るのは午前中だけだった。
昨日僕とDと辻の3人が主に滑っていたゴンドラ沿いの長距離ゲレンデへ移動して、そこで1時間半ぐらい滑っていた。ゴーグルをしていたけど、青と白のコントラストが綺麗だった。
12時前に昼食を食べて、それからは宿の近くのゲレンデまで移動しながら滑走。
人目につかない場所を見計らって集合写真…と呼べるものかどうか。タイマーで皆写ってはいるんだが僕の胴体には埋められかけた証拠としての雪が乗っかっていて、楓に岩石みたいな雪塊を落とされそうになってる一枚である。
まあうまいことタイマーが働いたみたいで良かった。

宿に戻り、とりあえず最後の風呂。よく風呂入るなあと思われるかも知れないが、スキーのあとは風呂に入らないとヤバイのです。色々と。

E「おい直也の体の垢がこんなにあるぞ。たまにはちゃんと風呂に入れよ」
僕「おっとすまない…なにせ3日ぶりなもんでな…垢も出るさ」
戯言遣い「お前ら汚いぞ」
E「おい、俺はほんの一週間ぶりだ。直也と一緒にするな」

※)この源泉かけ流し温泉では、『湯ノ花』と呼ばれる温泉成分の結晶が浴槽内にプカプカ浮いててそれが垢そっくりなのだ。

上記の会話の中身はフィクションです。ちゃんと風呂は入ってます。Eはどうか知らないけど。

それからは荷物のまとめをして帰阪。電車の中では相変わらず大富豪をしたが席が離れててやりにくかった。
用事のある福井駅で戯言遣いが降りて、他の皆は大阪駅で解散。

次はいつ会えるのか…と思ったけど、たぶん結構な頻度で会うんだろうなあ、と思うと最後の締める言葉もうまく出ねえや。
その証拠に、この二日後、僕と戯言遣いとEは奈良県までテニスをし、ボーリング11Gをやる予定を既に立てているのであった…

To Be Continued...
としたいところだけど11日のことは別に特筆することもないから書かないw
テニスを朝から2時間して腰を大変痛めたのだが、それでもめげずにボウリングを続けていたらスコア196なんて調子良いときでも出ないようなのが出て隣の女子中学生のリーダー格の子が結構上手かったって言う話だけだ。
単なる日常。されど日常。
だけどそういうことももう終わり。馬鹿できる学生身分ももう終了。
これからは何かが変わっていくんだと思う。でもまあ、皆で集まったときぐらいは常に同じ勢いでありたいものだね。

2008年3月16日日曜日

花粉少女

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とうとう花粉症が発症してしまった水上です…。
今日は姉と甥と近くの100均ショップに行って買い物をしてきたんだが、もう鼻が辛いのなんのって。風邪の比じゃないね、これは。
途中でマスクを買ってつけてみると少しは軽減されたような気がしないでもなかったけど、気持ち程度…。

その花粉症について一つ興味深い事実がある。

僕は現在24歳。今までは花粉症の「か」もなかったから、24歳で花粉症が発症したと考えていいだろう。
そして、聞けば僕の姉が花粉症になったというのもなんと24歳だったと言うのだ。ちょうど甥が生まれたときだから覚えているらしい。
ここまでだったらなんとも奇遇だな、という話で済んだ。
しかし、驚いたのは、父も24歳で発症したと言う話だ。これも随分昔の話だが、姉が生まれたときだから覚えているらしい。

…つまり、水上家では24歳になるとどうやら花粉症が発症する、という証左。
遺伝ってすごいですな。

2008年3月14日金曜日

『ゆっくりと歩みを止めて 言葉も記号も忘れて』

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4日晩から7日朝にかけて、P嬢と東京小旅行に行って来た。目的は東京ディズニーシーだ。
5ヶ月ほど前に東京ディズニーランドに行ったときに、「よろしい ならば次は シーだ」みたいなことを言ってたので、僕が相当暇になった今を選んで行って来たってわけだ。
余談だが、僕はワケあって学校の追試を受けなければならなくなっていた。それに2月中に合格しないと今回の旅行に大きな影響が出るので今までの人生で一番必死だった。(これについては色々面白い事情があるんだけど今はそれは割愛)

日程は前回と同じ。
サイレント・ヒル3をガスガス進めていた手を止めて自宅を飛び出した24歳の僕は、P嬢の家へ向っているときに、TDSで装着するために持ってきてと懇願されていたスティッチの耳とエンジェルの耳を置き忘れてきたことに気付いた。幸い約束の時間より早く家を出ていたために、取りに戻ることが可能だったが、P嬢に鞄を預けようとして戻ろうとするも「別にいいよw」と止められた。すいません(´・ω・`)
しばらくして家を出て、P母に駅まで車で送ってもらい、電車とシャトルバスを乗り継いで夜行バスに乗り込んだ。夜行バスに乗り込む寸前にP嬢がウサ耳フードのついたコードを着ていた幼女に反応していた。
夜行バスで徹夜で夢を見ているうちに東京ディズニーランドの駐車場に到着。
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天気は少し曇りだった。
5ヶ月前は外装すら建築中だったTDL前のオフィシャルホテルがもうほとんど完成していた。
近づいてみると、エントランス付近と内装を残すのみ、というような感じだった。それにしてもすごいホテルだよな…デカイ。
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今回は行かないが午前7時過ぎだと言うのにTDLのこの行列を見ると必ず思うことがある。「おまいら仕事は?」
どうやら春休みになった大学生が多そうな感じだった。

ボン・ボヤージュに移動するも、どうやら8時にならないと開かないようだったので、近くにあるレストランエリア「イクスピアリ」に移動して、カフェでモーニングを頼んで食べた。やはり朝のコーヒーは欠かせない。
朝食を食べ終わると8時を過ぎていたのでボン・ボヤージュに移動。そこでP嬢は土産物をドッサリと購入。僕も少しだけお土産を買った。
ちなみにNightmareBeforeChristmasのグッズはまったく見当たらなかった。普段は置いていないらしい……ジャック可愛いのにジャック

買い物を済ませた僕らはディズニーリゾートラインで、宿泊予定のサンルートホテルまで移動。切符はお得な2日間フリー切符を購入した。ミニーマウスが描かれている切符だ。購入する駅によって描かれているキャラクターが違うらしいがP嬢は全種類コンプリートしたとのこと。なんてこなたい。
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リゾートラインの駅の中は全てがミッキー。ウホッ!
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サンルートに到着してから仮チェックインという形で荷物をひとまず預けた。この荷物は勝手に部屋に入れてくれるそうだ。テラ便利。
外出用に荷物をまとめ、軽く洗顔を済ませてからホテルを出立。
目的地は……八景島だ(パーパーパーラーパッパラッパッパッパー(←目的地到着の桃鉄SE

八景島は横浜よりさらに南にある離れ小島で、まあ簡素なエンターテイメントエリアだ。
京葉線→根岸線→シーサイドラインと乗り継ぐこと1時間40分。八景島に到着した。とても良い天気で、海も綺麗で愛犬を走らせたくなるような景色だった。平日なので人もとても少ない。
フリーフォールやら呪いの館やらゲーセンやらが色々あったが、僕らが目指すのはシーパラダイスだ。

これは呪いの館。イ゙ェアアアア!!
じゃなくて、シーパラダイス。
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僕の持つクーポン券でチケットを購入して中へ…

アザラシのサイコクラッシャー
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飼育員にエサを貰うラッコ。ラッコって可愛いけど牙がめちゃくちゃ鋭いんですよね。
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セイウチ。めちゃくちゃデカい。
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なんでこんなにデカいのかというと
成獣の個体が直接ホッキョクグマを迎え撃った場合、ホッキョクグマを追い返すケースも見られる。特に冬を越したばかりのホッキョクグマは体重が大きく減少し体格面で不利であり、また、セイウチの牙はホッキョクグマの四肢や内臓に大きな損傷を与え得る充分な威力とサイズを持つが、ホッキョクグマの爪や牙ではセイウチの分厚い脂肪を貫いて致命傷を与えるのは難しい。
だそうで。ホッキョクグマ対策ってわけですな。
今気付いたけど写真では牙が写ってない…単に見えてないだけなのか…?実際には牙はあったんですけどね。

んで、そのセイウチの天敵であるホッキョクグマ(つまりシロクマ)もいたんだけど、これがまためちゃくちゃ面白い。
僕らが見ているときにちょうど飼育員からのエサが上から投げ込まれて(さすがにラッコみたいに近くでエサをあげることは出来ないらしい)食べてたんだが、投げられたリンゴが水の中に落ちてプカプカと浮かんでいるわけですよ。
それを見たシロクマはなんとか陸から取ろうとするんだけど届かない。水面は穏やかだから浮かぶリンゴも全然陸に近づかない。
やきもきしたシロクマは首を伸ばして地面を引っかいてと非常に見ていて和む行動を取っていたwwwシロクマは泳ぐのが得意なんだから泳いで取ればいいのに、面倒くさいのか全然入らないwwwいっそのことポチャンと落ちれば面白いのにwwwww
そんな様子がとても面白くて、ギャラリーが40人ぐらい集まってみんなで笑っていた。
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ペンギン━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
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P嬢御用達のタコノマクラ(謎
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ウツボはいつ見てもなんか怖い。
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ええと、これホオジロザメだっけ?獰猛な顔つきをしている割に性格は穏やからしい。だとしてもこんなのが近づいてきた日にゃリアルジョーズですよ。
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ニモ乙
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亀仙人のおっちゃんを探してるらしい
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一通り中を見終えた頃には13時近くになっていたので昼食にしよう、と思いきや、建物の外に出ると13時からイルカショーが始まるという告知があるではないか!
偶然きわまりないタイミングだったので見ることに。こういう動物のショーとか久しぶりだな…。
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昔とはまた違った視点で見ることが出来るからなんか面白かった。子供も大人も楽しめるんじゃないですかね、こういうのって。最後にはクジラも出てきたし。
ただ屋外だから風が冷たくてめがっさ寒かったけど(;´Д`)

イルカショーを終えて近くのフード・コートで昼食を取ったあと、記念にゲーセンでプリクラを撮った。
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八景島は休暇には良いところだと思うますよ。静かで良いところ。

そしてまた電車を乗り継いで、16時に着きましたは写真の場所。
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アキバ、つまりオタクのホームである。駅前にいるメイドの格好をしただけのただのギャルを見ながら、僕らはキュアメイドカフェに向った。

キュアメイドカフェはアキバの北端に位置する老舗のメイドカフェだ。
僕がその名前を知ったのは実に17歳の頃。当時インターネット環境のなかった僕は携帯でとあるサイトに入り浸っていて、そのサイトのオフ会の場所の候補に挙げられたのがキュアメイドカフェだったのだ。
もちろんその頃の僕にメイドカフェなんて概念があるわけがなかったので、そういう存在を知ったときはある意味カルチャーショックだった。
まあ、それから2~3年後にはメイドブームが到来して、雨後のタケノコのようにメイドカフェが乱立するのだが…。

キュアメイドカフェに到着して、ロングスカートの正統派メイドさんに僕のコーヒーとP嬢の紅茶とスイーツ(笑を注文した。
この店の雰囲気はよくあるメイドカフェのキャピキャピしたものではなくて、落ち着いた喫茶店をイメージしたものだ。
P嬢に言わせると、「別にメイドである必要はない店」だそうだが、僕は正統派メイド喫茶として確立している店と思った。ご主人様ぁ…とうるるんとした上目遣いで見ることばかりがメイドじゃないんだ…!まあ個人的にはメイドと来たらドジっ子と相場は落ち着いてますが(何

キュアメイドカフェで40分ほどもっさりしたあと、会計を済ませて、次なる店であるシャッツキステに行った。
シャッツキステは当ブログでも何度か紹介しているとおり、メイドカフェとしてはかなり異色の店である。いうなれば、人を選ぶ店、とでも言おうか。メイドカフェというよりはメイド部屋というほうがより正しいかも知れない。何かを注文して時間を過ごす場所ではなくて、単に小部屋でメイドさんと時を過ごすだけの場所だ。注文すべきメニューはそもそもない。
ほかに客がいなかったので、メイドさん2人と僕とP嬢の4人しか部屋にいない状況。これなんてエロゲ?P嬢と数当てゲームをして遊んでいるとメイドさんの一人が「一体何をして遊んでるんですか?」と話しかけてきてくれたので、ゲームのルールを説明し、メイドさん同士も一緒に対戦して遊んでいた。なんと言うか…うん、ほんとすごい店だよなここ。あらゆる意味で和む。料金超過はちょっと気になるけど。
会計を済ませるとき、「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれて持っていないことを告げると「お作りしますか?」と尋ねられたのでP嬢の方を見ると、「はい!!!!!!111」と力強い返答。
店を出ると、P嬢はずっと萌えっぱなしだったらしく、ハァハァしまくりだった。相当気に入ったらしい。

帰りに駅前に出来たと言うヤマダ電機を冷やかして、渋谷に向かう。P嬢が東京の友人に渡したいものがあったらしく、そのついでに晩御飯を一緒に食べる予定だった。
久しぶりの渋谷でP嬢の友達の女の子2人を含めて焼肉を食べた。みんなしてオタクだった。そして隣で食べていた3人のサラリーマンがアルゴリズムだのデータベースだのIT系の話をしてたのでまた耳を傾けてしまった。やはり東京というべきか、あるいはただの偶然か、はたまたそういう仕事が絶対的に増えてきたことの証左なのか……
焼肉を食べたあと、みんなでマリオカートを対戦しようということでゲーセンに向かったが、残念ながらマリカーはほかの客がプレイ中で僕らは出来なかった。待てば空くだろうがそこまで時間はなかった。なにしろそのときで22時半だったのだ…wホテルまで1時間かかるw
時間も遅くなってきたので1時間かけてホテルに戻り就寝。

午前6時に起床して朝食バイキングを食べた。天気もいいしディズニーシーも楽しみだったのでテンションが上がったので廊下で24のトニー・アルメイダの歩き方の真似をしたら怒られた。
8時にホテルをチェックアウト。実はルームキーを持ってくるのをどうやら部屋に忘れてきたようだが、チェックアウトには何も問題がなかった。
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オフィシャルホテル前から出ているミッキーバスとリゾートラインを乗り継いでシーへ。
荷物をコインロッカーに預けて行列に並ぶが、P嬢曰く「とても人が少ない」そうだった。僕から見ればコミケの1/5ぐらいには匹敵しそうな感じだったが、これでも少ないらしい。

以降、P嬢の分刻みのメモを頼りに記述。

9時3分に入園。開場は9時なので、3分で入れたことを考えれば人が少ないということが数値で解る。TDLのときは入るだけでも20分かかったからなあ…。
そして、小学校のころ徒競走ではクラスで下から3番目を奪い合っていた僕らが全力疾走してタワーオブテラーに向かった。息切れした甲斐があり、9時6分から列に並び始めた。
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タワーオブテラーはいわゆるフリーフォールのアトラクションだ。
ハイタワー3世がシリキ・ウトゥンドゥという偶像の呪いでホテル内のエレベータ転落事故に巻き込まれて遺体ともども失踪するという謎の事件が起こり、その後もホテルには様々な噂が流れる…というようなあらすじの中、僕らはホテル・ハイタワーへ見学に来た観光者と言う設定でアトラクションを体験する。
目の前にあったシリキ・ウトゥンドゥの銅像が消え、奥へ進むとエレベータが勝手に上昇し、外の景色を一望したあとフリーフォールで落ちた。何度も何度も、結構長い時間落ち続けるので僕はなんか楽しくなってきて笑いが止まらなかった。浮遊感は恐怖感と高揚感をもたらす…!

9時26分に、近くにあるエレクトリック・レールウェイという電車に乗って、ポートディスカバリーエリアへと移動。途中、ダッフィーと言う謎のキャラクターが歩いていたのを僕が見つけてP嬢に伝えると発狂した。なんでも、今時のキャラクターであるらしく、しかも出現確率がメタルキング並にレアなのだそうだ。
ポートディスカバリーに到着して、9時38分にストーム・ライダーというアトラクションに並んで乗った。大体15分待ちだった。
ストーム・ライダーというアトラクションは、いわゆる『飛行擬似体験』である。
巨大台風を蹴散らすために開発されたという特殊な飛行機に搭乗して、その様子を間近で観察するというアトラクション。
前にP嬢と東京ジョイポリスに行ったときにかなり似たようなものがあったが、手の凝りようが全然違ったw
僕はこういうのはかなり好きだ。なんかこう、映画の中に入り込んだような感覚になるよね。

アトラクションを出ると、なんか博士みたいな人が実験をやっていた。P嬢に聞くと、時々この場所でこうして実験をやっているらしい。
僕らが遭遇したのは、コップ一杯の水を雪に変える実験。単なるミネラルウォーターをコップに入れるだけでどんどん雪が出てくるという手品みたいなものだったが、その手品の内容よりも博士と助手の掛け合いが面白かった。いやあ、ディズニー内で行われるイベントってほんとユーモアたっぷりで楽しめるな。

ロストリバーデルタへ移動して、インディ・ジョーンズのアトラクションへ。ここは結構人気アトラクションなのか、スタンバイ時間が長かったように思う。
内容はインディ・ジョーンズwこれがまた面白い!観光に来たものの秘宝であるクリスタル・スカルの怒りに触れ、まさに映画のような脱出を試みるというもの。時々出てくるハリソン・フォードがかなりいい味を出してた。
「ここは観光客の来るところじゃないぞ!!!!」ハァハァ

そしてそのまま、隣にあるレイジング・スピリッツにファスト・パスを使用して搭乗。時刻は10時50分。
これは古代迷宮を駆け巡るかなんかの設定のジェットコースターだ。見所は一回転するところだが、そんなに大きくないので気持ち程度である。それでも面白かったけど。やっぱりジェットコースターは爽快だ。ファイナル・デッドコースターを見たあとに乗りたいとは思わないけど…

P嬢オヌヌメのショーを見るためにトボトボと歩いていた。途中、件のダッフィーの店があったので入っていろいろとお買い物。僕は店内の雰囲気がめちゃくちゃ気に入った。広くて落ち着く。店を出ると目の前で先ほど見たダッフィーがいて、一緒に写真を撮るための行列が並んでいた。行列の出来るダッフィーwwww
さらに進むと、3人の外人がSTOMPをやっていたのでガン見。STOMPというのは、身近なもので作り出す音で音楽を奏でるというアレだ。黒人2人と白人1人。おどけたキャラなのにやってることはすごくてとても面白かった。

12時20分に、P嬢オヌヌメのショー「BigBandBeat」を観た。
この通称BBBというショーはジャズオーケストラだ。
ドラム・ピアノ・ウッドベース・トランペット・トロンボーン・サックス、果てはタップまでを駆使し、迫力のあるジャズボーカリストやディズニーキャラクター(Marieは浮いてたw)が踊ったり歌ったりする、見ごたえのある内容になっていた。僕はああいうオーケストラとかコンサートとか見るのが結構好きだ。サックスのソロには背筋が震えたね!

そんなこんなで気がつけば13時を過ぎていたので、13時20分にミステリアス・アイランドのヴォルケイニア・レストランで昼食をとった。鳥のから揚げが大変美味であった。

それからのんびりとメディティレーニアン・ハーバーまで移動して、ショーが始まるまで近くをウロウロしていた。
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んじゃあピノキオとチップとデールのお出ましだ!
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地球儀も撮っておいた。
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エントランス的なところ。
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メディティレーニアン・ハーバーへ戻るとデイジーが幼女を囲んでいた。

そしてレジェンド・オブ・ミシカというショーが始まった。
古代では伝説上の生物と人間とは共存していたのだが、あるときから決別してしまい、それを今蘇らせようというテーマのショー。
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ディズニーのショーは音楽がヤバイ。あと演出。
あの演出プラス音楽は誰でも圧倒されるぜ………ファーイ!!

ショーが終了したので、15時5分にミステリアス・アイランドのセンター・オブ・ジ・アースというアトラクションに搭乗。
これは地底を探検したあとの「急旋回急上昇急降下」をウリにしたものだとP嬢が言うとおり、途中まではのんびりなんだが、「火山の噴火を検地しました!今すぐ脱出してください!」のアナウンスからはすげえスピードで外に放り出された。

センター・オブ・ジ・アースのあと、アラビアン・コーストへ移動。
その途中、スキンヘッドの人がミッキーの耳カチューシャをつけていたのがすごく印象に残った。
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アラビアン・コーストへ突入。すごく…ドラビアンナイトです…。

ここのマジックランプシアターへ入って、ショーを見た。
世界で最も偉大なマジシャン、シャバーンと、その弟子アシームの織り成すドタバタコメディ。
アシームがどう見てものび太なんだが、中の人がなかなか可愛い女の子だったのでP嬢の目が輝いていた。僕もあれは萌えた。萌えずにいられなかった。
内容はとても面白いの一言。シャバーンのユニークな喋りも、ジーニーの相変わらずのおどけた口調も、マジックも、エンターテイメントとして最高。機会があれば何度でも見てもいいかも知れない…w
君も、君も、君も、そこの君もね~

そして露店で、ボール投げのゲームがあったので二人で挑戦してみた。一人あたりボールを投げれる回数は4回。景品はなんとチップかデールのぬいぐるみ!もしボールが当たりの位置に入らなくてもピンバッジが貰える!
先ずはP嬢が挑戦………1発で当たりに入った(゚Д゚)
デールのぬいぐるみを見事もらって、残った3発は僕が練習用に出来ることになったのだが、一発も入らなかった。
そして本挑戦………4発とも外れ。全チップが泣いた。そして僕はハズレ用景品であるミニーのピンバッジをもらった…。

ポートディスカバリーに向かっている途中で、スイーツ(笑)が売られていた。P嬢はそれに付属する食器が目当てらしかったので購入。ベンチに座って、直前に購入していたチョコポップコーンと一緒に食べた。

途中デールにも遭遇した。ちょうど、P嬢がデールのぬいぐるみを取ったばかりなので、それと一緒に写真を撮った。心なしかデールは喜んでいたように思う。デールの中の人も女の人だと思うんだけどな。
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ポートディスカバリーに到着して、アクアトピアに乗った。朝僕が「ちょ、なんぞあれ!乗ろうぜ!」と言ったところ、「夕方のほうが綺麗だから6時間ほど待ちやがれ」といわれたので夕方に来た次第である。実際、こんなに夕日が綺麗だった。
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乗り物の内容的には簡単で、単なる水面の上を移動する乗り物だ。自動で動くので爽快感こそないが、まあこういうのは雰囲気が大事だ。

時間が余ったので少しお買い物。いろいろ土産物を購入した。

17時50分に早めの夜ご飯。最初予定していたレストランに行ったんだが、軒並みチーズ入り料理で、僕が食べるのが難しそうだったので別のレストランに行った。好き嫌い多くてほんますんません…。
晩御飯をガッツリ食べたあとは、夜のショーまでマーメイドラグーンで時間潰しにー…と行って外に出てみると、左手のほうで何かイベントをやっている模様。何やってるのかなあと興味本位でトボトボと向かってみると、前にいたキャストさんから「後ろから出演者がきますので道を空けてくださーい!」ってなことを言われて、なんじゃらほいと後ろを振り返ってみると画像ですよ
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だけど肝心のアトラクションがなんか時間待ちが激しくて乗れなかった。その代わり、ワールプールというやつに2回乗った。
これはコーヒーカップのような乗り物。だけど、コーヒーカップのように乗り物を回すためのハンドルがついていない。乗り物が回るのは遠心力によってであり、その遠心力は搭乗者の偏りによって強弱が左右される。
早い話が、僕とP嬢が対面するのではなく隣り合って座り、外側に体重をかけることでだんだんと早くなる、という仕組みだ。現に、ほかのカップにいた4人組がぎゅうぎゅう詰めで座っていると相当早くなっていた。
肝心の体重だが、僕の体重が63kgで、P嬢の体重が……おや、こんな時間に誰か来たみt


マーメイドラグーンから脱出しても、まだ夜のショーまでは時間があった。
なので、夜景写真を撮ったり、一度乗ったアトラクションで面白そうなのをもう一度乗ることで時間を潰すことにした。

夜のタワー・オブ・テラー
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夜のセンター・オブ・ジ・アース
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そんなこんなでショーの時間がやってきたので、見学位置にまで移動。
15分前に来たんだが人がほとんどいなかった。ラッキー!!しばらくすると幼女がやってきたので場所を少し譲った。子供に罪はない。

ショーが開始。夜にやるこのヴラヴィッシーモ!というショーはNTTDoCoMo提供のショーで、水の精と炎の精による協奏によるものだ。
音楽的には少し盛り上がりに欠けた気がしないでもないが、ライトアップされたものは盛り上がりに欠ける音楽にぴったりなように思えた。ミッキーは一瞬だけ姿を見せてどっかに行ってしまった。…あれ?ジャックは?
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約25分ほどのショーが終わり、まだ時間があったのでストーム・ライダーを楽しんだ。
一番最後、ミサイルが突き刺さるシーンのギミックがどうなっているのか解明しようぜ!というある種不純な動機である。
だが暗さも手伝って、推測の域を出なかった。たぶんあれは回転してるんだと思うけどなあ…。

そんなこんなでもう閉園時間。僕らもバスへと移動しなければならない。
帰りの荷物は行きのほぼ3倍まで膨らんでいた。重いものは筋肉モリモリ(!?)の僕が持っていざバスの搭乗口へ。
手続きを済ませてバスに乗り込む。10分もしないうちに僕らは眠りについた。新宿に着いたことすら覚えてない!!!!11気がついたら京都だったよ。ハハハ。
地元駅に着くと、P嬢母が車で迎えに来てくれていた。P嬢宅に着くと、サンドイッチをたらふく用意してくれていたのでコーヒーと一緒にありがたく食べた。
バスの中で眠ったとは言え、そんなに疲れがすぐ取れるというものではない。帰ってきたその日は休息に必要なのだ……

とは言え、僕にそんな甘えはほぼ許されない。
4日から7日までのP嬢との旅行記はココで終了だが、この日の晩、僕はスキーのために新潟へ出かけねばならないのだった…

To Be Continued...