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2008年9月30日火曜日

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昨日の麻生総理の所信表明は民主党批判の色が濃くって、それがなんやかやと言われてるけど、まあそこについては単なる対立のことだからいいとして、報道ステーションで見てて一番「なんで?」って思ったのは、「年金問題に対する具体的な案がないから不安になる一方」というインタビューされた主婦の発言。なんかこう、ものすごく恣意的なものを感じるわけだ。何故あえてそこなのか。しかもインタビューはその一つきり。一体、どこに世論があるんだろうか。
マスコミは色んな政治や社会の問題点をあげつらうけど、それが果たして正しいことなのかどうかと言うことが僕の中で微妙になってきた。

てか最近なんでもかんでも叩いたり叩かれたりと言うような窮屈な世の中になってきてるようで、気が滅入ってくるな。本当に。表現言論思想の自由はどこへ行ったよ。
智に働けば角が立ち、情に棹差せば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくこの世は住みにくい。
ってのは、いやまさに至言。

2008年9月29日月曜日

『鳥を追いかけて 裸足で駆け出す』

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昨日はEと3時間テニスをやり、家へ帰ったらくたくたで、実に21時半には眠っていたという体たらく。
テニスを月1でやり始めて早1年ほど経つんだけど、最初はテニスボールを相手側のコートに入れることも出来なかったのに、今はバックハンドでやや無理な体勢でも相手に返せる程度には上達してきて、毎月の練習が楽しみなのだ。
来月は強打を練習したいなあ。現段階じゃ強打しても狙いが定まらない。
まあ、僕とEは運動不足解消を目的にこうして定期的に運動しているので、そこまで上達を望んでいるわけでもないんだけど、やっぱりやるからには少しぐらい人に見せれる程度にはなりたいというわけで、少し不純な動機を持ちながらやっているのだ。

それにしても、高校生の時にハマっていた曲を今聴いたときに、当時のことを思い出す脳の働きってのはとんでもないものがあるな。ちょっと当時の気持ちが蘇っちゃったよ。あの時は何もかもが新鮮で楽しかった。いや、今も楽しいけど。

人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか (認知科学選書)
トーマス ギロビッチ
新曜社
売り上げランキング: 1475
おすすめ度の平均: 4.5
5 優れた知能とそれ故の誤りを楽しむ
3 唯物論的立場からの考察
5 湾岸戦争の水鳥が教える物--誰がカルト教団の信者を笑えるか?
5 迷信・誤信はなぜ排除できないのかがわかります
4 日常での知性の働きを説く良書


結局、僕がこの本につけた折り目の数は40箇所を下ることはない。
各章の具体的な事例一つ一つ取ってみても非常に示唆に富む内容。
ちょうどこの本の『AIDSに関する迷信』に関する章を読んでいるとき、電車の中の吊り広告に、「エイズは今や4人に1人です」みたいな警鐘を鳴らしてる文章があったものだから、ついつい懐疑的な目を向けてしまった。
ギロビッチ氏曰く
しかしながら、エイズへの恐怖が性の自由化への効果的な抑止力であるためには、それが同性愛や両性愛の男や、薬物の静脈注射をする薬物乱用者、そして、その配偶者や恋人だけに留まるものだけであってはまずいことになる。その結果、異性間の性交渉によるエイズ感染の事例が、大々的に宣伝されることになる。同様に、アフリカ諸国やハイチにおける異性間でのエイズ感染率も大きく報じられる。これに対して、異性間の性交渉でエイズ感染が起こった例の殆どが、同性愛者や薬物乱用者などの高リスクグループが関わったものであることはあまり報じられない。また、アフリカ諸国やハイチとアメリカ合衆国とでは、性の習慣や公衆衛生の状況が大きく違っているために、そうした国々での現状がそのままアメリカ合衆国にも起こりうるとはほとんど考えられないこともめったに報じられない。
(中略)
1990年には、普通の人でも5人にひとりがエイズで死ぬ!1991年には、赤ちゃんの10人にひとりがエイズに感染して生まれてくる!こうした予測が正しいとすれば、それが出された時点において、普通の人々にもエイズ・ウィルスが相当広まっていなければならない。一度の性行為でエイズがうつる危険性も相当大きいものでなければならない。
(中略)
今この原稿が書かれている時点ではもう1990年であるが、普通の人の5人にひとりがエイズで死ぬどころか、感染もしていない。今でもなお、エイズ感染者の圧倒的多数は、同性愛者や、薬物駐車の常習者とその恋人である。
(中略)
これと著しい対比をなすのが、私たちの個人的な経験である。個人的経験に基づく判断は誤りやすいものであるが、エイズの危険性の予測に関してはかなり正確であったようである。アメリカ国民の大半は、異性間交渉によってエイズに感染した人が誰も身近にいなかった。身近にそうした人がいる人を知っている人でさえ、身近にはいなかった。
それゆえ、こうした個人的な経験に基づいて判断する限り、異性間の性交渉によるエイズ感染の危険性は、現実離れした誇張としか思えないものだったのである。
かなり省略しているが、大綱はこのようなものだ。報道の誇張と個人的直感の齟齬による面を厳しく指摘しているし、またこの例で言うと、何故報道の誇張が行われるかという『政治的な理由』も明確かつ詳細に述べている。
こんな論文めいた文を読んだ後に、例の「元カレの元カノの元カレの…」とか言う広告を見ても、誇張以上に架空とものとしか思えないぐらいに現実と乖離してるように感じるわけだ。大体、そんな感染力と致死率の高いようなウィルスなら世界はもっと大変なことになってるよ、常識的に考えて。

あと、面白かったのが「自分の置かれた状況を楽観視出来ない人ほど鬱になる可能性は高い」というのが統計的に示されているということかな。これは文だけ見ると「当たり前じゃん」と思うけど、実際個人的な感想以上に統計的にも証明されていると言うのが興味深かった。
まあ、僕みたいな楽観的な人間にはまったく関係のなさそうなことですけど。鬱っぽい人は確かに妙に悲観したがる人が多いなあと言うのは事実でもある。

いやあ、この本を読んで色んな物事に対する見方が変わった。
まあ実際、話のタネになるかと言われると微妙なところなんだけどね。あんまり笑えるようなものでもないし、理屈っぽすぎて敬遠される可能性の方が高いから。日常会話には不向き。
真面目に物事を判断するときの思考材料としては絶品。ちょっと高い視点からの考察が可能になるね。ジョハリの窓。

2008年9月23日火曜日

『Moiraが戦わぬ者に微笑むことなど 決してないのだから──』

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前置き:

以下は9月13日~15日のことを書いた日記です。
10日も空いてるのに日記と言い張るか!というお咎めは甘んじて受けます…

本編:

集中力を高めることと、それを維持することは、矢張り金を貰って仕事をしている立場の人間としては殆ど不可欠だ。
けど、バイオリズムに逆らってまでそれを強要することはあまりに人間的でないし、常に最高の集中力を要求されるほどにまで非人道的な人もそういない。
だからこそ、メリハリが大事なのだと常々言われ、「疲れたらリフレッシュしなさい」と言う風に言われる。短時間でのリフレッシュのことを休憩といい、長時間でのリフレッシュのことを「休暇」と言う。
こう論理展開するとどうしても生活が仕事を主体的にせざるを得ないけど、生きていくためには金が必要だし、その金を支給しているのは会社なので致し方ないことでもある。仕事人間には出来ればなりたくはないのだが。

休暇の利用方法は人によって様々。しかしストレスを解消したり気分を転換したり、と言った概ねの目的はほぼ一定。
中でも「趣味に時間を費やす」と「体を動かす」と言うのは、僕みたいなインドア&デスクワークな職業に就いている殆どの人に共通のリフレッシュ方法のようで、その点については僕もまったく同感なのである。
畢竟、趣味を通じて、あるいは運動を通じて、質の高い集中力を得られるということは実感的に考えてもそう否定されることでもないわけだ。
中高生の時だと、体育の時間の後はひたすら眠ることに精を出していたものだが、なかなかどうしてこれが大人になると適度な運動の後は集中力が増す結果が得られるようになる。
普段運動しないようになるから、その反動で肉体が刺激を受けて脳もイイ感じになってしまうような気もするんだけど、まあその辺の生物学的なことに通暁したくば自由に本を読み漁ってくださいな。

非日常に身をおくとリフレッシュする、と言うのは、上記で言うところの「普段とは違うこと」→「良い刺激になる」と言うことなんだろうと勝手に思い込めるわけで、そうなるとこの3連休で企てたリフレッシュ方法の一つである「小旅行」もまた僕のリフレッシュに有効に働くだろうと予想されるのだ。

とまあgdgdと前置きをしておいて、3連休を使ってP嬢と和歌山県の白浜はアドベンチャーワールドまで行ってきました。
実は和歌山県白浜は僕の母方の田舎の地元で、僕にとっては久しぶりの来訪となった。アドベンチャーワールドも、9歳ぐらいの時に一度来て以来だったから殆ど記憶に残っていず、実質初めてのような感じだった。覚えていることと言ったら姉に300円のイルカのネックレスをプレゼントしてあげたことぐらいだ。

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僕らが泊まった宿はラフォーレと言う会員制リゾートホテル。
何故会員制のところに泊まれるのかと言うと、親戚の伝手である。1泊1室11500円。部屋は超豪華なのにすげえ安い。
しかも写真に見るように白良浜を一望出来る部屋にしてもらった。
また、ここの10階はVIPな人しか泊まれないとか聞いた。一応その部屋を頼んでみたのだが、ただの会員では無理なのだそうだ。僕らはその真下の9階の部屋だった。
窓から海を一望すると、遠くに円月島まで臨むことが出来た。あそこまでは結構距離があったはずだが…。

日が落ちるまでそんなに時間はかからなかったので日没まで待って晩御飯を調達しに。当初はホテル内レストランで済ますつもりだったのだが、チェックイン時に

ボーイ「晩飯はどうしやがりますか?」
僕「レストランとかって存在するよな?」
ボーイ「これがメニューだ。ちなみに和食んとこは満席だから洋食にしてくれな」
僕「ほほう…興味深い…気になるお値段は……と」
僕&P嬢「5800円( Д)       ゜ ゜」
ボーイ「(ニヤリ)どうするんだぜ?」

宿泊値段と同じぐらいの食事をさすがに取る気にはならなかったので、近くのマップを貰って調達しに行くことに…
なんか「会員制ホテルに宿泊しに来てる癖に値段にびびってるとはどういうこった…」と言う空気をボーイから読み取ったんだが…。

兎にも角にも、マップを頼りに白浜の街を探訪しながら食事の出来る店を探求しようと言うことで、ホテルから徒歩2分のところにあるかの有名な白良浜で夕風に吹かれた。
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初秋の浜辺は良かった。風情があった。
ここの砂はさらさらなので、裸足で駆け回っても足の裏に砂がまとわりついて困ると言うことはない。そういうとP嬢はニーソを取り外して走り出した。

白浜までの交通路を確保してくれた某旅行代理店に務めているD(その節は本当にお世話になった)から言われた通り、白浜の街は食べるところが異常に少なかった。
Dの言を聞き入れなかった故の結果ではなく、上記のようにこうせざるを得なかった状況としての結果であることをご了承戴きたい。日本中の地理・観光・歴史が脳内に委細詰まったDの箴言をはねつけるほど僕は愚かではない。
しかしながら、こうなってしまった以上はどうにかして夕食を探さねばならない…戦略レベルでミスってしまった今、僕らに許されるのは地道なDASH!田舎村だ。
ホテルで貰ったマップ通りに進めど、見つかる店の全てが何か辛気臭く感じ、とても観光と言う気分にはなれそうになかった。
ふと見ると、足湯に浸かりながら食事の出来る場所があり、そこがなかなか小洒落た雰囲気で良かったので、ここのメニューはどうなってんだと思い、店主に聞いてみたところ

僕「ここで食事とかって出来るんですかね!軽食じゃなくて重い方のやつ!」
店主「出来るよ!うちじゃ作ってないんだけど、出前として持ってきてくれる。お好み焼きとかなら、店の込み具合にもよるけど頼めるよ。さあ、どうする?アイフル?」

店の向かい側には、お好み焼きがあった。目の前の店から出前っすか…。
どうもありがとう、と言って僕とP嬢は探求の旅を続けることにした。

さて困った。これで残された選択肢がコンビニ食か未だ見ぬ店かしかない。残された店はほぼない…しかしコンビニで済ますよりは…!
と非常に消去法的な選択により、最後のフロンティアである丼ぶりの店へと赴いた。

そこで僕たちが見たのは、長蛇の列だった。

P嬢「トゥットゥルー!」
僕「…皆、考えることも選ぶものも同じだってこと…だろうな…」

一番まともに観光気分の味わえそうな店だったので、列の最後尾に並ぶことにした。
20分ほど待った後、漸く入ることが出来、とろろ海鮮丼を2つ注文。うめえ!
山芋のとろろと生卵と海鮮がミックスされた丼で、ちょっと美味過ぎた。そら某グルメ漫画にもこの店取り上げられるわ。

帰りにコンビニに寄って翌朝の朝食を購入してホテルに戻る。ホテルの朝食もこれまた2000円オーバーと、朝っぱらから冷や汗が止まらなくなるようなお値段なのだ。一体朝食にどんな素材を使ったらそんな値段になるんだよ…。

そして朝。仮面ライダーやプリキュアを見ながら朝食を取り、予約していたタクシーの時間に部屋を出てホテルをチェケラした。

僕は考えていた。どうやってアドベンチャーワールドまで行こうかと。
白浜駅経由で路線バスを乗り継いでも良い。しかし、それだと朝出るのが早くなってしまう。さらに、どういうわけか白浜からアドベンチャーワールドへ行くバスのダイヤが見つからなかった。つまり、バスを選んだ場合、時間がかかる上に待機時間が無駄に長くなる可能性がある。
さらにさらに、路線バスの運賃が1回辺り300円として、白浜で乗り換えるから一人600円。二人で1200円。片道でこれだ。
そこで、インターネットが便利な今、僕はIT人間であることに感謝しながらホテルからアドベンチャーワールドまでのタクシー料金を調べた。確実ではないが、信用できる概算料金が計算できる。
それによると、ホテルからアドベンチャーワールドまでは大体1300~1500円と言うところだった。一人650円~750円。
バスを利用するのに比べて100~150円の超過。しかも、時間はタクシーが約15分、バスが最大4~50分。

さらに僕は考えた。時間を金で買うと言う理屈になればタクシーを利用する選択肢は決して悪くない。むしろその理屈だけでもタクシーを採用するべきだと思う…。
しかし、万全を期して、この金額差を別のところで吸収出来る何かが欲しい…
そういえば、母の友人が持っていたクーポンがあったような…。

問い合わせてみると、確かにクーポンは存在した。入場チケットが400円割引になるクーポンだ。つまり、二人で800円分割引されることになる。
これだ!僕は思った。タクシーで若干料金が超過された分は、この入場チケットの割引で相殺どころか得にすらなる。いや、この場合損得と言うものではないかも知れないけど。
それでも、トータルで見たときに「バスかタクシーか」と言う選択は金額の面においてほぼ瑣末な問題になる。それに、僕たちは貧乏旅行をしにきたわけではないのだ。ホテルの飯は食わなかったけど。

しかしながら、このクーポンは母の友人名義である。ほぼ確実に使えるとは思うが、万一本人確認をされたらアウトだ。その場合コストのメリットが消滅してしまう…。
そこで僕は二重の保険をかけることにした。
僕の勤めている会社の福利厚生で利用できるクーポンも持参しておく。ただしこれは200円割引のものなので、割引率は半減される。しかしそれでも、バスとタクシーの運賃差を吸収出来るほどにはある。
故に、もし割引率の高いものが本人確認の壁の前に無効になったとしても、確実に有効なもう一方のクーポンを使える、というわけだ。

改めてこう見ると変なところでコストを抑えることに余念が無さ過ぎだな僕…

さて、そういうわけでホテルからアドベンチャーワールドまでタクシーで移動。

運ちゃん「今日はなんか曇ってますねえ」
僕「うむ。雨はいつしか降り出すであらうか」
P嬢「嗚呼、雨は嫌でおじゃる」
運ちゃん「天気予報では大丈夫だったんですけどねえ」
僕「その言や良し。ならば降るまい」

実際朝方は結構曇っていて、ハレ晴れ男に定評のある僕の力もここまでかと存在が明滅しかけた。

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そして着きました!
さすがに連休の中日と言うこともあり、人の多さはなかなかだった。たぶんTDLの40分の1ぐらい。

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ロッカー前でパンダがお出迎え。
昨晩ホテル内で見ていたテレビでやっていたんだが、パンダマニアはパンダの目の縁にこだわりがあるらしい。僕みたいな素人はまん丸に描いてしまいがちだが、マニアに言わすとそれは愚の骨頂らしい。正しい書き方はインゲン豆を描くように少し外側上部を凹ませて描くとのこと。はあそうですか、以上の感想を持つことが出来ません…

ロッカーに荷物を放り込み、無事にチケットも400円割引で購入。
パンフレットを見ているとイチローみたいにテンションが上がってきた。見るショーを決め、それに準じて順路を決めた。

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開場して場内に突入してみると、なんとかと言うオウムがお出迎え。赤いな!

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少し進むとフラミンゴが水を飲んでた。幼少時、フラミンゴとフラメンコの違いがわからなかった僕です。

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アドベンチャーワールドのシンボルオブジェのオルカたん。
だが…もうオルカはいない…死んだんだ… 。・゚・(ノД`)・゚・。

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センタードームにて。シュール!オモロー!

先ずはサファリパーク内を巡回する乗り物「ケニア号」に乗って野生動物たちとキャッキャウフフする。
さすがに開場一発目なのでまだ人は少なく、ケニア号にはすぐに乗れた。
そして出発!

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なんとかと言うゾウ。5トンぐらいあるらしいぜ。生物の中じゃ絶対最大級だよな。アニマルボクシング重量級王者だよ。

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ボリビアの首都ラパス辺りが出身地のリャマさん。リャマって言う言葉の響きが可愛いよな。舌足らずな幼女が言うと萌える。もへー

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シマウーとガゼル。特にコメントはありません。

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ダチョウ。
ダチョウってイメージの中だと確かに人が乗れるぐらいの大きさなんだけど、実物を見るととんでもなく大きい。
そらアナベベ以外のターチャン一家が乗用にするわ。

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水牛の一群を撮影。なんか地味だなあこいつらw

草食動物ゾーンをあとにし、厳重に閉じられた肉食動物ゾーンへと侵入。獰猛なやつらがワンサカいるに違いない…!
と思ったら
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ライオン同士で喧嘩していたのをスタッフに車で追いかけられて叱られているライオンの図が目に入った。ライオン可愛いな…

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シンバ。

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こんなエサで釣られクマーーーーーー!!
いや、クマって可愛いけどマジに怖いんですよ。ライオンは百獣の中でもダンブルドア的な位置だけど、クマとか確実にスネイプ先生クラス。

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チーターだったっけか。
こういう豹みたいなやつは個別に隔離されてたんだが、それには理由があるんだろうなあと思う。
肉食動物は毎日食べる必要はないらしいけど、かと言って他の動物と一緒にするのはマズイんだろう…

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トラ。この直後、肉食動物とは思えない愛らしさで横たわる。
やはりネコ科なんだなあ。

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風呂に浸かるかのように水浴びしてる白豹。肉食獣とは思えないwwww

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ダチョウに似てるけどまた違う種類の鳥、エミュー。
後で近くまで行ったときの写真を掲載するけど、すごい獰猛そうで怖いんだよ…ウィキペディアによると大人しいらしいけれど…

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躍動感溢れるカンガルージャンプ!!!!!!!!!!11


そんな感じで、ケニア号でのサファリ一巡ツアーは終了。色んな動物がいて大変面白かった。
自然を体験してると喉が渇いたのでカキ氷を近くの店で購入して食べた。珍しいオレンジ味。美味だった。

手持ちのパンフレットによると、アドベンチャーワールド最大のイベントであるイルカショーがもうすぐ始まるようだったので、移動。

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イルカキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!

3月に東京に行ったときにも、八景島シーパラダイスでイルカショーを見たけど、それとはイルカの数と躾の良さが違う。賢すぎる。
アドベンチャーワールドのアニマルショーは世界一ィィィィィィィ!!!!

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数も、こんなにいる。囲まれると逃げられない。ヤバすぎ。

約20分ほどに渡る素晴らしい海の哺乳類によるショーが終わり、余韻が残る中僕たちは陸生生物を間近で愛でることを決意した。

先ほどケニア号で巡回したサファリパークは、草食動物ゾーンに限っては徒歩で遊歩することが出来るのだ。しかも無料で。
ケニア号を横目に僕たちは歩く。今度は間近での観覧になるから草食動物といえど注意が必要だ…植物と思われたら最後…ゴクリ…

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ゾウをパシャってると挨拶するかのように鼻を上げてくれた。「よく来たな」ってなもんだろう。

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リャマさん。美味しそう。

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ラクダのコブや足をさわさわしてると絡まれた。すすすすいません。

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キリンも大型草食動物に分類されるのだが、間近で見るとよくこんなのが動いて生きてるよなって思うレベル。

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クロサイ。こいつらはSFC版ドンキーコングの中じゃ暴れん坊だけど、実際はかなり気性は優しく大人しい。角とか平気で触れる。

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先ほどのエミューを間近で。顔マジ怖い…目とか真っ赤なんだぜ…。
でも子供がエサをあげてたところを見ると、そこまで凶暴ってわけでもないのかも、と思う。エサを突っつく姿は、大型の鳥だからどうしても人間にとっては引いてしまうような具合になるけど、それでもうちで飼ってるヨウムと大差はないか。

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帰り際に、少しだけ肉食動物を覗ける場所があったのでそこから撮影。
この情けない百獣の王の姿を見てくれ…今なら勝てる気がする

サファリパーク遊歩は終わりーーーー。
実際1時間ぐらいかかってます。歩きつかれた…
汗をかいたので北極とか南極の生物がいるらしい場所にいって涼もうそうしようと言うことで、行ってきました。超涼しかった。写真は割愛。

腹も減ってきたので昼食に。席を取ったりするのにだいぶ難儀したけど無事席を確保。
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P嬢はパンダ・ランチを買っていた。

P嬢「JKみたいな店員さんがにぎにぎしてくれたのかと思うと美味しく感じるにょ」
僕「僕が買ったこのネギトロ丼に乗ってるトロも、JKみたいな店員が一生懸命形を整えたのかと思うと食べるのが勿体無く思えるな」
P嬢「それはあそこのおっさんが器械を使って作ったやつじゃまいかな」
僕「ちょっと消費者生活センターに行ってくるわ」

満腹になったところで、パンダランドへ。ここではパンダを見ることが出来る。
実はこの日の前日、新しいパンダの双子が生まれていたらしいのだが、僕らはこのとき知らなかった…特にアドベンチャーワールドでも告知はしていなかった。あるいは見逃していただけかも知れないけれど。

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これはパンダの剥製。

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ハイパー水飲みタイム。
白と黒模様じゃなくて薄茶色と黒模様になってしまっているけど、でも可愛いよな。
されど、可愛いからと言って近づかれたら僕みたいな素人はネコパンチならぬパンダパンチ食らって速やかな他界だ。簡単に言うと危険。

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太陽の下でも一頭のパンダがいて、人が群がりすぎててなかなか撮影出来なくて、だから何をやっていたのかもわからなかったけど、なんか誕生日ケーキみたいなものがあるのだけは解った。今から考えると、これは子供が生まれたお祝いのものなのだろうか?

パンダランドを後にし、次は『ふれあいパーク』へ。色々な動物とキャッキャウフフできるらしい。

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通称ティキぽん。

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このミーアキャットがP嬢のお気に召したようで、カメラを渡すと20枚ぐらい撮ってた。写ルンデスならフィルム切れを起こしてるレベル。デジカメって素晴らしいね。

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アフラック多すぎワロタwwwwアメリカンファミリー恐るべし

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カワウソもいた。可愛いけど少し地味であった。

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ホグワーツから来ました。

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ハルヒ「ちょっとキョン…どうしちゃったのよ…」
みくる「長門さん早く元にもd

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カバの口にエサを入れる体験をさせてくれるらしかったのでP嬢が立候補して挑戦。一度目は外れたけど二度目はちゃんと入った。ブラヴォー!
飼育員がカバが食事をするメカニズムについて色々語ってた。よく覚えてないけど兎に角生命の神秘だった。


他にもありとあらゆる動物がいて、まさに動物の百貨店的様相を呈していた。
少し休憩しようと言うことでセンタードームに戻って、ちょっと変わったアイスを食べた。

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味のついた小粒のアイス。小さいので冷たさはあんまりわからないが、かなり冷たい、と店先のポップに書いてあった。そのためか、口に入れたら口の中にへばりつくwww
それを食べながら次はどこ行こうかと会議した。
アドベンチャーワールドには色々なショーがあるが、時間的に見れないだろうなと諦めていたものがあった。それが、アイスを食べているこの時間ぐらいにやっている「ペンギンのパレード」だ。ペンギンたちがアドベンチャーワールド内を闊歩するらしい。しかし、時間が合わないっぽかったので見れないものとして僕らは扱っていた。

アイスを食べ終わってセンタードームを出ると、
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ペンギンパレードキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!

どうも、アイスを食べて時間を潰していたのがちょうどパレードの終わりとかぶってグッドタイミングだったらしいwwwwなんと言う偶然wwww
偶然はまだ続く。
ペンギンパレードはセンタードームの出口で終わったのだが、すぐさまそこで「ペンギンとの記念撮影会」が始まった。
ペンギンのボスであるお姉さんがシャッターを押してくれるのだそうだ。

ボス「じゃあ、ペンギンと一緒に写真を撮りたい人は、あっち側に一列で並んでねー」

あっち側ってのは僕たちのいたところだった。P嬢が僕の腕を引っ張るのに数秒も要さなかった。
待ち行列はそれこそ「行列の出来るペンギン撮影会」と称しても恥ではなかった。さすがにこんなレアイベントは誰も逃さないのだろうか。

かくして、ペンギン8体と僕とP嬢の集合写真が撮れたのであった。

気分良くペンギンとお別れを済ませた後で、彼らの眷属たるや如何なものか見てやろう、と思い、ペンギンたちの集まる別の場所へと足を運んだ。

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画像は一部に過ぎない。確かにペンギンたちの数は多かった。学級の一つでも軽く作れそうなぐらいに。
しかしそのペンギンハイスクールP組の写真を収めようとしたところで、僕のデジカメのバッテリーが不覚にも零になってしまった。悔しい…ビクンビクン

これ以上写真をもって説明することは出来ないが、悲しむ勿れ、ペンギンハイスクールの授業参観に来たのが午後15時ほどで、そこからは別のオットセイ的なショーを一つ見たぐらいだ。
その後は時間ギリギリまでたっぷりと各位への土産購入へと費やした。

帰り際は実はかなりデンジャーなエピソードがあったのだが、割愛する。否、割愛も何なので簡潔に言うと、想像以上の混雑のために帰りの特急電車に乗り遅れそうになったというだけだ。
もっとも、タクシーからバスへ急遽足を変更したために、ここでもまた900円、あるいはそれ以上に(渋滞時のタクシー料金は計り知れない)浮いているので結果から考えれば良かった。
天王寺に着いてからは駅でパスタを食べて、地元に戻ってきた。こうして3連休の中日を使ったリフレッシュ旅行は終わった。非常に楽しかった。また機会があれば行きたいと思う。

謝辞:

ここまで記事の投稿が遅くなってしまったのは、一重に僕の怠惰に起因するものだけれど、さらに近況を含めた言い訳程度を挟むとすれば、この旅行から数えて僅か5日間に2回も飲み会があったし、フロントミッション4が面白くって記事を書くのとなかなか並行出来なかった。
多忙さは言い訳にならないのかも知れないけど、少なくとも僕に関して言えば、フロントミッション4とか言う単語が出てきてる時点で圧倒的に僕が悪いと言うことにならざるを得ない。すみませんorz
ただでさえ社会人になってから週1の更新になってるのにこれ以上遅くなってしまっては僕のアイデンティティが崩壊しかねないのでこれからはちゃんと書きますorz