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2008年9月6日土曜日

『しかし考えても見てください、阿良々木さん。”世の中金が全てだ!”というお金持ちAさんと、”世の中お金じゃないんだよ”というお金持ちBさん、どちらかと言えばAさんのほうが高感度高くないですか?』

著作権とかその他諸々の利権の関係上、ニコニコとかの動画共有サイトに上げられたTV番組が削除されるのは理屈としてはわかるんだけど、なんかなあって思う。
というのは、結論から言って「何か見たけりゃリアルタイムで見ろよ」ってことを強いられてるような感じがひしひしとするから。こちとら予定というものがあるの。
視聴者の観点から考えて、HDDとかに録画して後で見て、「これは面白い!」と思った番組をDVDとかに焼いて保存するのと、動画ストリーミングで後で見ることの違いがよくわからない。要するにそこにあるのは「リアルタイムで見れなかったものを後で見る」と「面白いものは暇なときに何度だって見る」という二つの行為でしかないからだ。だから、録画そのものが規制されたり、動画サイトの動画が削除されたりするのって、リアルタイムでしか見ちゃ駄目って言ってるようなもんじゃないのかと。
アニメなんかは、DVDの売り上げを無視して利益を上げようなんてほとんど不可能だと判っているから(だからあんな値段になる)、削除する気持ちもわからないではないんだけど、まあ後手に回ってしまっているよなという感は否めない。
コンテンツ産業はどこまで行っても広告収益と関連商品の販売でしか売り上げを伸ばせない、逆に言うと『コンテンツそのもの』には支出はしても収入はない。コンテンツ視聴のために課金をしない限りは。
アニメ・漫画・ゲーム・映画・テレビ…と、まあおよそコンテンツのほとんどは収益モデルに限界が来ているようだから、あえてここで脳が人の半分しかない僕がこれからのことを予想すると、単純に金を落としてもらおうと思うとWEB2.0的アプローチが欠かせない。ネット界隈ではWEB2.0はもう終わった的な感じがあるけど、いやいやまだまだ。
ギャルゲーのほとんどは主人公の選択肢によって展開が変わる。それをヒントに、視聴者の行動によって旧来のコンテンツの中身が変わるような仕組みにすれば面白い。
って言うのは、なんか電波少年のプロデューサーが試みてたな。視聴者がブログに書き込むコメントによってドラマの展開が変わるって言うの。あれは面白い試みだった。どうなったのかは知らない。でも慧眼だと思う。
ここで大事なアプローチは二つだ。一つは、コンテンツをリアルに近づけるか、あるいはリアルをコンテンツに近づけるか。ドラマを主人公の選択によって変化させるっていうのは、まあ平たく言って人間関係での変化に相似させれるから前者だ。後者の場合は恐らく『体験型』になるんじゃないかなと。自分のリアルがそのままコンテンツになる。電脳コイルみたいに、実際の視界に他の映像が映し出されるのは良いヒントになる。例えばお化け屋敷って今はカラクリ人形とか、ちょっと凝ったところだと本物の人間を使って驚かすって言うのが主流だけど、網膜に直接何らかの映像が投影されることになれば、自宅でもお化け屋敷的なことを楽しめるわけだ。イヤホンをつけると目の前で自分の好きなアーティストがライブをしてくれる映像を流したり。うわあ未来的。


1週間に3度飲み会があった。財布がああああああああああ!!!
1度目は会社の全部署をひっくるめた若手のみの飲み会であり、2度目は所属部署の若手のみの飲み会で、3度目は以前僕が9ヶ月ほどしていたバイトの飲み会だ。3つ目はまあ定例会とも言えるかな。
会社の先輩に「飲み会ってこんなに頻繁にあるもんなんですか?」と尋ねたところ、「少なくとも去年はこんなになかった」と言う返答。一体何があったんだ。
元々は、1度目と2度目は恐らく一緒のものだった。
しかし、仕事の都合で1度目の飲み会に参加出来なかった某Y女史の腹いせなのか、2度目を企画なされた、と言うわけだ…。
そこで会社の確執に関するいろいろな話を聞いたんだけど、うん、やっぱり社内は政治だなwと思った。
その2度目の飲み会メンバーで冬に旅行に行こうと言う話にいつの間にかなっていたわけだが…なんかまるで活動的な大学のサークルに入ったような感じがするぞ?!IT系なのに!


土曜日はP嬢とお出掛け。もとい帰省。
僕が常連になっている某坦々麺屋で昼食を取り、そのまま日本橋をウロウロ。
途中、某メイド喫茶の前で激しい呼び込みがあった。僕とP嬢の前を、いかにもオタクという感じの二人の男が歩いていて、その二人がメイドに声をかけられていたんだが、そのかけ方が問題。まさに『立ちはだかる』という感じで二人の前に身を出し、「どこに行くんですかー?」みたいな感じで詰問し、そしてそのままそのメイドの店に連れて行っていた…。
歩行を妨害して前に進めなくして店に連れていくってのは、もうメイドによる宣伝じゃなくてあれはキャッチだ。しかも道頓堀にいるホストよりもタチが悪い。ったく、いつからああいう勘違いが蔓延るようになってしまったんだ…。
と、メイドビジネスの堕落した惨状を嘆きながらゲーマーズ→とらのあな→アニメイトといつものコースで英気を養う。ゾンビ漫画が出ていたので購入した。感想は後ほど。
アニメイトではもやしもんグッズを買い漁った。メタルチャームが売っていたので2つ購入し、店を出てしばらくしてから開けると中身はB・ナットウとL・ヨグルティだった。僕の中ではB・ナットウの株が急騰中なのでそれは僕が携帯につけ、L・ヨグルティ(ゴザルティ)はP嬢の携帯につけた。ハッキリ言ってもう僕らの携帯は菌だらけである。醸されまくり。
しかしまだ醸されたりない!というワケで、K-BOOKSで発見したC・ボツリナムのぬいぐるみを購入。一個しかなかった…手の早いP嬢に取られて悔しい…ビクンビクン

日本橋を16時に辞去し、ゲーセンでグレッグル(ポケモンのキャラクター)のパペットを1500円ぐらい出してゲットして、別のゲーセンでマリカー対戦。今日は負けてしまった…ずっと優勢だったのに最後の最後でタツマキを食らってしまい、巻き返そうと思うもアイテムを取れなかったために逆転ならずだった 。・゚・(ノД`)・゚・。これで9勝10敗かー。

それからローソンへ。現在、ローソンではTheWorldOfGoldenEggsのタイアップ商品が売っているとの情報をP嬢が自供したので早速買占めに!
色々売っててワロタ。ワケのわからないセリフを吐きながら商品をまじまじと見ている様は店員含むほかの人には大変奇異に映ったことだろう…
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購入したのは4種類。
・ターキーレンジャーのレンジャーヌードル(左上)
・バナナシェイク(キャラの名前は忘れた)(右上)
・ローズ&マリーのアップルパイ(左下)
・コーチ、ステファン、七面鳥コンビのチロルチョコ(右下)

その後難波のSHIDAXで2時間ほどカラオケ。僕らはもう最近の歌には全然ついていけない非ヤングなので、ハイパーMOSAIC.WAVタイムを開始。
DSCN1802
キュン(゚∀゚≡゚∀゚)キュン
スキ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ップ
(;゚Д゚)パラレル
ポ━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━ップ!!!

あ、あとエアーマンを倒せた!4/5ぐらい!一番最後のサビの「タイム連打も試してみたけど」だけ出なかったけど、他はいけた!
やっぱりずっと歌い続けてたら喉が強化されていくもんなんだなあとひしひしと感じた。それにたぶん昨日は喉の調子が良かったんだ。うん。
まあ僕の身をもって「継続は力なり」を示したので、同様にP嬢になんとか「Ark」を歌わせることを企図するも、あらまりさんはマジでパネェのですぐには無理かなああああああ

そんなこんなで晩御飯の時間になったので『卵と私』に移動して心臓に優しいオムレツを食べた。
心臓に優しいオムレツを食べながら、このあとに取るプリクラの仕込みを行った。まあ仕込みと言ってもポージングと落書きの内容と撮影の段取りを決めるだけなんだけど。
漠然とプリクラを撮るんではそこらのJKと変わりないから、やはり何かテーマに沿ってプリクラは撮るべきだというのが僕らの持論である。
テーマは主に時事ネタ(と言っても日常的なレベルで。プリクラに『あなたとは違うんです!』とか書いてもたぶん後々空しくなる)なので、
・TheWorldOfGoldenEggsネタ
・プライズゲームでゲットしたグレッグルと、K-BOOKSで購入したC・ボツリナムネタ
・よつばと!8巻発売記念ネタ
で各2枚ずつ撮ることを計画。
TWGEでは、ステファンの「はぁ…これはブラじゃなーい…大胸筋矯正サポーターだよ…」で一枚、スタントつきのレンジャーヌードルで一枚。
グレッグルとボツリナムはそれぞれぬいぐるみをドアップで撮影。そこかしこに菌をちりばめる。
よつばと!は1巻?の裏表紙の奇妙な踊りみたいなポーズで一枚、しまうーに激突するよつばで一枚。
と、入念な仕込みを済ませプリクラを撮影したところ………
歴代最カオスなものが撮れたwwwちょっとカオスすぎるこれはwwwww
プリクラに仕込みは欠かせない…そういう結論に至った。

P嬢の家に戻り、アニメイトで購入したもやしもんのパズルを作った。
組み立てているP嬢そっちのけでもやしもん単行本を読んでいると不平が飛んできたので僕も手伝うことに。やりだすとムキになってくるんだよなあ…
DSCN1811
約2時間で組み立て終了。オリゼーが敷き詰められて、模様があるようでないようなパズルだったので少し難易度が高い感じだった。まあ300ピースだから全然マシか。


6th Story CD「Moira」(初回限定版)
Sound Horizon
King Records =music= (2008-09-03)
売り上げランキング: 6
おすすめ度の平均: 4.5
5 運命は残酷だ。されど彼女を恐れるな
5 運命よ・・・これが、あなたの望んだアルバムなのか!
4 確かに凄く良いのだが
5 ハラショー!
3 聞き取れないし分からない

満を持して遂に6thCDが発売された。
9月・10月はこのCDだけで過ごすことになるだろう…!
今はまだ5周ぐらいしか聞いてないから(しかも流し)コンセプトとか世界観とかまったく把握出来てないけど、サンホラの曲はほぼ全てスルメであることがわかっているので聞いて聞いて聞きまくる!
しかし、なんかやけに色々混ざってきて複雑になってきたなあという印象。
あらまりさんの声1本でシンプルにやっていた頃に比べると、だけど。Romanに比べてもあまりに重厚になりすぎている。
つまり何が言いたいのかというと、「聞き取れない」ってことだw色んなものが混ざりすぎてる。
なんというか、「素材の全てを生かしたいが故にプライオリティを等しくせざるを得なかった」という邪推をせずにいられないな。こうなると、歌姫とバックコーラスとセリフ部隊はもっとハッキリ分けたほうがいいと思うんだ。
と、まあ批判してしまってますけど、サンホラには外れはスピッツの半分ぐらいしかないと思ってるので、なんだかんだで後々になると「Moira最高」って意見になるだろう。
ハラショー!


ゾンビの定石であるところの『ショッピング・センター』が出てきた。なんでゾンビとショッピングセンターってこんなに相性が良いのかというと、ショッピングセンターが『何でも揃っているところ』のため、外にいるゾンビを締め出してしまえば楽園の一丁上がりだから。ショッピングセンターにあるものを独占してそこで好きなだけ暮らせるという妄想は、周囲が地獄であればこそ輝くものである。死と生の対比を極めて現実的なレベルで対照させる。だから、ゾンビとショッピングセンターは相性が良いのだ。
しかしながらショッピングセンターは広いながらも有限な空間である。もっと言えば上記のような状況では閉鎖空間である。物理的な制約からは逃れられない。
食料はいつか底を尽き、尽く前に腐敗もし、娯楽にも飽きが来、電力や水道などのインフラも地獄から供給されている以上はいつ止まるかわからない。
その時点から見れば極楽に見えても、それは一寸先は闇の状況でのスポットライトの当たった舞台でしかない。
「なあユリアン。物事ってやつは最初のうちはなかなかうまく運ばないものでな。」
「時間がたつと・・・?」
「だいたいは、もっとひどくなる。」
と言うやつだ。時間の経過が事態の収束を生むのか、状況の悲惨を加速させるのか。
この漫画では後者でしかない。一応、超絶望的な世界を描いているから。
ゾンビ映画のセオリー通りに展開しているため、ゾンビ通の僕からするとこの先が非常に心配なところではあるが…さてどうなるか。

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