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2008年9月1日月曜日

生物毎に違う時間の尺度

「ハエたたきが当たらない」その理由が判明
僕が9歳ぐらいの頃、近所に住む4歳上の友達Hと遊んでいたときに言われたことがある。

H「直也、お前がいくら速くハエを掴もうとしても絶対に無理なんだ。何故かわかるか?」
僕「…ハエの動きが早いからだろ?」
H「違う。いいか、オレたちは1秒,2秒,3秒…と言う風に時間を数えるけど、それは人間の時間から数えた数え方なんだ。あいつらはオレたち人間とは生きてる時間が違う。だからスピードが速い生き物は寿命が短いだろ?その分、オレたちよりスピードの速い世界に生きてるんだ」
僕「へえー!だから人間じゃ追いつけないんだ」
H「その通り」

ってな感じの話をした記憶があって、そのことが異常に僕の記憶に残っているんだけど、この記事はそれに近いことを言ってるね。

生物にはそれぞれ寿命があって、例えば犬なんかは大体平均15~6年で生をまっとうしてしまうけど、僕たち人間にとってはそれは15~6年って言う、成人に満たない年齢なんだけど、それは僕たち人間って言う生き物の時間の尺度から測ったものであって、犬たちからしたら15~6年って言うのはそれこそ一生だ。人間の4分の一しか価値がないのではなくて、どれだけ寿命が短くても生まれてから死ぬまでは等価だ。
犬たちは、僕たち人間が一体何年生きるのかと言うことを知る由もない。

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