
連休を利用して、Dと九州を旅してきた。
僕がまだ足を踏み入れたことのない鹿児島県をメインに、3日間九州を踏破した。
1日目:
大阪→博多→黒川温泉→博多→鹿児島
最寄り駅の始発に乗ると、なんと博多に8時に着く。すげえぞ新幹線。
九州はバスが高度に発達した特殊な地域だ。大きな駅の近くには、必ず専用のバスターミナルのビルがある。
各都市を結ぶ高速バスが、10分に1本のペースで走っている。(博多駅前の交差点などは、10台に1台はバスだという有様だ。)
その脅威のバス網を、3日間1万円で乗り放題で利用出来る奇跡の切符があるので、今回はそれをふんだんに使用しての行動になった。
博多から高速バスで3時間かけて黒川温泉へ。

黒川温泉は熊本県と大分県のちょうど間ぐらいにある温泉郷だ。
旅館やホテルに内設されるタイプの日帰り浴場施設が多いためか、城崎のような温泉街とは少し趣が異となる。

黒川温泉史の立役者(らしい)である新明館の温泉(赤くなってるのは酸性の泉質だから)。混浴。と言っても、うら若い女人が入っているようなパラダイスではなく、僕とDの貸切だった(ゆえに写真が撮れた)。

温泉は一つしか入っていないので、ほかの温泉と比較することが出来ない。
しかし少なくともココは、写真のように、景観もとても良かった。

シャレた囲炉裏!

エロゲかなんかに出てきそうな坂道ですよね。
黒川温泉を14時半ぐらいに出て、博多へ移動。

長浜まで行こうとするも、Dが自信満々に道を間違えてくださった。
写真を撮って途方にくれながら歩いていると

博多で最大級に近代的な大型複合施設、キャナルシティに偶然たどり着いた。
一度来てみたいと思っていただけに僥倖。たなぼた。

ライオンキングの何かがいた。大阪に帰ってきてP嬢にこれを見せると大変珍しがっていたので、何かレアキャラなのだろう。
そして、なんとか長浜までたどり着き、温泉で疲れを癒した。
その温泉の近くで焼き牡蠣なるものが売られていたので七輪焼きを楽しんだ。

接写モードにするの忘れてたからボケてるけど…。
時期的にたぶん最後の牡蠣だろう。美味かった。
その後、全国のコンビニで売られている「一風堂ラーメン」の本家本元の店舗を訪れて、カップラーメンではないモノホンのラーメンを食べてきた。ほっぺたが自由落下した。
2日目:
指宿→桜島→霧島→鹿児島→博多

博多からの夜行バスで移動し、午前5時過ぎに鹿児島駅に到着。

朝一で指宿へ向かう。電線が邪魔だけど、大変綺麗な朝焼けを拝めた。

指宿の海岸には、化石温泉と呼ばれる温泉が地表まで湧き出している。写真の波打ち際も、実は湯気が上がっている。砂浜は80度にもなっているらしい。
この地には、それを利用した「砂蒸し」と言う伝統文化がある。それを体験してきた。
砂の中に入ってジッとしているだけなのだが、サウナ状態。体中の毒素が抜けて、僕はすっかり一般人になってしまった。

指宿からはレンタカーで移動。フェリーに乗り込み、大隈半島へ移動し、桜島まで行った。


桜島はこないだちょっとした噴火があったらしく、火山灰が降り積もったばかり。
歩道には新鮮な灰が積もり、観光客の足を滑らせていた。
桜島から霧島へ向かい、霧島温泉を堪能。
庭園浴場という、異常に広い温泉に入った。
そこもまた、一応混浴なのだが、やはり事実上男性用浴場と化していた。一部の例外を除いて。
カップルの男が、彼女らしき女性を連れて風呂に入っていた。それなんて羞恥プレイ?ドSとかドMとか、プレイとか罰ゲームとか、そんなん抜きにして、男としてどうよ?と思わなくもない1シーンでした。若い時に、恋人を混浴風呂に連れ込む神経は僕には理解出来なかった。老齢になってからなら別にいいと思うんだけどね。まあ世の中にはいろんな人がいるもんだ。
3日目:
博多→長崎→博多→大阪

夜行バスで鹿児島から博多まで戻ってきて、朝一ですぐに長崎へ移動。

長崎駅構内の広場には神龍がいました。

長崎港から出ているフェリー「コバルトクイーン号」に乗って、伊王島へ向かう。
伊王島は長崎きってのリゾート島だ。ここは色々な意味で最高だった。何がどう最高なのかは、行ったら判る。ここは遠出して足を運んでも後悔はしない島だ。

時間があれば、足湯に浸かりながら読書を楽しみたいところだった…。

昼食は長崎中華街で皿饂飩を食べた。
店員がチャイナ服なのは良かったが、年齢層が少し残念だった。せめてこうシャンプーみたいな店員をだな…
とにかく、これで僕は三大中華街、すなわち横浜・元町・長崎の中華街を踏破することが出来た。
元町・長崎の中華街の規模は似たようなものだった。というより横浜の中華街がデカすぎる!値段もぶっちぎりだけど。
そんなこんなで大阪まで駆け足で戻ってきて今回の旅行は終了。
九州は若者が多い地域だった。高齢の人ばっかりいるようなイメージだったんだが…
21歳の時に2週間かけて九州から北海道まで縦断した僕だが、あのころの体力はもうないみたいだ。高速バス・夜行バスでの連続移動でくたびれる始末。
でもそれならそれで、体力にモノをいわせた昔とは違った別の楽しみ方があるはずなので、それを見つけていこうと思う。
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