ページ

2010年4月30日金曜日

授業中もムシキング

“暗黒流動”を観測、宇宙論を覆す?

暗黒流動により、間接的にマルチバースを支持する証拠が得られたわけだ。マルチバースにも色々な形があって、宇宙から小宇宙が生まれ育ち、そこからまた宇宙が…と言う、定常宇宙論のアップグレード版みたいなやつがある。ブラックホールを通過してホワイトホールから飛び出た先は別宇宙、みたいな話もあった。SFじゃなくてね。

銀河同士が猛烈な勢いで離れていってるのはビッグバン理論によって証明されたかのように見えた…が、宇宙に外側があるとなるとまた話が違ってくる。
「銀河同士が猛烈な勢いで離れていく」というモデルで、よく風船の上に書かれた×点が用いられるが、あれは宇宙が「有限だが果てが無い」状態でのみ有効になるわかりやすいたとえ話であって、今回みたいに「一定の方向に時速約320万キロで動く」みたいな観測があったら、もう何がなんだか、と言う感じだな。

今回の観測って、マイクロ波背景放射の観測ぐらいインパクトのあるものだと個人的には思うのだけれど。素人だからそう思うだけですかね。

つか、宇宙が膨張している、ってのはまあいい。光の速度を超えるぐらいの速さで膨張しているってのも。よくわからんがそういうことなんだろう。
でも、それって空間それ自体が膨張していると言うことなのに、何故僕と、目の前にあるモニタの距離は広がらないんだろう?地球と太陽の距離も変わらない。空間の膨張と言うとき、それは「銀河と銀河の間にあるボイド」を暗に示してるけど、銀河内にあるものは重力で相殺しているのか?教えてエロイ物理学者!

0 件のコメント: