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2010年5月30日日曜日

アサシネイティッドバウムクーヘン

近所に池がある。
そこを通りかかった時、フェンスを超えた所で、小学生2人が釣りをしていた。
何を話しているのかはわからないが、「もうすぐ釣れるぜ!」ってなことだろう、きっと。
釣りと言っても、ウキをじっと見つめて待ち続けるステレオタイプな釣りだった。彼らには残念だが、この池にはそうした釣り方で釣れる魚は生息していない。
でも、僕も子供の頃はそうやって友達を誘って、沈むわけがないウキをじっと見つめながら、無為な時間をよく過ごしたものなので、その姿を見てノスタルジックな気分になった。

日曜は午前中から甥の運動会に行ってきた。
昔は広く感じた運動場も、大人になってからだとやはり記憶ほど広く感じない。
甥は小学6年生なので、組み立て体操をしていた。中身は僕らの時と殆ど変わらない。
でもなんか、子供たちがワイワイ楽しそうに競技なり演目なりをしているのをみると、よくわからない安心感があるな。僕も、余命幾許も無いジジイになってきたってことかな。
そういえば、しましまニーソを履いて徒競走を頑張っている女の子がいた。これも時代ってやつかな。

会社の先輩に、『DEAD SPACE』と言うゲームを借りたのでプレイ中。怖すぎ。試しにスピーカーじゃなくてヘッドホンで大音量でプレイしてみたら、長続きしなかった。進むだけでも緊張と集中力を必要とするからなあ…。

ゲームのジャンル的には、TPS。雰囲気はサイレント・ヒルに近い。ゲーム性はバイオハザードに似ている。シナリオは、かの名作『エイリアン』を踏襲。とある惑星に探索に行ったチームからの連絡が途絶えたので、その星に行って調査をしましょうと言う内容。
不気味さはサイレント・ヒルのほうが上だが、恐怖感は圧倒的にDEAD SPACE。

敵がどこから来るかがとにかく読めない。進行方向から敵がすごい勢いで進んでくるからレーザー・カッターで迎え撃ってたら、いつの間にか背後のダクトから敵が現れて攻撃されたとか。見えねえよ…。
とある部屋に入ろうとしたら、いきなり警報が鳴り響いて、左右から敵が現れたから狭い通路に誘き寄せて一方向からの襲撃になるようにしようと思ってスタンバってたら、これまた後ろの壁を破って別の敵が現れてきたとかね。えげつない。

あと嫌なのは、死体だと思って通り過ぎようとしたら突然起き上がってきて襲いかかってくるやつね。あれは心臓が止まった。

また、一番恐怖なのは、音だ。
このゲーム、何もなくても色んな音が聞こえてくる。便所に入ったらどこからか女性のヒソヒソ声が聞こえてきて、なんだよクソー!と思ってソロソロと伺ってみても何もいなかったり。とにかくもう緊張の解ける暇がない。
敵が歩いているような動きがするから近くの部屋をガラス越しに見てみると案の定いて、ああなんだコイツの音だったのかと思うと実は天井から迫ってくる敵の音だったり。キツすぎる…。サラウンドに力入れすぎなんだよこのゲーム…。

今はようやくチャプター1をクリアしたところ。ユーザインターフェイスはクールだし映像は超美麗だし、難易度も絶妙で面白いことは面白いのだが、いかんせんこのゲームは長時間プレイに極めて向いてない…w
ホラーゲームが好きで、グロ耐性があって心臓が弱くない人でないとお勧め出来ないゲームの殿堂に見事に入ってしまった。
Dead Space(輸入版:アジア)
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5 ホラーTPSの最高傑作品!!
5 さっぱど、わかんね(笑)
5 もう 辞めたい。
5 石村
5 「良い意味」でストレスを感じさせる秀作

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