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2010年9月11日土曜日

「キーボードが動かないんですが」「PCにちゃんと刺さっていますか?」「PCの後ろが見られない状態です。」「ではそのキーボードを持ち上げて10歩後ろに下がってください」

出張から帰宅。2週間は確かに長かったけれど、仕事がずっとバタバタしてたから早く感じた。
宿泊していた寮がボロいために、決して良い住環境とは言えないけれども、そこは住めば都。だんだん生活リズムが出来てくる。
コンビニまで徒歩3~40分かかる僻地のため、週末がなんとも苦労した。せめて社用車を使えればいいのだがそんなものもなく。同期や先輩にお願いして車を出してもらうと言う選択肢を取るのに1分もかからないレベル。
昼間ならともかく、夜なら涼しいから30分歩いたところでちょうど良い運動になるだろうと思っていたのだが、コンビニまでの道のりに街灯がほとんどなくて暗すぎワロタ。しかも車道オンリー。轢かれる確率が高いと直感的に解る道路。田んぼの畦道を歩いて星空を眺めるので精一杯でした。灯りがまったくない田んぼの真ん中らへんで見上げる夜空は、大阪ではとてもじゃないが体験出来ないような素晴らしいものだった。圧巻。まにまに風に言うと「フォーマルハウトが高い・・・!」。いや、フォーマルハウトなんて季節的に見えないけどね。
週末は先輩の家で全米オープンテニスの観戦をしたり、同期と白河の関を観光したりとそれなりに充実したものになった。観光途中、見捨てられたような天文台がポツンとあり、気になった僕は歩いて近付いた。その天文台には、持ち主を示すような看板などは全くなく、ただ1階部分が居住環境になっていて、2階部分が望遠鏡ドームになっていた。人気はまったくなかった。私有地であることを示す標識も、どこかの企業あるいは自治体の持ち物であることを示すものも、何もなかった。恐らく、個人所有の天文台なんだとは思うが、真相は謎のままだ。
運動不足解消のためだ、と上司に連れられてゴルフの打ちっぱなしに初めて行ってきた。ゴルフって結構疲れるんだとわかった…舐めていたよ。4番アイアンとか6番アイアンとかでほとんど打ってたけど、5分ぐらいだけドライバーを貸してもらって打たせてもらったが、ドライバーってすげえ!ヘッド部分がゴツイのに軽いし、あたった時の音がなんとも快感。あれが5万以上するってのが信じられないけれど。

遊んでることばかり書いてるので僕がなんのために出張に行ったのか問い詰められそうだけれど、ちゃんと仕事もしてきたのでw細かい内容はさすがに書けないけど、なんと言うか実際のユーザから得られるフィードバックや要望と言うのは、確かに開発速度を加速させる効果があるなと思った。つまり出張時限定アジャイル開発。
リリース後のトラブルを目の当たりにすると、さすがに若干テンパる。それは原因不明の不具合を恐れてのことではない。システムトラブルには必ず原因があるものだし、それを突き止めるのはむしろ楽しい仕事だからだ。恐ろしいのは、それによる被害。僕らが今回出張でリリースしたシステムと言うのは、謝るだけじゃ済まないような被害を齎す危険性があるので、非常にシビアになる。が、どんなプログラムにも必ずバグはある。バグを0にするなんて言うのは、開発している側から言わせてもらえば、『不可能』。出来ることといえば、バグが発生した後のアフターケアをしやすいような仕組みやフールプルーフを事前に作っておくとか、そういう事後次善策でしかない。
システム開発が巨大化・複雑化する一方で、要求されるスピードは早まるばかり。
そしてコンピューティングの世界は、まだ出来て間もない。きっちりした開発手法さえ世界中を見渡しても存在しないような状況だ。

さて、出張報告はその辺にしておいて、出張のためにプレイ出来なかった、DEAD RISING2-case 0-をやろうと思う。
DEAD RISING2は今月末に発売だからみんな買ってね。

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