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2011年1月29日土曜日

まよいキョンシー

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傾物語 (講談社BOX)
傾物語 (講談社BOX)
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西尾 維新
講談社
売り上げランキング: 63

読了。
相変わらず西尾節が炸裂しまくりの本書。さすがは100%修羅で書かれた小説。色んな作品のオマージュが全編を通して見られた。
今回は結構SF入ってて面白かったな。小説読むのもなんだか久しぶりだったし。

まいまいに焦点をあてた作品なのかな、と思ってたけど、全然違ったw
確かに内容の主軸はまいまいだけれど、あらららぎさんとキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの会話劇が9割を占めていた。

バタフライ・エフェクト系の内容って、つまりは『歴史の中のIF』についての話になるんだけど、どんなSFよりも身近に感じるんだよなあ。たぶん、自分の選択が未来に影響するってことが俯瞰出来るからだと思う。

本書の中で、「さすが西尾維新、言うことが違うね!」と感心した内容。
「危険を示す赤信号で世界が満たされた時こそ、いつよりも安全な時間であり、逆に安全を示す青信号で満たされたときは、世界のどこよりも危険な場所が出来上がってしまうという矛盾──危険信号というのは度を越してしまえば安全地帯を作り、その反面、安全信号が度を越してしまえばただの無法地帯を作り、3秒どころか1秒だって生存することが難しくなるのです」
極論だけど逆説的だよなー、と思えた。ってか、こういう考えを思いつく脳味噌がすごいな。

そういえば、傷物語が劇場版になるそうで。まだウワサ段階だけど。
傷物語は化物語の中核をなす話だし、内容が濃いから、劇場版とかマジ見応えありそうだな。

2011年1月28日金曜日

無意識のカウンターイルミネーション

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出張から帰ってきますた。なんとか無事に業務も終了…一時ヒヤヒヤした局面があったけど、なんとか乗り切れた。
データベースの勉強とかしてて良かったと本気で思った…あんな論理障害、たぶん経験だけじゃわからないぜ…。

地域的には北関東なので、当然ながら寒かった。と言うか、大阪に帰ってきてから、向こうが如何に寒かったかがわかった。念の為にずいぶん着込んでいったのだけれど、向こうではそれでもまだ身体が震えるぐらい寒かった。が、大阪に戻ってきたらまだまだ脱げます!って感じ。
朝、寮の部屋でテレビを見ていると天気予報が始まったんだが、雪国だねえ、って感じの予報がちょっと面白かった。こっちだと、「曇り時々雪」とか、「雪時々晴れ」とかそんなんだけど、向こうは「雪時々止む」だった。最初見たときちょっとワロタ。雪以外の情報はどうでもいいんだ…

行く前は、星を見るのが楽しみだぜヒャッハー!!とか言ってたけど、実際夜になると動く気が失せると言う罠。でも、帰路で見上げた空は澄んでて非常に綺麗だった。かみのけ座とか見れたし。ごめん適当言いました。

とりあえず、なんだか今回を皮切りに、任される仕事が異常に増えそうなので、イザと言う時のために早い目にANAのマイレージカードを申し込んでおこう。

2011年1月23日日曜日

ぞんびだいすき

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ついカッとなってぞんびファームへ登録したのは僕だけでいい…

明日から1週間、豪雪地帯へ出張に行ってきまつ。(←○○しまつとか○○しまふとかってもう結構死語だよね)
前回は初めて出張と言うこともあり、勝手がわからなかったので荷物がやたら多くなってしまったのだけれど、今回は二回目なので何をどれくらい持っていけばいいのかはだいたい把握したので、圧縮袋を利用してZIPファイルのように荷物を圧縮した結果、下の画像のようになりました。


大きさ比較のため、右にはペロにゃん…いや、けいおん!クリアファイルを置いてます。
せめてバスタオルぐらいは寮で貸し出ししてくれよ…と思うけど、仕方ないので持参。バスタオルは荷物が多くなる原因の第一位です。タブンネ
寮が山奥なので、メシエコードBK201のように冬の満天の夜空を眺めたいところだけど、たぶん今回は平日のみだし忙しそうなのでそういう余裕はないだろうなあ…

前回の出張では上司も一緒だったので心強かった。僕はまだ見習い同然なので、上司の仕事を見て仕事を覚えなきゃならない身分なのだが、どういうわけか、今回は僕一人でのソロ出張。見るべき背中もなく、いきなり千尋の谷へ放り出された世知辛い世の中。ちょっとした打ち合わせ出張とかなら頑張ってやろう!と言う気にもなるけれど、結構大事な業務での出張なので、「それはちょっと無責任なんじゃなイカ?」と、若干の憤りを感じざるを得ない。もちろん、信頼に足りない部下を前線に送る上官はいないので、前向きに考える要素は多分にあるんだけど、どちらかと言えば不安要素のほうが多い。
でも兎に角、僕がやることは愚痴をこぼすことじゃなくて最善を尽くすことだけだ。自分の裁量でどこまでやっていいものか非常に曖昧だけど…。

ソロ出張も慣れれば帰りにシャッツキステに寄る余裕も出来るのだろうけど、はじめてのしゅっちょう 略して はじめてゅっちょうなので、行き帰りの車内では、色々と歌詞がアレすぎてDAMでは修正されたと言うミクさんの曲『脱げばいいってもんじゃない!』でも聞きながら難しい本でも読んで無難に行こう。

2011年1月10日月曜日

年賀絵

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ウサ巫女あずにゃん+キレネンコの絵がやっとこさ完成しますた。drdr描いていたのも原因だけれど、時間かかりすぎだ・・・。
実はこの絵、最終的に1人+1匹になってますが、最初のラフの段階では2人+1匹だった。唯が左に加わっていたんだけど、全然唯っぽく描けなかったのでボツったw
いやあ、絵って定期的に描かないと描き方忘れるね。今度からちょくちょく描くようにしよう。

完成版

2011年1月9日日曜日

Vocaloid厳選曲まとめ 2

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Vocaloid厳選曲まとめ
のページに、以下の曲を追加致しましたので御静聴ください。各人のミク曲強化の一助に役立つことを期待します。

不協和音部門

右肩の蝶

ペロ…これは防虫剤!部門

パラジクロロベンゼン

脅威の中毒性部門

アンチクロロベンゼン

逆二乗の法則部門

1/6

メロドラマ部門

Just be friends

滅びの美学部門

タイムリミット

次世代卒業ソング部門

桜の季節

マリンスノー部門

深海少女

学園祭向けロック部門

カタパルトネーション

『つまり子供ダマシだけれど 意味が少しでも伝わればいい』

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この画像は面白い。『良いコードを書くためのフローチャート』と題されたものだが、良いコードを書く方法は存在しないことを面白おかしく示している。まるで僕が今勉強している「計算機科学入門」の「計算可能性」のようだね。良いコードは書けるか?答えはNOだ。


僕は現在、プログラマとして糧を得ているが、他の職業の人が思っている以上に、プログラミングと言うのはつくづくクリエイティブな仕事だと思っている。
上の画像のフローはジョークでも何でもなく(笑えるのは確かだが)、真実そのものだ。まあ、ここで言う良いコードって言うのは、仕様変更があっても使い続けることが出来るコードのことを指しているようだけれどね。

とにかく、良いコードを書く一般的な方法は存在しない。良い絵を描くセオリーや良い音楽を作る方法がないのと同じようにね。絵や音楽の良し悪しはそれを鑑賞する人のセンスに依存するが、コードの良し悪しは要求に依存する。いずれも時間が経てば変化するものだから、確定的なものはありえない。

ここから少し話がずれる。
研究分野で行われる新しいコンピュータ科学は別にすると、企業活動における大抵のプログラミングはとある会社の一プロジェクトとして位置づけられていることが殆どだろう。企業活動の一環としてある以上、予算と納期の縛りは不可避。そして上記の図の最初の分岐にあるように、時間をかけれるのかかけれないのか、と言った納期の問題が品質を左右する。

一般的に、予算と納期の兼ね合いでスタートとエンドのスケジュールが決められる「プロジェクト」と言う単位で仕事を行う限り、QCD(Quality,Cost,Delivery)のうち一つは捨てなくてはならないことはよく知られている。品質と予算を守るのであれば納期は犠牲にせざるを得ないし、予算と納期を守るのであれば品質は犠牲にしなければならない。
そして、現実社会で行われているプロジェクトと言うのは、大抵が予算と納期を厳守する傾向にある。
理由は簡単で、会社の予算をもって行う以上は、プロジェクトの成功=黒字・プロジェクトの失敗=赤字と単純に数字で始末されてしまうからだ。納期をオーバーすれば当然従業員の人件費は当初予定より膨らむ。顧客からの信用も失われる。それならば、まだ目に見えない品質を犠牲にするというのが合理的な判断だと言うのは一理ある。

ただ、品質を犠牲に出来ない分野もまた存在する。例えば人命に関わるものだ。この場合、品質は捨てれないから、予算と納期のいずれかを選択する必要がある。予算を選んだ場合、納期が犠牲になるが、それが顕在化したとき、例えば商品の販売延期であったり、サービスの開始遅延などが発生する。何かが延期する裏には、こういうことが潜んでいる。つまり、ビジネス上、品質と予算を疎かに出来ないわけだ。

ここでエロゲを考えよう。エロゲなんかは延期が日常茶飯事なわけだが(今はそうでもないのかな?)、エロゲの延期なんかは会社にとっては損害軽微なものだと思う。開発コストそのものが安い(人件費以外あんまりかからない)上、予算を達成できるかどうかは発売後の売り上げに関係してくるから、品質の悪いバグだらけのクソゲをリリースするよりは、しっかりとデバッグして細かい誤植も直してシナリオも加筆された質の良いエロゲのほうが圧倒的に利益に貢献するし話題にもなる。だから、ことゲームにおいては延期というのは非常に前向きな選択だと僕は考えている。延期することで失う信用も、ゲームというコンテンツの性質上あまりない。そのゲームを陳列するソフマップなんかは見込んでいた商品が売れなくなることで大変だと思うけどね。それよりは、前評判の良いゲームが発売されると言う事実が最も大事なのであって、信用を失うかどうかはゲームの出来にかかっていると言っても過言ではない。

そう考えていくと、会社にとっての「信用」と言うのは、そのビジネスモデルによって大きく意味合いが異なることに気付く。
ある会社はこういうだろう。「弊社にとっての信用とは、約束した期日でお客様に商品をお届けすることで成り立つものです。」。
別の会社はこういうだろう。「弊社にとっての信用とは、商品が極めて限られた状況でも安全に使うことが出来ることで成り立つものです。危険があれば商品は世に出しません。」。
前者は納期優先で考え、後者は品質優先で考える。企業活動である以上予算厳守が外せないのであれば、上記のように納期か品質か、と言う二択になるのだろう。
そういう視点で考えてみると、物事の多面性がよくわかるねえ。

BGM:

2011年1月4日火曜日

謹賀新年

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遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年もこの場末ブログと、水上直也を宜しくお願いします。

新年初投稿をするとき、一緒に年賀CGを掲載しようと考えていたのだけれど、まだ完成していないので、年賀CGについては完成次第掲載すると言う形としたいと思っております。
実に3年ぶりぐらいにタブレットを使って絵とか描いたんですけれど、自分のヘタっぴさに愕然としてなかなか作業が進まないですな。集中力を切れさせる絵柄だ、僕の絵は。
いつも正月は普段見ないテレビを見たりするし、それに加えて図書館から借りてる本を読んでたり、ゲームして遊んでたり、Pythonの勉強をしたり、ミクさんの歌声に洗脳されてたりと色々落ち着きのないヲタライフを満喫してるので、CGが思うように進まないと言う自業自得な感じになってます。まあ、僕の気まぐれで始めたことなので、遅くなっても自分のペースで完成させれたらなあと思う。

仕事は29日に終わって、30日は毎年恒例の理系組忘年会をしていた。
このメンバーでの集会は、年2~3回、定期的にやり始めてかれこれ7年ぐらい経つのだけれど、相変わらず面白い会だと思う。飽きないね。
メンバーの半数ぐらいは遠方から来るので、そういう場合、普通は「○○日○○時に△△で集合ね!その後××の店を予約してるからそこに行って…」みたいな事前調整があると思うのだけれど、理系組に関して言えばそれがまったくない。ノープランっつーか、フリープラン。高校時代から使っているBBSで日程調整だけが行われ、あとは当日まで何もなしw当日も15~16時ぐらいになるといつの間にか勝手に集まりだすと言う、安定の集合率。集合したあと、居酒屋を2軒ハシゴし、カラオケに行ってはしゃいでからメンバーの一人の実家に行って皆でニコ動とか見てた。酒に弱い僕は気がついたら死んでた。

元旦の夜、僕は早い目に風呂に入った。風呂から出ると、ケータイが点滅していた。初号機たんからの着信だった。全裸のまま仁王立ちで電話をかけてみると、「突然だが今から映画を見に行こう」とお誘いを受けた。電話を切った15分後、駅で待ち合わせてTRON-LEGACY-を観に行った。元旦にレイトショーを見るなんて、当たり前だが初めての経験だった。内容に関するレビューは割愛。可もなく不可もない映画ですた。映画後、ラーメンを食べながら駄弁りまくり。年明けからダラダラ過ごす時間は、なんとも贅沢ですなあ。社会人になってそう思うようになった。貴重な時間だからこそ、無為に過ごせる贅沢を噛み締める。吾唯足知。

3日、サイドポニーのP嬢と初詣に行き、お詣りをしたあとおみくじを引いた。
別々のおみくじを同時に引いたんだが、二人とも「14番」と言う珍しい事態に。相変わらずの安定のシンクロ率。
当然、中身も同じ。で、二人とも「凶」だった。もちろん、財布の中には入れず、境内に括りつけて悪いものを持って帰らないようにした。まあ、一方が凶で他方が大吉とか言う解釈に困る事態になるよりは良かったのかな…と思わなくもないが、二人とも笑顔を絶やさずと言う神の啓示があったので今年は顔面神経痛寸前まで笑っていきたいとキメた。

2011年は、仕事もプライベートも大変だと思うけれど、一つ一つ頑張っていこう。自分の力になるのは、自分の努力と継続のみ。小さなことからコツコツと。