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2008年8月31日日曜日

ハイパー賢者タイム時における睡眠欲抑制の困難さと全身を包む虚無感と倦怠感について

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デオキシリボ・ニュークリエイク・アシッド的ミクロな観点において約1億人の大虐殺を行った後に平然としていられるほど人間は図太くは出来ていないのである。いくら自分を正当化してもその事実は変わらないのであり、しかしだからこそ「ふぅ…これでリフレッシュした」などと言う、まるでどこぞのベジータのように「さっきまでのオレと今のオレは違う」と言わんばかりに暴力的な気分転換にすら利用するのである。
虚無感はそれに付随したものであり、日常から犯罪心理学にまで幅広く見られるいわゆる「後悔」と言うものである。何を悔いるのかはよくわからないが、オレンジ☆レンジで言うところの「セイシをかけたまさに決闘(笑)」だろう。
2歩下がって3歩進むのが人類の歴史であり、だからこそ偉人は死してから名を馳せる。進み続けるのが歴史ならば開花させられない才能などないのだ。
それは常に政争と嫉妬の繰り返しである。そして今巷で流行になっている「鈍感力」に始まる「○○力」というやつが普遍的にも核心に存在してきた証拠にもなってきた。
幕末という短い激動の時代に偉人が犇いていたのは、黒船の到来によってハイパー賢者タイムの機会がダントツに増えたおかげで怜悧な思考能力を時代にぶつけることが出来た人が多かったと言えよう。
翻って現代、情報化の波に晒された僕たちゆとらーはハイパー賢者タイムの力をどれほど借りても処理しきれない情報量に常日頃悩まされており、むしろその処理による疲労感と倦怠感が相乗されたことで、余計に効率が悪くなっていると言う有様である。これではいくら怜悧な思考能力を有していようとも、人間一人が出来ることには限りがあるということをまざまざと見せ付けられるだけである。
民族的に曖昧なものを好む僕たち日本人は、0か1かと言ういかにも情報処理的な判断を嫌い厭う。だからこそアルビン・トフラーの言う「第三の波」にいくら揉まれても、世界の先進国の中ではダントツの生産性の低さを誇るのだ。しかし、民族性というのはどうしようもないものだ。はいそうですか、じゃあ明日から0か1の判断をしますと言ってすぐに人格を変えられるようならば、全ての精神科医は今すぐ廃業だ。
ではどうすれば良いか。
先ず問題を分析する。
差し当たっての問題は「先進国なのにどうしてぶっちぎりで生産性が低いのよ!」というものだが、この表層的な原因は「ITに対する産業構造改革の失敗」と言う一言で表すことが出来る。
しかし、この原因を掘り下げていくと非常にComplecatedだ。国民の問題、企業の問題、マスコミの問題、政治家の問題、外交の問題…構造的な問題だけに、掘り下げて議論するのは容易ではないし、試みたところで無益なものになるのは連日報道されている空回りの空論を見てもらえればお分かりだろう。
そして、トップダウンの改革が先ず誰も期待していないことは日本の政治構造を見れば一目瞭然なので、残すところはボトムアップの改革というわけだが、これがまたトップダウンより難しい。なにしろ皆でやっていかなきゃいけないわけだから、いくらまだ少しは国民側に近そうな橋本知事が「マジ大阪維新ッスよ。地方分権勧めまウィッシュ」と煽ったところで、ハイパー賢者タイムと情報処理のダブルパンチで疲労している会社員たちは「そんなことしてる暇ない。忙しい」とワケのわからないことを言い出して終了だ。かくして夢物語は綴られ、出版物が残るだけの結果となる。
だから先ず改造すべき核心はその「そんなことしてる暇ないぐらい忙しい部分」である。最も、逆に、提起された問題であるところの「生産性」が上がれば忙しさは若干或いは飛躍的に軽減されるのだから、これはタマゴとニワトリの問題に相似するものなのだが、現実的に考えると会社員のほうをどうにかするほうが先だと言うことは解る。
北欧諸国が軒並み高い水準で成功していると言うのは別に政策が成功しているわけじゃなくて、単に時代に即した教育が奏功したと言うだけの話であるので、それを見習うならば余計に何とかするのは教育構造の方だということが解る。だけど政府の高官たちは「そんな北欧諸国を見習いましょうよ」とは言えない。個人に任せる部分が多いからだ。トップがボトムアップを期待するのはアリだとは思うが世論は許さないだろう。ゆえに僕たちゆとらーが空気を読んで勉強したりして少しでも地盤から固めて行くような努力をせねばならないんだけど、日本ほどの縦社会になると、年功序列のクセが抜けきらない年配の方々が「若者は黙って10年ぐらいは泥のように(笑)仕事してろ」と言う風になって政治的に撲殺してくるので、若者は持ち前の頭脳の柔らかさだとか時代に即した価値観に基づいた発想をしにくいわけだ。という理屈なわけで、僕たちは自分たちの裁量権の無さに愕然としながら、『秒速5センチメートル』で言うところの「日々弾力を失っていく生活」を余儀なくされるのだから世の中は理不尽なもんだ。

さて、前置き終わり。

今週号(先週号?)?のヤングジャンプのGANTZ読んだ!ぬらりひょん編の採点が遂に始まったね。道頓堀がえらいことになったけど、あの辺の人は商い魂がすごいからあんなになっても翌日から営業すると思う。「マスコミが来るから人もようさん来るわー!」みたいな。
まあ各人の点数は予想通りだけど、パンダが風より高い点数だったのが面白かったwwww僕は個人的にはいつの間にかスーツを着用してしっかり皆についてきてたパンダをひそかに応援してたけど、あんな点数を稼げるほど敵を倒してるとは思わなかった。一体どうなってんだ…。
んで、西君の点数からするとやはり、天狗のトドメをさしたのは西君っぽいな。いいとこ持っていきそうだもんなあ、あの子。西君が100点取ってGANTZの住人じゃなくなると女性読者が激減しそうな悪寒。まあ西君のタイプ的には強い武器を選ぶだろうけど。

ホストさむらいは非常に好きなキャラなので、今後も成り行き上の味方として活躍してもらいたいな。
何故好きなのかというとあの回避率の高さだ。何しても当たらねえwwwwタバコも咥えたままだし、超クール。
そしてなんと言っても、ホストさむらいの繰り出す斬撃は、ほぼ「切った後」だけが描かれているところがカッコイイ。振りかぶり、振り下ろすシーンがまったく描かれないのだ。僕もGANTZに送られたらソードを使いたい。
キルビルはどうでもいい。


昨日は両親が小旅行に行ってしまっていたのでP嬢に飯の世話をしてもろた。大雑把が服を着て歩いているような僕は一人だとジャンク・フードに走ってしまう。
ちょうど昨年も挑戦したハンバーグ。今回は僕は一切料理に手出ししなかった。買出しぐらい。P嬢も2年半ぐらい前にHANDSで一緒に購入したメイドの格好になって形から必殺料理人になりきっていた。当時はニーソを探すのも随分店を探し回ったものだが、今やどこでも見られるようになってけしからん。
昨年のハンバーグはやけにドデカイものが出来てしまっていたんだけど、今回はその反省も踏まえて少し小さめのハンバーグを2つ。表面はコンガリ焼けていたし、中にも火が通っていたんだけど、何故か妙に柔らかかったwだけど美味しかった。タマネギのみじん切りをボールに入れたものにバターを少し加えてレンジでチンするのって最高の味付けだとおもた。



よつばと! 8 (8) (電撃コミックス)
あずま きよひこ
アスキー・メディアワークス
おすすめ度の平均: 5.0
5 とーちゃーーん!
5 気がつくと本棚にない
5 しあわせな気持ちになれるマンガ
5 「よつば」という目線で繊細に描かれた日常。
5 こどもとおとな

P嬢が購入したので読ませてもろた。今回も雰囲気が神漫画。
化粧してるみうら可愛いよ化粧みうら
恵那様>>>>みうらたん>>>>しまうーちゃん>>ジャンボ殿>(越えられない壁)>>>あさぎ>>やんだ>>風香>>以下同順

変身 (講談社文庫)
変身 (講談社文庫)
posted with amazlet at 08.08.30
東野 圭吾
講談社
売り上げランキング: 5210
おすすめ度の平均: 4.0
2 東野圭吾にしては凡作
5 切なかった
4 初めて読んだ東野作品(ネタバレあり)
5 初めての感覚
4 ぞくぞくしました


スピッツの歌詞で言うところの
美人じゃない 魔法もない 馬鹿な君が好きさ
途中から変わっても 全て許してやろう
『脳』の部分移植によって徐々に人格や意識が変化していく様を描ききった名作。
元の人格が失われることを恐れながらも、「こんなことは今までの自分ならありえなかった」程度にしか認識できないために止められない。
自分の記憶すら他人の経験を聞いているだけのような感覚になり、実感がなくなる。鏡を見ても自分のことを認識出来なくなる。
切ないのはやはり主人公との恋人とのことであり、その恋人が綴る手記がまた良い。雰囲気も趣味も趣向も、そして描く絵すら変わっていくのを見ていくのはとても辛い様だ。
しかし彼の変身を止めることは出来ない。自我崩壊に陥る前に主人公はある決断をし、非常に切ないラストを迎える。

鳥肌が立つようなセリフや展開と言うのは小説を読んでいると時々あるが、グッとくるのはそうそうない。
最後の展開でグッときたが、久しぶりの感覚だった。展開としてはまあこのテの内容にはありきたりなものなんだが、何故かグッとくるのは淡白ながら感情移入の容易な文体のおかげだろう。

2008年8月24日日曜日

まだ怒りに燃える闘志があるなら 巨大な敵を討てよ 討てよ 討てよ

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なんぞこれwwwwwwwwwwwwwwガンダムはガンダムでもアクション的にGガンの域wwwwwwwwww
やべえ面白すぎるwwwwどこのデパートの屋上でやってるんですかwwww生で見たいwwwww


そんなことより、すごいことに気付いてしまった。
ナポリたんと言えば、イタリアのナポリの擬人化なのかそれともパスタのほうの擬人化なのかわからない。

宇宙を平和にするためには、帝国と無益な 戦いをつづけるより、まずその種の悪質な寄生虫を駆除することから 始めるべきではありませんか」 「寄生虫とは我々のことかね」 「それ以外のものに聞こえましたか」

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先日の血液検査の結果、正式にスギ・イネの花粉症だと言うことが発覚。冬以外は鼻が辛い人生の幕開けとなった…orz
そして、2ヶ月程前から時々起きていためまいは恐らく眼精疲労から来るものだ。調べてもらった結果、レンズの調整力が弱まっているとのことだから、たぶんその関係でめまいが起きるんだろう。生まれてたぶん初めて(もしかしたら幼少時に1度行ったかも知れないが…)眼科に行ったわけだが、いくつかの検査で結構色々解ったりするんだなあ。視力は若干落ちてるとは言え、視力検査で読む文字は上から下まで全部読めた。左目で一番下のひらがなを読むときにぼやけていたからたぶん間違えていて、たぶんその所為で左目視力が1.25判定されたけど。
僕は元々遠視気味らしくて、近くのものを見るときは目に負担をかけているらしかった。逆に言うと、だから視力検査なんかはお手の物なんだけど。その負担が視力低下を自覚すると言う形で顕在化したのは単に職業的なことと年齢的なことらしい。しかも、それらいくつかの要因が重なって、涙の成分のバランスが若干崩れてしまっているらしかった。涙は3種類ほどの分泌物で構成されているらしい。

レンズの調整力を回復する目薬と、涙の分泌量を正常に戻す目薬を処方してもらったおかげで、そのおかげでなんとなく目が楽になった気がする。意識的に遠くを見るようにもしているし。まあ最悪本読んだり仕事するときはメガネを装備してメガネ男子ならぬメガネ紳士(年齢的に、こう言っても許される歳だろう?)としての道を歩むことになるが、それはまた後々の話…


知識は本とかで補えるけど、技術はやらなきゃ身につかない。
でも、仕事で身につく技術ってのはやっぱり偏りがある。それが専門性と呼ばれるものなのは承知してるけど、個人的にはもっと色んな技術を身につけたい。
機会の損失だなんて大袈裟なことを言うわけじゃないけど、やっぱり会社に入ると自分のやりたいことが出来なくなると言うのは真理の一面をついてる。
でも僕が思ってるやりたいことってのは何かに限った話じゃなくて、要するに「どんなものにでもすぐに飛びつける機動性と柔軟性」ってやつで、つまりは学生のような気軽にチャレンジ出来る環境と心を持ち続けたいって言うことだ。でもそんなもので金儲けをしている企業なんてどこにもないし、チャレンジングなスピリッツはむしろ研究行為と言う形で注ぐべきもののあるようにも思う。
コンピュータ・サイエンスはこれから益々重要になってくる科目であると思うから、通勤時間を上手く使って勉強とかしていきたいんだけど、社会人になって思うのは、広範な知識を学ぶには時間がなさすぎると言うこと。何かにターゲットを絞っていかなきゃいけない。
学生時代は「これからはデータベースとネットワークの時代だ!」と漠然と思ってたけど、今はあんまりそうは思わない。DBとネットワークがインフラになるから必然的に重要度が増すのは今でもわかるのだが、今はどちらかと言うと「そのインフラに何を乗せるべきか」ということに興味が強い。
んで、大抵の場合、インフラの上に乗せて「イノベーションだ!」と騒がれるのは異色の組み合わせであることが多い。
そういうことを考えるだけでも楽しい。

そういえばこないだ、なんかのコラムで、日本社会のIT化は遅れてるってことを遠まわしに揶揄する形で、
あなたは今月、会社でオフィスソフトとメール以外のITソフトウェアを使用しましたか?
ってのがあったwなるほど、と思ったねw
確かに書類をオフィスソフトで作成してメールで添付して、って言う「取引の電子化」は進んだけど、IT化が進んだとはまだいえない。むしろ電子化が進んで手間ばかり増えていくってのが現状らしい。
何故そうなるかというと、せっかくPCなんて言う素晴らしいものが普及したにも関わらず、業務自体に何の変革も見られないからというのが総論。既存の業務を電子化してるだけで、業務自体を変えてるわけではないからだと。
まあそれは思うけどね。
でもここまで来ると、後は使う側の問題と僕は考える。リテラシーに全てを落ち着けるわけじゃないけど、道具の使い方ぐらいは知っておくべきだと思う。
10年前ならいざ知らず、今「コンピュータには弱くって」なんて面接で言ってたらどこも通らない。もうそういう段階じゃない。


グラスホッパー (角川文庫 い 59-1)
伊坂 幸太郎
角川書店
売り上げランキング: 4458
おすすめ度の平均: 4.0
5 ファンになりました
2 主人公に思う
5 読みやすく、不思議なキャラ達だった。
3 追いかけっこ 
1 それでも・・・

2人の殺し屋と1人の復讐者の3つの視点から描かれた一人称小説。
これまた伊坂さんの小説を短期間で4冊ほど読んだせいで食傷気味なのか、同じような疾走感を持つ『ゴールデンスランバー』ほどの面白さは感じられなかった。
ただ、『ゴールデンスランバー』の前にこれを読んでいたならばきっと、感想は逆転していたに違いないと思う。要するに前後の問題だ。

この小説で一番心に残る台詞というと、まあ間違いなく何度も主人公が繰り返していた
僕は君のために、結構頑張ってるんじゃないかな?
やるしかないじゃない。君の言う通り。

だろう。何と言うか、何の変哲もない台詞の癖して妙に元気の出る言葉だと思う。

『押し屋』という正体不明の殺し屋を巡って交錯する3人の物語を描いた小説だが、登場人物のキャラが立ちすぎて伊坂さんらしい。
殺し屋の一人は『罪と罰』を常に携帯して事あるごとにラスコーリニコフが投影されるし、殺し屋のマネージャーである男は『ジャック・クリスピン』という歌手の言葉を借りないと喋れないし、もう一人の殺し屋は何よりしじみの砂抜きが好きだし、とにかく誰も彼もが個性的すぎて読んでいて楽しい。
でもキャラクターが立ってる度合いで言えば『ゴールデンスランバー』が一番だと思うから二番だなこれは。

それにしても、伊坂さんの小説を4冊ばかし読破したわけだが、『死神の精度』は異色だと思う。今から思うと伊坂さんらしくない。でも好きだけど(゜∀゜)

分身 (集英社文庫)
分身 (集英社文庫)
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東野 圭吾
集英社
売り上げランキング: 10245
おすすめ度の平均: 4.0
4 怖かった
5 面白かった
4 何が二人を結ぶ?
2 単純、あっさりミステリー
5 面白かった

テーマが面白い。クローニング。しかもそのクローンの作られ方まで無学者にも解り易く書いてあるので、サクサク読める。
こういう医療による倫理への背徳に関するテーマは、何度目にしても人情的に切なくなる部分が多々ある。
二人のヒロインは年が1歳違うがまったく同じ姿形をしている。生きてきた人生がまったく違うため、お互いの存在を知ることはなかったが、ひょんなことから謎の包まれた自分の出生を調べることをほぼ同時に決意する。
北海道と東京を舞台にした小説だが、それぞれのヒロインの視点で秘密が次々に明かされていく展開は技巧的と言わざるを得ない。展開には無駄がなく、これ以上推敲したところで1ページも増えないんじゃないかと思えるほどに隙がない。そのあたりはさすが東野圭吾と言ったところ。

2008年8月18日月曜日

『ビッテンフェルトは確かに強い。戦いが始まったとき、優勢なのは奴の方だろう。だが、最後に立っているのはおれさ』

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忙しかった盆も終了。また仕事の日々が始まると思うと憂鬱になるけど、この盆みたいな日々が毎日続いても体力と資金が持たないだろうと思うので、バランスを取るために仕事もしなきゃいけないのが現実というもの。

さてさて13日。世間では既に盆休みに入っているところが多いが、僕の会社は出勤日だった。とは言っても別段休日が絶対的に少ないわけじゃなくて、年間休日は122日とそれなりなのだ。まあ今年はたまたまなのかも知れない。よくわからないけど。
とは言え「今日を乗り越えれば盆連休!」という気概で持ってテンションを上げることが出来たので、乗り切ることは苦ではなかった。あっという間に定時になり、退社。

そして待ちに待った理系組の飲み会。

難波に着いたのは19時だった。先に着いて一杯やってる彼らに連絡を取り、道順を教えてもらう。20番出口を出れば近いらしい…ふむ。駅地下の地図で20番出口を発見し、言われた通り進んでもそれらしき店が何も見えない。どういうことだと思ってまた電話してみると、見当違いの方向だったらしい。ジーザス!僕が道を間違えただと!?
再度電話。やっぱり道は合ってた。だが何故…。ひとまず20番出口まで迎えに来てくれることになり、20番出口へ。
電話。お互い着いている。なのに姿が見えない。となると……もう一度地図をよく見る。なんと20番出口が2つ存在していた。正確には、市営地下鉄としての20番出口と、難波WALKとしての20番出口だ。
もう一方の20番出口に早歩きで向かい、店に着いた時には19時半だった。
子持ちが一人またもや不参加で残念。全員揃うのはいつになるだろう。

僕らの席の周りには、学生ばかりが集まっていた。合コンなのか何なのかはよくわからないが、とにかく僕らはショッピングセンターを歩くターミネーターぐらい目立っていたように思う(年齢的な意味で)。
しかし、僕らは四捨五入さえしなければまだまだ20台。
だからデザートにこんなものまで食べちゃう。
スイーツ(笑)
6人で食べるように設計されたタワー・オブ・スイーツ。これもコースの一環だった。てかこれも含めて、あれだけ料理があって3000円ポッキリは相当安い。良い店を教えて頂いた。最も、僕が来たのは開始1時間後だが… 。・゚・(ノД`)・゚・。

話は馬鹿話が8割強を占めているものの、皆ほぼ順風満帆な人生を過ごしているようだったというのは感じられた。そこまで悲壮感に見舞われているような奴はいない。それなりの目標を持ち、それなりの生活をしていた。「そう、あの時が来るまでは…」と言う但し書きがいつか付くときが来るかも知れないが、せっかくの穏やかな人生に逆接の接続詞をつけることはないと思うのでこれからも長い目で物事を熟慮してその都度判断していきたいところ。

1件目の店の清算を済ませて、2件目へ向う。楓は風邪を引いていて高熱が出ていたので帰った。そのほうが賢明だ。というよりは、そんな高熱でも来ると言う気合に敬意を表したいところでもある。
2件目は空目のお勧めの店である。名実共に立派なマッドサイエンティスト学者である空目の高尚な繋がりの中で知った店らしかった。地下にあるその店の中には小さな川が流れていて、小さく作られた橋を渡って席へ向うという小洒落た作りになっていた。客は僕らのほかにはいなかった。貸切状態うめえwwwwwww日本酒もうめえwwwwww店員さんもかわええwwwww
新潟の日本酒って全部甘いと思ってたんだが、そういうわけではないんだな。やっぱり作り方に依存するもののようで、少なくとも空目の飲んでいた富山のやつはめちゃくちゃ甘かった。
鯵の造りを注文すると、活け作りがきた。まさにおろしたてって感じで、口をパクパクさせて生きてた。活け造りを食べるのも久しぶりだけど、なんかこの年になって見ると結構残酷なもんだな、と思ったりもするけど、そう自覚しながら食をするのがある意味正しい姿勢なんだろうな。何かを殺して食って生きていく。だから海の『幸』、山の『幸』という言い方がある。『魚は食べるもの』と思っていればありえない発想だ。魚も同じように生きてんだから。
日本酒を飲みながらの2件目の宴はあっという間に終わった。いつものことだが、楽しい時間は速く過ぎる。アインシュタインも、相対性理論についてこう嘯いていた。
綺麗な女性と一緒に座っていると1時間が1分のような感じだ。
でも、ストーブの上に座ったら、1分が何時間にも感じられる。これが、相対性理論だ。
残念ながら僕が一緒に座っていたのは綺麗な女性ではなかったけれど、相対性理論のニュアンスはしっかりと体験できたように思う。
駅に向う途中でひっかけ橋を通ったときに僕が掠に「おい、お前ならGANTZ読んでるよな?」と聞くと、それが聞こえた初号機が「ギョーン!ギョーン!」とXガンを打ってきたので、Hガンで応酬した。そしてそのまま他の皆置いてけぼりでGANTZ話。きんにくらいだー!!
そうして駅に着いたのでさよならバイバイ元気でいてね。また会おうと言った道の上。次の定例会は年末だ。

帰宅すると0時だった。
僕同様、他の皆もそれぞれに予定と言うものがあるようで、リア充してた。

朝は7時に起床した。それが習慣なのか、あるいは時間を気にしていたからなのかはわからない。とにかく、予定していた時間より1時間早く目覚めたのでゆっくりコーヒーを啜れた。
そして午前10時に近所のトヨタレンタリースに行き、NOAHを借りた。
レンタカー(NOAH)
昨年、僕がP嬢と一緒に自動車教習所に通い始めたのは9月中旬の事だった。それから3ヶ月かけて免許を取ったので、僕はまだ免許取得から8ヶ月しか経っていないと言うペーペーである。一応週末は少しでも運転しようと心がけているのでペーパードライバーではないがペーペードライバーではある。全然うまくねえよ畜生。それにしてもそんなペーペー具合でレンタカー、しかもNOAHを借りるのは中学1年生が数Aのチャート式を解くような飛び級具合だった。だから当然助手席に座るDの気持ちは解らないでもない。
しかも最新式の車に乗るのも初めてだったため、最初はフットブレーキの位置すらよくわからなかった。進んでるなあ最近。

それから2時間半ほどたっぷりかけて、大阪は堺市から奈良は斑鳩まで移動しながら、E→空目→楓→戯言遣いと順番に拾っていった。
楓の荒っぽい運転をしてEが評したところ

E「楓にとって、カーブは曲がるものじゃなく攻めるもののようだな」
E「また、サイドブレーキは駐停車のためではなく車を滑らすためにあるようだ」

と名言を吐かれた。なるほど、言いえて妙だ。他にも、色々な名言が車中で飛び交った。
文系組の会話はこういう言葉遊びが非常に多くて楽しいから困る。
最後に戯言遣いを拾った時点で12時半を越えていたので、飯にすることにした。近くのマクドへイン!
マクドで昼食を取ったあと、コンビニで道中に車中で食べるお菓子を購入することに。
ジャンケンで負けたやつが1000円を出すことにして、合計3000円分購入しようと言うことになった。つまり、6人中からジャンケンで3人、不幸な奴を出せ、というわけだ。
ジャンケンという時点で僕は心底嫌だと思った…何故なら僕はジャンケンがありえないほど弱いからだ。学生時代、掃除グループをジャンケンで決める時にグループメンバーから批難を受ける結果に終わったことは5度や6度ではない。
で、案の定僕は敗者グループに…仕方なく1000円出した。計3000円が集まった。
しかしながら、レジで支払った金額は4000円だった。買いすぎワロタwwwwジュースとお菓子だけで4000円とか一体何買ったんだよ…と思わなくもなかったが、まあ別にどうでも良かった。

車で走ること2時間。遂に琵琶湖大橋を渡った。
琵琶湖大橋を車上から臨む
そして、僕らがこれから宿泊するコテージに到着すると、もう風呂に入るチャンスはないように思われたため、先に入っていくことにした。駐車場で、クラウンアスリートに乗っていたおっちゃんが駐車しては走り出してそしてまた戻ってきて駐車して、と言う奇行を繰り返していた。ガソリンを無駄に減らして誰に何の得があるのかご教授願いたかった。
比良トピア
新しい感じの店で、非常に良かった。恐らくキャンプ帰りの客だろう、家族連れが多かった。しかし、小さい女の子を男湯に連れ込む父親というのはどうなんだろうと憂慮せざるを得ない。一部の人が喜ぶではないのかと言う危惧がすごくある。

風呂を出ると、すごい豪雨だった。雨が降るとは耳にしていたが、これは天気予報の言う雨ではなくて完全に最近流行りのゲリラ雷雨じゃないか…。
立ち往生してても仕方がないので、車に乗り込んでキャンプ場へ。ここからだと3~40分程度で着く。地図で言うとこんなもん。

大きな地図で見る
道はほぼ一本道だったため楽だった。途中、平野の向こう側の山に、数本の稲光がハッキリと視認することが出来た。ライチュウ怖いよライチュウ100万ボルトピカーッ!
しかし、キャンプ場に着く頃には雨はほとんど止んでいた。小雨程度だったので良かった。
管理事務所で手続きをして、コテージへ……
コテージというのもおこがましく思えてきた。格安だから仕方ないとはいえ、これはコテージというより小屋だ。写真は残念ながらない。
小屋に荷物を運び、駅前まで車で行って買出しを行うことにした。夜を共にするお菓子・酒のアテ各種と、ジュース・お酒類だ。あと蚊取り線香も購入。
道中、こんな自販機があった。
自己顕示欲の強い自動販売機
うむ、そんなこと書かれなくても見れば解る。誰かが設置するときに「これ裏から見たら何かわからんのちゃうか?!」とか馬鹿なことを言ったんだろうか。だとしたら喉の渇きを訴えている消費者を馬鹿にしている。
必要な物資を買い込み、小屋へ戻り、晩飯の支度にかかる。いつでも主夫になれそうな戯言遣いがいたため、料理は非常にスムーズだった。ちなみに僕は家事一般はほとんど出来ない。

BBQ+アルコールをしっかりと楽しんだ後、小屋に戻って、本日集まったメインイベントを開催することにした。

メインイベントとはもちろんトランプのことで、僕らはもうなんだかんだで約6年ほどこうして続けている。もはやライフワークだ。
トランプをするためにスキー場まで行ったり、今回みたいにキャンプに来たり、あるいは長野県に避暑に行ったり、行動的であることには変わりは無いのだがやってることが非常にインドアなのは無論突っ込むべきところではない。そんなことはもう6年も前から解っている。

けれどもこうして飽きずにトランプをし続けることが出来ると言うのは、まあ年2回と言う稀有なイベントであるのと、トランプゲームが究極のゲームバランスを持つゲームだというところに起因する。
僕らが行うのは主に『大富豪』『ポーカー』『ブラックジャック』『インディアンポーカー』の4つだが、いずれを取っても何時間やっても飽きることがない。ここに集まったのは皆稀代の負けず嫌いばかりだし、トランプでは頭を使わないと負けてしまう。だから必死で頭を使うわけだが、それでも必勝法の存在しないトランプゲームに時には裏をかかれ、時には思い通りに行くため、まるで麻薬のように僕らを魅了するばかりなのだ。

それぞれのゲームについての説明は省略するが、とにかく午後9時から午前3時半までみっちり6時間半ほどトランプで夜を過ごした。
特筆すべきは大富豪のルールを少し改訂したところだろうか。
大富豪は期待値だけで見るとローリスクローリターンのゲームだ。いくら都落ちが存在するとは言え、6人ゲームで3枚カードを交換する超富豪が負けることは大富豪がよっぽど強いか、何かの間違いで革命が起きたときのみだ。年季の入った僕らにかけては、超富豪に登りつめて自滅することなどほぼありえない。しかし一番安泰なのは実は大富豪で、都落ちもなければカードも2枚交換出来るし、妙な野心さえ抱かなければ余裕で2位の位置を維持できるポジションなのだ。
翻って、悲惨なのは貧民以下で、革命でも起きない限りそうそう勝つことは出来ない。
手持ちのカードがどうしても弱くなるために、「大富豪が上がった段階で呼んでくれ」と不貞寝に走ることも珍しい光景ではない。
であるので、ゲームとしては割かし偏りがちになってしまうのが問題であった。超富豪にとってはローリスクハイリターン、超貧民にとってはハイリスクローリターン、総合バランスを鑑みると結果としてローリスクローリターン、それが僕らの大富豪だった。
その点、ポーカーやブラックジャックは基本的にはカードの『引き』に全てが左右されているため、どれだけやっても極めつけて運が悪くない限りはそこそこ良いバランスに帰着するのだが、大富豪だけは勝ち負けがハッキリする。少なくとも、経験的には大富豪と富豪は最も維持率の高いポジションだ。つまりそれだけリターンがゲフンゲフン!

というような理由で、僕が「大富豪をもっとローリスクハイリターンなゲームにしよう」と提案し、それについて戯言遣いやEが率先して案を出してきたので、それを実行することにした。
(僕らの長所は、どんな馬鹿げた提案でも真面目に考え、それを実現することだ。この能力をもっと別の方向に向けていたら…と思うのも6年前から皆が思っていることだ。もちろん、それは理系組にも共通する。)

結果から言うと、それは『縛り』だ。
先ず、従来では僕らは以下のルールで大富豪を行っていた。

1:8切りあり(8が出されるとカードを流せる)
2:都落ちあり(超富豪が1位になれないと超貧民になる)
3:階段なし(出せるのは単体かペアのみ)
4:JOKERは3のカード3枚で返せる(JOKERで確実にカードを流せなくなった)
5:JOKERで上がるのは禁止(単体が出ると確実に上がれるようになるため)

この5つのルールでは、超富豪を抑えることはどうしても難しいと判断した。
はじめは、回る順番等を固定する方法も考えた。しかし、それでは結局同じことだという結論になった。
いくら最初に超貧民がカードを出せたところで、弱いカードには違いがないため、どの道超富豪の順番になったときにハイパージンバブエタイムが訪れることには変わりがないからだ。順番だけでは番狂わせは起こせない。
そこで出た案が『マーク縛り』だ。あの空目も手を打って「マーク縛りは究極の番狂わせだ」と言った。
僕はマーク縛りについて知らなかったので教えてもらう立場になったが、聞けば聞くほどなるほどと唸ってしまうルールだった。
そして実際にやってみたが、現実に超富豪を2回以上維持出来ることは不可能だった。
かくして、

6:マーク縛り

のルールが追加されたのだった。
マーク縛りの要領は簡単。
例えばハート3→ハート4と言う風に出すと、それ以降はハート以外のマークを持つカードは出せない、という縛りだ。これはかなり有効に作用する。
一度でも縛りを発動し、そのマークを超富豪が持っていない場合、どれほど強い数字のカードを持っていたところで超富豪が出すことは敵わなくなるからだ。しかも、出せない時点で弱点が発覚する。上がらせないためにはそのマークで縛れば良いのだ。
畢竟、大富豪が超富豪の位置を狙いやすくなり、都落ちが起きやすくなり、地位が変動しやすくなる。

そのルールが追加されたのが約午前3時。番狂わせが頻発してゲームバランスが非常に取れたことに喜びを覚えたものの、睡魔が優しく囁いてくる現実に変化はない。
しかも、翌日は超体力を使うラフティングと帰宅が控えているため、仮眠を取ることにした。
しかし仮眠を取るために布団を敷く作業で目が覚めてしまい、電気を消してもなかなか寝付けなかったので、「おいお前ら、どうせ眠くないならしりとりしようぜ。動物しりとり」と言ってカオスな時間になった。動物しりとりと言って『狛犬』が通るのはたぶん僕らぐらいのものだろうと思う。
そうしてる間にいつの間にか寝てしまっていて気付けば朝だった。外では既に幼女が琵琶湖で泳いでいた。僕も泳ぎたいが、5時間後には嫌というほど泳ぐことになるので我慢した。
空調も何もないところで過ごしたためか、じっとりとした体が気持ち悪かった。
そのため、小屋を出る準備は非常に段取り良く進み、非常にスムーズにスーパー銭湯まで辿り着いた。
近江にあるスーパー銭湯で朝風呂に入り、洗顔をしたりしてサッパリした後、通り道にあった食堂で昼食を食べ、瀬田川まで行った。これからここでラフティングだ。

ラフティングはご存知の通り『激流くだり』だ。まあ瀬田川は決して激流ではないが、ボートに乗って川を下るのが楽しいから良いのだ。しかも、ボートに乗れるのは大体6~7人。十中八九僕らは一つのボートに搭乗することになる…呉越同舟、ではないが、惨劇が予想された。むしろ、一緒に搭乗するインストラクターの人が気の毒に思えた。こんなクセの強いやつらの御守をせねばならないなんて…。
そんな不幸なインストラクターはウエンツ似の男性で、なかなかノリの良い人だったが、時々ついていけなくなっていた。

E「おい…お前ら一度泳いだぐらいで……ぜえぜえ…息が切れてんじゃねーのか…!?!??…ぜえぜえ…」
僕「いや…ぜえぜえ…まだカラオケで最初の1曲歌ったぐらいのレベル…ぜえぜえ…だから問題ない…ぜえぜえ…」
E「いつもお前は…一曲目で死んでるじゃねえか…ぜえぜえ…」
ウエンツ似「…カラオケで何歌うんですか?」
僕「スピッツです」
ウエンツ似「スピッツかよ!!!」

非常に良い突っ込みだった。でもね、スピッツは絶叫しなきゃ歌えないんだ。

色々しながら川を下った。小高い岩の上から川へ飛び込むのは久しぶりだったので面白かった。最初は横回転で行こうとしたんだけど、それはどうやら僕の運動神経では無理だったので大人しく前回転で飛び込んだ。戯言遣いは後回転に失敗して背中から飛び込んでいたwwwwあれは面白かった。後回転は結構難しいと思う。今度機会があったらやってみよう。

そんなこんなで瀬田川下りも終わり、起点となった温泉旅館でひとっ風呂浴びて再度サッパリさせ、なんだかんだで16時になっていたので帰路に着くことにした。
帰りは非常に眠くてたまらなかった。奈良で回転寿司を食べてから、往路で拾ったのとは逆順で降ろしていき、最後は僕がレンタカーを近くの駐車場に止めて、無事帰宅した。

出来ることならば、こんな強行軍にはしたくなかった。何より理系組の定例会が短くなってしまったことが残念でならない。けど、言い訳でも僕がいえるなら、各々リア充で忙しい予定の中、全国各地から集まってもらったのだから日程が詰まってしまうことは仕方がなかった…w恐らく1日ずらしただけでも不参加率が高くなっていただろうことは恐らく間違いない。2~3ヶ月前から調整していた甲斐があった。
次は恐らくまた年末年始に両グループとも集まることになると思うが、今度はちゃんとゆとりのあるスケジューリングにしたいところだ。

「社会人になると遊ぶ時間がなくなる」なんて言ったのは誰だ?僕らは今まで通りだぞ!
時間はあるとかないとかじゃない。作るもんだ。

2008年8月10日日曜日

『バナナ浮かぶ夜は涙こらえて 下手なピンボールだって味方につけた』

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グーグルストリートビューの日本版が公開されて、色んなところで色んな意見を目にするわけだけど、このサービス自体はアメリカ圏を皮切りに1年ぐらい前からあったわけで、何を今更…ってのが僕の心証。というのは、このサービスが開始された当初も、アメリカじゃえらい議論がされたから(と、アメリカ在住の日本人の方のブログで知った)。だから日本版サービスが始まって同じような議論になるのは当然っちゃ当然なんだけど、結局のところサービス自体はどんどん拡充していってる事実から考えてみても、「話題にはなっても問題にはならない」レベルで収まるのだろう、と言うのが結論なんじゃないかな。議論するのが無駄とは言わないけど。

(30行ぐらいグダグダ書いてたけど消しました。プライバシーの問題とかってのは知識や偏見ばかりが先行して、現実的なところと全然かみ合わないからちっとも話がまとまらない。)


土曜日は朝5時半に起きて、同期の車に乗せてもらって西明石まで会社の野球大会に行った。もう絶対西明石まで行かねえwww遠すぎるwww
まあ、行ったら行ったで結構楽しく過ごせるんだけど、行くまでのモチベーションの維持が結構難しいところなんですよね。近場だったら気軽に参加するんだけど。
野球自体はうまい具合に11-10なんていうスコアで終わった。バットを振るのも久しぶりだったから、腕がちょっと痛くなった。
12時過ぎに試合が終了して、14時過ぎに帰宅。シャワーを浴びて汗を流したあと、昨晩の睡眠時間が短かった上に運動をして疲れたので1時間ほど寝た。夕方からは淀川花火大会に行く予定なのだ。
起きてから少しするとメールが来たので、P嬢の家に行った。ちょうど浴衣の着付けが終わったところだった。
駅の近くにある最近衰退気味のショッピング・センターに行って、去年同様にプリクラを一枚撮ったあと、電車に乗って淀川まで行った。最近の中学1年生の発育の良さは異常らしい。けしからんらしい。そんなこと言われても、ちょっと証拠を見ないとわからないなあ……。

で、僕はなかなかの晴れ男を自負しているので、そのパワーを信じていたのだが、ハレ晴れパワーは夕方の時点で尽きてしまったのだろうか?駅に着いて空を見上げると、黒い雲が夕方の空を覆っていた。
先週から、ゲリラ雷雨が多かったので、不安は増すばかりだった。あまり花火には良い空気ではなかった。
土手をあがったあたりで、東に稲妻が見えた。雷光。
明らかに、雷雨の予兆だ。東の雷雲はまだ遠かったのですぐには降らないだろうけど、時間の問題のように思われた。
ひとまず屋台の間を進み、何か一つでも買ってから駅に戻って様子を見ようと考えていたのだが、思ったよりも雷の頻度が増えてきたので、すぐに引き返すことにした。そう決断したのは僕らだけではなかったらしい。割と多くの人が駅へと向かっていた。
帰るかどうかは非常に微妙なところだったので、とりあえず高架の下に入って携帯で情報を集めてみることに。…気象庁HPによると、大阪府下には大雨・雷注意報が出ていた。P嬢の母によると、地元では既に豪雨らしかった。となると、こっちでも降る確率が非常に高い…と。
雨が降ってきてのっぴきならない状況になるよりも今帰宅するほうが良いと判断。何より、浴衣が濡れるなんてことがあってはならない。
それにまあ、連日続いてるようなハイパー豪雨があんな花火大会の中を打とうもんなら、混乱さえ予想される。それに巻き込まれてはたまらない。チョコバナナは惜しまれたので苦渋の選択ではあったが安全には換えられない。
駅に着くと、花火の延期が決定されたことがアナウンスされていた。雨天決行だそうだから、中止にはならないのだろうが…僕の隣では、チョコバナナを悔やむ声が電車の中で聞こえ続けていた。エ~クスカ~リヴァ~。
帰りに好きな声優の話になって、P嬢がソウルイーターの死神様の声が好きだというので僕が「ウッス!ウス!お疲れちゃ~ん!」とか大音量で言うと小走りで逃げられた。死神様の声ではなく、死神様の中の人の声らしい。なんかイーモバのCMで声をやってたそうで、そのときの声が好きなんだそうだ。残念ながら僕はそれを覚えていなかった。
後々聞いたところによると、淀川花火大会は結局決行されたそうだが、観客はずぶ濡れだったらしいwしかも駆け足で全て打ち上げる方針になったらしく、ほんの数十分で全部打ちあがったそうな。
しかし、これではどうにも腹の虫が収まらない!と言うわけで、帰りにドン・キホーテに寄ってチョコバナナみたいなお菓子と花火を購入した。
カレーをご馳走になったあと、ご近所さんの家の庭をお借りして花火を楽しんだ。
小さな花火
花火をするのも久しぶりだなあ。
花火の後は『美文字トレーニング』をプレイした。微文字の持ち主である僕だが、なんと『上の下』を獲得!僕はやれば出来る子…運を連れてくる子…。習字のプロフェッショナルであるP嬢は軽々と『上の上』を出していたが、そもそも僕からすればこのソフトを買う理由が解らないんだが、まあP嬢なりの事情があるんだろうwたぶん僕がゾンビ映画を買うようなもんだろうと思う。

白夜行 (集英社文庫)
白夜行 (集英社文庫)
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東野 圭吾
集英社
売り上げランキング: 1769
おすすめ度の平均: 4.5
5 大阪を象徴する一冊
4 長いだけの…
5 面白かった
4 不快感
5 先を読まずにはいられない展開

続編、と言うか同コンセプトの『幻夜』を先に読破してしまっていたため、新鮮さこそ少なかったものの、傑作といわれる所以は確かに理解出来た。これはすごい。
一人の男の子と一人の女の子の約20年に及ぶ共生を描いた大長編。850Pほどもあるので、すぐには読めないけど、それだけに重厚感がある。読んでいくうちに絶対に引き込まれる。

氷菓 (角川スニーカー文庫)
米澤 穂信
角川書店
売り上げランキング: 24463
おすすめ度の平均: 4.0
3 ちょっと変ったミステリー
3 青春とミステリー♪
4 「ベナレス」から始まる試練と挫折
5 上質の学園ミステリー
5 アクティブな展開は良い

茶汰君から薦められていた角川スニーカー文庫の学園ミステリー小説。
しかし、これはミステリーではない。『古典部』の部員たちが、日常的に起こる小さな『謎』を解いていく。どっちかっていうとラノベっぽい。
と、そういう紹介の元読んだワケだが、なかなか雰囲気が良い。内容自体は薄いと評さざるを得ないかな、と言うのが正直な感想だけど、確かに描写とか雰囲気とかは読ませてくれるものがある。次は『愚者のエンドロール』を読んでみよう。

2008年8月4日月曜日

『上昇し続けることは出来なくても またやり直せるさ』

0 件のコメント:
仕事を始めてからめっきり更新頻度が少なくなってきたので、せめて毎週末には更新しようと思い、そしてそれを続けてきたわけだが、先週末は断念してしまった。忙しすぎた。

8月1日。
茶汰君と久々に飲み。よく考えたら、僕は誰と仲が良くてもあんまりサシでは飲みに行ったりしないなあ。
空目の影響で日本酒を飲むようになった僕が茶汰君にも日本酒を勧めて以来、時々「久闊を叙するついでに日本酒を飲みに行こうか」となる。
20時から3時間、仕事の近況やら愚痴やらを話し、お互い週末はほんと忙しいよな、とどちらがリア充なのか競い合い、さらにお勧めの小説について語り合った。
仕事で疲れた所為か、それとも空きっ腹に日本酒をいれた所為か、はたまた久々にオタクらしい情報戦を繰り広げた所為か、判然としないけれどとにかく何を口走ったのかしっかり記憶してないぐらいには酔っぱらってしまった。別れる前に降りた階段の段差がやけに高く感じた。確実に錯覚。

帰宅後、あまりに眠かったのでそのまま就寝。寝巻きにはちゃんと着替えることが出来た。
しかし、ゆっくりと寝ることは出来なかった。
午前6時40分に起床。いつもよりほんの1時間しか遅くないwwwwwwwwwwww
昨晩はシャワーも浴びていなかったために、朝風呂が気持ちよかった。そして朝食を食べて、少しの間ネットで情報収集をしてから家を出た。
午前10時、神戸駅に到着。休日に通勤経路を通るのは正直鬱屈した気持ちになりそうだったが、一応オフの日である。
無事に先輩と合流して、そのままモザイクにあるソフマップへ。何故こうなったのかというと、木曜日の昼休みのことになるのだが
「水上君さあ、土曜日暇?」
「は?いや、午後から予定あるんで午前はゆっくり休日を満喫しようと思ってましたけど」
「なるほど、じゃあ午前は暇ってことだね。10時に神戸駅で待ち合わせね。ちょっとPCパーツを買うのに付き合って欲しいんだ」
という流れなのであるが、この先輩、自作PCはお手の物なのだ。じゃあ何で僕を呼んだのかというと、単なる暇つぶし以外の何物でもない。堺市在住の僕が休日の朝から神戸に行くと言うのはちょっぴり旅行気分だった。何しろ片道2時間もかかる…。
で、まあ普通に買い物を済ませて、昼ごはんを食べてから先輩の家へ遊びに行くことになった。午後からの予定にはまだ時間があったのだ。
2時間ほどゲームをして遊び、僕はもう猫アレルギーを克服したんじゃないか?という疑念に駆られる出来事を通過して、僕は先輩の家を辞去した。
そして、少し短めだった睡眠時間を補うべく、帰りの電車内では爆睡の行為に及んだ。

P嬢との待ち合わせまで2時間と少しあったので、メディアカフェポパイで漫画を読んで時間を潰すことにした。
GANTZ 23 (23) (ヤングジャンプコミックス)
奥 浩哉
集英社
おすすめ度の平均: 4.5
5 テンポが…
3 23巻!!
5 大阪編は面白くない?いやかなり面白いよ
5 毎週連載にして欲しい
5 今後のGANTZの方向性に疑問が残る

GANTZを全部読みたかったんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!
2時間たっぷりかけて14巻から23巻まで読破した。面白すぎ。

大阪編については賛否あるところだけど、僕はこの展開は好きだね。
明らかに共同戦線張らないといけないぐらい強すぎな星人が出てきたのに、我の強い大阪チームは東京チームの行動を禁じる。
オニ星人の強さも半端なかったけど、ぬらりひょんとかヤバすぎだろ。ぬらりひょんより強いやつとか明らかにいねえよwwww
作者が遅筆なため、次の24巻が出るのはいつになるだろうなと思うけど、なんとなくこの大阪編で終わりそうな気がする。
色々伏線がありまくるんだけど、そんなのは放置で終わりそうwていうかいちいち伏線回収してたらどう考えても話が壮大になりすぎて10年やそこらじゃ終わらない漫画になるwwwそんな漫画が書けるのは三浦健太郎先生だけwwww
パンダ可愛いよパンダ

まあちょうど良い感じに読み終わったところでP嬢からメールが来たので、ポパイを出た。
P嬢と合流し、ディズニーストアへ。色々買い物してた。『魔法にかけられて』とか、ディズニーの歌とか入ったアルバムとか買ってた。後者は今度聞かせてもらう!TDLとかTDSで流れるミュージックは最高だからな。
そして、3000円分購入するともれなくついてくるキーカバーを2つ貰っていた。一つはリロ&スティッチのエンジェルで、もう一つは同じくリロ&スティッチのスクランプだ。
スクランプを僕にくれたので、車の鍵につけた。

阪神電車に乗り込み、三宮へ。この日は神戸みなと祭りだったのだ。つまりはまあ花火大会だ。今年はどう頑張っても去年みたいにあんまり夏らしいイベントを満喫出来そうにないので、行けるときには行っとこうというワケだ。
可愛い浴衣の色やエロ漫画の隠し場所について話しながら三宮から歩くこと20分ほど。ポートタワーを臨める港へ到着した。
が、予想以上に屋台が少なかった。ていうか一角でしか屋台を出していなかった、と表現しても良いレベル。屋台で色々食べようと画策していただけに少しガッカリ。
たこ焼きを買って座って食べていたんだが、残り1個になったときに少し強めの風が吹き、その所為で容器が逆さまに………1個換算で100円もするたこ焼きが 。・゚・(ノД`)・゚・。
そんなこんなで花火が始まった。宇治の花火みたいに協賛を紹介したりはしなかった。
こうべみなとまつり
人口密度が低いためか、あるいは海上で打ち上げていたためか、何の遮蔽物もなく結構ガッツリ見れた。花火は良いね。直径百数十メートルの火花が空中に上がるあの様は、理屈抜きに良いと思う。逆にああいうのは、理屈で考えると何が良いかわからなくなるんだよな。考えちゃいけないこともある。夜の空を照らす綺麗な人工物。たーまやー。ニーケ屋ー。
結局食べたのはたこ焼きとイカ焼きとカキ氷だけだった。
カキ氷屋台にあった小さなポップに書いてあった『氷』って文字が『永』って文字になってて、非常に購買意欲をそそられて購入した。味は永遠を感じる味ではなかった。

三宮を出たのが21時半だったので、帰宅したときには23時になった。やっぱり遠いね。
買ってきたディズニーのCDをP嬢と聞いていると日付が変わったので帰宅した。そしてすぐに寝た。

3日。両親が小旅行に行っていたので、犬の散歩は僕の仕事だ。結局週末は満足に寝れなかったなあ、と思いながら眠い目を擦って公園まで散歩に。非常に暑かったけど、不快ではなかった。
帰ってきて簡単に朝食を取って、Eに連絡。今月下旬に行うテニスのことで相談しなければならなかった。
電話をすると電話代がかかってしまうので、SKYPEで話した。用件を話すだけならいいが、相談や話し合いになると15分とか20分とかかかってしまうこともしばしばなので、そうなると電話代も馬鹿にならない。携帯電話が当たり前になる一方で、電話料金は基本的に依然として高いままなのでその辺に矛盾を感じたりもする。SoftBank同士なら通話料が無料とか、使い方によってはいくらでも安くなるけど、キャリアを跨って安くなるというようなことがない、と言うところに商業主義の嫌なところがある。電話はもう企業だけのものじゃねーよ。

まあ10分ちょいぐらいどうするかと言うことを話してSkypeは切断。
部屋を簡単に掃除して、服を着替えて(犬の散歩はジャージだ)、Dの家へ行った。なんでも、PCがつかなくなったから見てくれ、とのことだ。
DのPCを組んだのは僕なので、僕にはそうする責任があるとのことだが、そんな5年前の話を持ち出されても時効じゃないのかと思う。でもまあ昼飯ぐらいは奢ってくれるらしいし、PCを使えないことは今や便利さが失われる以上に不便なので見てやることに。
おお、確かに電源すらつかないな、と確認をして中身も開けて色々と見る。電源がついた!と思ったらWindowsのロゴ画面で落ちたりした。どうなってんだ。色々試す。
BIOS画面で放置していても何も問題ないことから、オーバーヒートではない。
メモリダンプエラーの画面(通称ブルースクリーン)も出ないことから、クラスタ異常と言うわけでもない。
となると、単なる読み込みエラーか、あるいはそれに準ずるシステムファイル破損か…と言う推論を立てる。しかしそんなソフトウェア的なことで電源ごと落ちたりするのだろうか…。
と、僕が調査している間、Dは戯言遣い相手に新幹線かなんかの切符を売っていた。
結局、Windowsのドライバが妙な挙動をしているようだ、と言う結論に至り、リカバリすることにした。案の定、ドライバを書き換えることで無事に起動。僕は昼飯をゲットした。
そして特に予定もなかった僕らはそのままカラオケへ。3時間ほどアニソンばっかり歌った。

帰宅してから1時間ぐらい2chのGANTZスレを見たりして、その後犬の散歩に行って、帰ってきて夕飯を食べて寝るまでmixiのGANTZコミュニティを延々と読んでた。いやあ、GANTZマジおもろい。ゲーム買ってやってみよかな。漫画原作ゲームは9割がクソゲーだが、その作品にハマってる最中だとそんなのは気にならなくなるものだ。うん、今度ブックオフとかで探してみよう。

とまあ、先週はそんな感じの忙しい週末ですたが、小説はちゃんと読んでます。

魔王
魔王
posted with amazlet at 08.08.04
伊坂 幸太郎
講談社
売り上げランキング: 2747
おすすめ度の平均: 4.0
5 特殊能力で世界を変えられる?
5 暗闇と光
3 伊坂っぽくない作品
5 読者は問われているのだ。本書を読む「覚悟」はできているのか、と!
5 魔王とは

自分の考えていることを他人に言わせることの出来る能力を突然得た男の話…という説明がよくなされるけど、はっきり申し上げてそれは小説の中では割と瑣事w
とある兄弟の人生を描いた作品だ、と僕なら表現する。
この小説で面白いのは、伏線のほとんどが最後まで回収されないことだ。
主人公たちの生活と日本政治論が微妙な釣り合いで描かれ、論じられていて、どっちが軸なのかがわからない。荒唐無稽な主人公たちの日常生活を描くには淡々としている上に肝心なことが語られていないし、日本政治を論じるにしてはあまりに偶像的でありすぎるし、と言った具合。
でも、少しシュールとも言える内容や語調のために、疑問や不快感は沸いて来ない。むしろ、『ああ、現実なんてこんなもんだよな』と思わされることさえある。
不思議な読後感を味わえることの出来る良書。分厚い本でもないからすぐ読めるし。

きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ- 22)
西尾 維新
講談社
売り上げランキング: 184
おすすめ度の平均: 4.0
4 一風変わった作品
3 ミステリ
5 最近の本ではあまりみない試み
5 私はこのふたりのキャラクターは好きですね。
3 『いつもどおり』にやや物足らず

この小説は、病院坂黒猫たんにハァハァする小説です。
小説にしてはありふれてるのか、それとも珍しいのか、僕にはよくわからないがとにかく新鮮な構成だった。
惜しむらくは、夜月が登場していないことだけど…まあそのぶんくろね子さんが萌え萌えだったから良しとしよう。
西尾維新の世界シリーズ3作目、ということだが、2作目の『不気味で素朴な囲われた世界』の主人公である串中弔士がこれまた荻原子荻ちゃんのように、本人のいる作品の外で異常な株の上がり方をする現象に見舞われている。黒猫さんをして怪物だと言わしめたら、どう考えても世界シリーズの中で一番の存在感を得てしまうじゃないか。
この世界シリーズがここまで続くとは思ってなかったので予想外だったけど、良い感じにキャラクターや世界観が熟成してきたので、これからもこのシリーズは楽しみにしていこう。

屍鬼 1 (1) (ジャンプコミックス)
藤崎 竜 小野 不由美
集英社
おすすめ度の平均: 4.0
5 ホッとした
4 ねっとりと伝わる
1 絵がドヘタ
5 この話を漫画化したこと自体が
5 期待と不安

藤崎竜好きのP嬢が購入していたので借りて読んでみた。
原作は小野不由美の小説で、4~5巻のラストの展開が神すぎて大好きな作品だが、まさか漫画化されることになるとは、と言うのが正直な感想。
っていうか、漫画に出来る藤崎竜がすげえと思った。かなりフジリュー節入ってるけどwwwいつ『ロリロリッ☆』って言う効果音が入るのかと戦々恐々だった。