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2009年1月9日金曜日

『僕の部屋にあるものには手を触れないでくれよ。セブンアップの缶から”ドゥーム”のキャンペーン・ディスクまで、何一つだ』

ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ ファースト・シーズン Vol.1 [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ (2009-01-07)
売り上げランキング: 13
おすすめ度の平均: 4.0
5 面白い
2 ストライキのため第2シーズンに続くような終わり方
4 なんなら、価格を…
2 せこ…。
5 DVDかブルーレイか選択のしどころですが…


やっぱりシュワちゃんかロバート・パトリックじゃないターミネーターっつーと違和感がアリアリだった。
しかし逆に考えると、「ターミネーター」と言ってすぐに思い浮かべる人がこの二人ってのはすごいことだよな。
「サイボーグ」ってーと009からジャン・クロード・ヴァンダムまで色々出てくるし、「アンドロイド」って言ったらToHeartのマルチからエイリアンのビショップまで出てくる。だが「ターミネーター」と言えばアーノルド・シュワルッツェネッガーかロバート・パトリックか、しかない。3のあの女ターミネーターは除外だ。
そういう意味では、「ターミネーター」って言う言葉を考えた人はすごいと思う。言葉の特許だ。

今回、光栄にもエドワード・ファーロングの後を継いだ形になる幸運な青年は、海外ドラマ『HEROES』でクレア・ベネットの親友という脇役を務めたトーマス・デッカー。オアシスのボーカルを彷彿とさせる面持ちだけど、まあジョン・コナーとしては及第点かな、と言うレベル。僕は結構好きな顔だね。ウホッ!
サラ・コナーに関してはちょっとパンチが足りないかなと言った感じだけど…リンダ・ハミルトンとシガニー・ウィーバーの代役になれる人なんていないよな。
まあ、『ターミネーター2』の配役があまりに神懸ってたから、どうしても点数を低く見積もってしまうのは仕方のないことか。

あらすじとしては、2から数年後の話。
展開については予想通りというか、まあこれ以外に広げようがないよなと思う展開。
アメリカの海外ドラマと言うだけあって、1話からなんとも壮大になってきていた。海外ドラマは初っ端の導入部分がどうにも面白くないことが傾向としてわかっているので、あんな終わり方をした1話を見る限り、今後に期待できそうな感じだ。もっとも、もうアマゾン先生で予約はしてもらっているのだけれどね。僕は掛け値なしのターミネーターフリークだ。高校3年生の時、友人とターミネーター2のシーン再現を放課後の教室でやっていた翌日に、クラスの女の子から冷たい目で見られたのは伊達じゃない。

それにしても面白いのは、ターミネーターシリーズの扱いだ。
1→2→3と映画があり、最新の作品としてこの海外ドラマがあるわけだが、現在鋭意製作中と名高い『4』については、時間軸としてはサラコナー・クロニクルの続き、らしい。
つまり、1→2→SCC→4と言う流れなのだそうだが…ウワサによれば、3は”パラレル・ワールド”の世界として扱われることにもなりそうなのだとか。要するに”もしも”の世界だ。もしもジョンがヤク中になっていたら…な感じ。まあそれならそれでターミネーターの正当なシリーズとしてではなく、単なるパロディ映画として名を馳せることになるのだから、ターミネーターファン冥利に尽きるわけだ。同じパロディ映画ならクラス・オブ・1999~処刑教室~の方が好きだけどね。

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