ページ

2009年1月17日土曜日

『いずれ歴史は語るだろう 死せる者たちの物語を』



先週の連休を利用して、妙高杉ノ原スキー場に行ってきた。
妙高杉ノ原は、僕とDが二十歳ぐらいの時に初めて行って以来、虜になったスキー場だ。それからというもの、毎年のように足を運んでいるので、事実上のホーム・ゲレンデとなっている。遠いけど。

新スキー板は快調で、前の板よりも重量が3割は増量しているので、細々としたテクニックにはあまり向かないが、ハイスピードで滑走しているときの安定さと言ったら…。数十センチのギャップならバランスを崩すことなくクリア出来る。押しつぶせ!

年末から急激に冷え込んできたため、今回は雪に恵まれていた。
前回の野沢スキー場が、トップゲレンデの一部しかオープンしていないと言う、スキー場にとってはまだB級ホラー映画でも見ていたほうがマシなんじゃないかと言う惨状だったので、今回はまさに豪雪を楽しむことが出来て心がホカホカだった。
特筆すべきは、あまりに雪が多いためか、あるいは経費の問題なのか、未圧雪の部分が多かったということだ。
割と人の多いコースなのに、朝一だと普通にヒザまで埋まるぐらいのフカフカパウダーを楽しむことが出来た。
無論、そんな場所は夕方になると半分ぐらいモーグル専用と化していたのは言うまでもない。

妙高杉ノ原にはスーパーモーグルコースという、ハイパーモーグルタイムを楽しむことが出来るコースがある。
看板には一応、上級者専用という但し書きが書かれた大げさなコースだ。
だが、モーグルを舐めてはいけない。僕と戯言遣いは2年ほど前、このコースの両端に点在する樹木たちと激しいバトルを繰り広げたことがあるのだ。モーグルに慣れていないレベルでは、それを余儀なくされるほど手ごわいコースなのだ。
しかして僕もスキー暦は6年ほどになる(1シーズンのブランクはあるが)。オーバースピードの滑走も楽しいが、そろそろモーグルにも挑戦すべきだと言う信念を抱き、僕はゲレンデにいる100コブラクダを相手取って相撲を取った。

モーグルと深雪スキーが出来ると何が面白いって、雪があればどこにでも行けるようになると言う点だ。推奨されていないが、と言うより表向きは禁止されているが、コース外滑走と言うものも出来るようになる。コース外滑走は危険なことをすると雪崩に繋がる可能性があるが、常識の範囲内でなら大丈夫だ。僕は今後、常識の範囲内でコース外滑走を楽しむことが出来るようになりたい。

0 件のコメント: