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2011年10月15日土曜日

中国から帰ってきた

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相当久しぶりになるけれど、中国出張行ってくる!と投稿しておいてそれから音沙汰がなければ、もしかすると「あれ?水上直也はひょっとすると公安当局にジョンリョされたか?」と思われる方がいるかも知れないので、投稿しておこう。

さて、と言うわけで3週間の中国出張から無事に帰ってきますた。
帰国直後、近所の道路でオカマ掘られたのはツイてなかったけれどorz

こういう風に少し時間が空くと、やはり新鮮な驚きと言うのが少し思い出しにくくなるもので、記憶力の低下が危ぶまれる年齢だと言うことは重々承知しているため、こんなこともあろうかと僕はケータイにメモを残しておいたのだ(キリッ
僕がその時に得た感慨や知識などが書かれたメモだ。ほぼ無修正で転載しようじゃあないか。


  • 中国は右側通行、左ハンドル。日本車はほとんど見ない。ワーゲン、フォード、ビュイック、現代、の順で多い。
  • 空は常に曇っていて、綺麗な青空というのが拝めない。黄砂の影響?
  • ローカルのレストランを探してブラブラしていると警察に職務質問された。何言ってるのか全然わからないので「ウォーシーリーベンレン」って言ったら笑って解放してくれた。こういう時のために片言でも覚えておくべきだな…「私は日本人です」って言葉…
  • 日本食は基本的に高い。中国料理を普通に食べるより2~3倍は金がかかる。っても、500円もあればしっかり食えるけど。
  • 中国料理でもゲテモノがあるらしいので注意が必要。牛蛙とか平気でメニューに書いてる。
  • ローカルのレストランに入ったのに、メニューを指差してもほとんど没有って言われたので不要って言って出て行った。一体何が有なんだよ!
  • 通訳の人に月餅っていうお菓子(?)をもらった。ちょっと味付けがチャイナっぽかったけど、僕は普通に食べれた。後輩は全然口に合わなかったみたいで、一口食べて口を濯いでた。旧暦8月15日は中国では中秋節と言う祝日で、その時に月餅を食べるのが習慣らしい。日本でいうところの、十五夜に団子を食べるようなもんみたいだ。
月餅


  • 晩飯に誘われたので参席してみたら、中国の社長、副社長、部長二人との懇親会だった。僕らみたいな下っ端が何故呼ばれたし。気を使いすぎてイキツラ。
  • 仕事上の問題。僕や後輩みたいなぺーぺーには、というより職制上、まったく手出しの出来ない問題。僕らはシステムを提供する側の人間であり、使う人の業務に精通しているわけではないので、ユーザーが「こういう考え方なんですよ」っていわれたら僕らは首肯するしかない。そういうことは部門同士で話し合って、結論が出てから僕らシステムに連絡してくれと。
  • ナツメという果物?を食べた。ブドウのような形をしているが、歯ごたえはリンゴのようだった。ハオチー。
  • 北京ダックはマジでうまい。ジェンハオチー。
  • マッサージ後、カッピングという中国伝統医術を超お勧めされたので、面白そうだったから受けてみた。まず背中に球体の瓶を10個ほど置き、一つ一つ、中にあるアルコールを燃焼させて、簡易的な真空状態を作る。真空状態になると皮膚が圧力の関係から「強く引っ張られる」わけだが、その状態で15分ほど放置。僕は寝てた。施術が終わってホテルに戻ると、背中中が鬱血。なんでも、皮膚を引っ張ることで外側に溜まる悪い血か何かが皮膚の外側に吸い上げられ、本来の良い血液がちゃんと流れるようになるとか云々。3000年前から世界のあちこちで実践されてる原始的なエステらしく、簡単な割に効果が非常にあるからここまで長く続けられてるんだとか。
マッサージのオプションメニュー

  • うちの会社の人は、マッサージに行くと必ず耳かきをしてもらうらしい。日本橋でやれ。
  • 中国で一番流行ってる日本アニメはちびまる子ちゃん。あんなちびまる子ちゃんのグッズとか初めて見たかもしれん。
  • ホテルの部屋の電源は、よくあるカードを挿すと部屋の電気が入るタイプのやつ。つまり、逆にカードを取ると部屋の電源が落ちるわけだ。冷蔵庫もろともね…朝まで冷えてた飲み物が、帰ってきたらぬるくなってたときのガッカリ感は異常。
  • たぶん中国は、車線毎に信号がわかれてる。

3週間いても結構暇なもんで、正直時間を持て余す。
そして中国はインターネットの制限があるんで、日本みたいに引きこもりに適していると言うわけでもない。
しょうがないのでタクシー捕まえて街中ウロウロしてたけど…。タクシーが安いのがいいな。いや、日本が高すぎるのか。
中国のタクシーは初乗り10元(120円ぐらい)。街中走るぐらいならどこに行っても10元を超えることはない。
タイで言うところのトゥクトゥクみたいなのが中国にもあって、それに試しに乗ってみたんだけど、20元って言われた。明らかなボッタクリだけど、抗議する言葉を覚えてなかったし、日本円にしてもほんの100円ぐらいなのでまあいいかと思って支払った。

気温はたぶん日本と同じぐらいだとは思うけど、やたら肌寒かった。こんなに気温が低くなるとは思わなかったので、近くの若者向けの服屋で安い長袖のパーカーを購入した。中国でも、男向けの服って少ないんだな…。

ま、何事も経験ですな。ヤバイと思う一線さえ超えなければ大丈夫。
次はインドネシアかなー。

2011年9月3日土曜日

business trip

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中国VISA
一年マルチビザゲトズサー。
手数料込みで15000円ぐらいだった。10年パスポートと同じぐらいすんのな。高ェ!
気になるのは、ビザがあるとないとで入国(魔乳秘剣帖風に言うと乳国)やら出国のときに面倒な手続きが増えるのかどうか。
今回は僕と、一年下の後輩とのデュオ出張だから、先輩たるものしっかりせねばならん。
とりあえず、こないだからドイツに行っちゃった某友人にビザについて尋ねてみようと思って電子メールを送ってみたら、ゲルマン国は3ヶ月までビザが不要だから知らないとのこと。OMG!

僕は「僕も先進国に出張行けたらなあ」とグチったことがあるが、よく考えたら中国は日本を追い抜いた先進国だった。まあ、貧富の差は異常にあるけどね。
何を以て先進国というかはエコノミストに任せるとして、感覚的には物価だと感じる。
つまり、日本人が金持ちとして扱われるかどうか。
いくら一人当たりのGDPが日本人より高い、とか言われても、「でも月給4万円デスヨー」なんて言われると、GDPってなんだよって思う。
だからお勉強。GDPとか、中学だか高校だかで試験のために覚えたことがあるぐらいで、中身とか全然知らなかったんだよな。

ふむ、GDPってやつは要するに、国内でどんだけ価値あるものが生産されたかってことを表すものだそうだ。
例えばとある工場で2万円で販売される羽毛布団が作られた、と。するとGDPに2万円が計上されると言う仕組み。
でもその2万円の羽毛布団を作る工場が海外に出ちゃったりすると、これはもうGDPには計上されない。それはGNPに計上されるが、国内では作ってないのでGDPじゃない、と言うわけらしい。
よくニュースでGDPの伸び率が云々と言ってるけど、要するにどんだけのもの作ってるのよ、ってことだな。(ちなみにサービスも含む)
中国のほうが日本よりGDPが高いっつっても、それは生産品が多いと言う話であって、国民所得が多いと言うわけではないとも読み取れる。少なくとも直結はしないな。いや、風が吹いたら桶屋が儲かるよりは相関関係はわかりやすいと思うけど。
だけどその相関度の高さは、結局国の施策によるんだろうなあと思う。


そういうわけで、来週月曜日から20日間ほど出張に行ってきますよ。
ちゃんと、僕がタイで学習した、国外出張で覚えるべき11の言葉も一応勉強しますた。
とりあえず覚えるだけ覚えて、あとは現地で聞き取りの練習と発音の練習だ!

 1.数字
 2.はい/いいえ
 3.朝昼晩の挨拶
 4.ちょっとすみません
 5.さようなら
 6.いくらですか?
 7.ごめんなさい
 8.そうです/違います
 9.○○語はわかりません
 10.わかりました
 11.ありがとう
 12.辛い/辛くない
 13.美味しい/美味しくない

 1.リン イー アー サン スー ウー リゥ チー ジゥ シー シーイー シーアー シーサン シースー シーウー シーリゥ
 2.シダ/ブシ
 3.ザオシャンハオ/ニーハオ/ワンシャンハオ
 4.チンウェン
 5.ザイジェン
 6.ドゥオシャオチェン?
 7.ドゥイブチー
 8.シダ/シーブシー
 9.ジョングォユィ ブージーダォ
 10.ジーダォ
 11.シェイシェイ
 12.ラー / ブーラー
 13.ハオチー / ブーハオチー

あとあれだな、通貨。現地で両替する時、「4万円を元に両替してね」って言う時とかの「元」の英語読みがすぐ忘れる。ユアン、ね。ユアン。中国語はユアンとクァイがあるけど、ユアンで覚えよう。

僕は中国語の文法とかまったく学んだことがないけど、まあガイドブック見てたらなんとかわかるようになるでしょう、と楽観的。
あと、ガイドブック選びはマジで大切。中国ガイドブックとタイガイドブックを持ってて、2つの種類は違う本なんだが、タイのほうが圧倒的にわかりやすいし実用的。
今持ってる中国語のやつは、ちょっと初心者向きじゃない。色んなシチュに対応してるんだけど、逆に簡単な基本単語が少し乏しい…。
買い直すか…。

2011年8月23日火曜日

マッドサイエンティスト ソゥクゥーーール

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最近朝起きた時に腰が曲げられないほど痛い…これは……

15日以上中国に滞在するときには就労ビザが必要らしいので、早起きして証明写真を撮ってきた。これとパスポートを大使館だか領事館だかに出すと。まあ僕が出すわけじゃないけど。

タイは30日以上の滞在でビザがいるらしいから、前回はギリギリセーフ。
インドネシアは毎回観光ビザなるものが必須らしい。
ちなみに外人が日本に来るときは毎回ビザがいるらしい。

って感じで、国によってビザに対する姿勢が違うようだ。めんどいね。

国によってビザにもいくつか種類があるらしいが、先輩から「どうせ必要になるだろうから一年マルチビザを取っとけ」といわれた。これがあると、また15日以上中国にいることになってもビザ再申請が不要になるらしいからお得らしい!…うーん、素直に喜べない僕ガイル。確かに、今度はもうちょい内陸のほうまで行かないといけないけどさ。中国広すぎるよ中国。チャイナボカン。


2011年8月1日月曜日

ショートショート

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会社で読んでワロタ

エヌ氏の一日


エヌ氏の一日は、「いいね!」ボタンをクリックすることから始まる。


「いいね!」ボタンは、エヌ氏が参加している仮想世界上の友達の日記やひとりごとつぶやき機能についているお手軽評価ボタンのことだ。


エヌ氏の友達は、熱心に仮想世界上の日記に日々のできごとを綴っていた。


朝ごはんに食べたもの、今いる場所、気がついたこと、天気のこと、猫や花の写真とありとあらゆるものが仮想世界上の日記としてほぼリアルタイムに書き込まれていた。


エヌ氏は仮想世界上の友達との友好的なコミュニケーションを円滑に果たすために、早起きしてエヌ氏が就寝してから起きるまでの間に書かれた日記にたいして、「いいね!」ボタンを次々と押していった。


本来は、どういうふうに「いいね!」なのかを感想コメントとして残すべきなのだが、何せエヌ氏が読まなければならない日記の量は膨大で一日のうちのかなりの時間をそれに費やしていた。そんな状態だったので、コメントを残さずとも、友達の日記を読んだ証拠を残せる「いいね!」ボタンはエヌ氏にとって、歓迎されるべき機能であった。


出勤前の30分の時間で、「いいね!」ボタンを押し切ったエヌ氏は、朝食も摂らぬまま駅へ向かうバス停へ向かった。


エヌ氏は、家を出たことを仮想世界上の日記に書き込んだ。


するとエヌ氏の仮想世界上の友達たちは、これまでのエヌ氏の「いいね!」行為への対価を果たすべく、「家を出ました」日記に対して「いいね!」を連発し始めた。


はたからみると、一体全体、何に対して「いいね!」なのかさっぱりわからないが、「いいね!」ボタンを介したコミュニケーションはエヌ氏の生活の一部となっていた。


バスに乗り込むとき、エヌ氏はバスのナンバープレートに書かれた番号とバスの形式を仮想世界上の日記に書いた。このナンバーのチェックはエヌ氏のライフワークだ。エヌ氏のこの日記に次第に「いいね!」が増えていく。増えていく「いいね!」の数を見て、エヌ氏は満足した。


バスを降りたエヌ氏は駅の立ち食いそば屋へ入り、いつものコロッケそばの食券を購入した。カウンターで食券と引き換えにコロッケそばを受け取ったエヌ氏は、隅っこのテーブルにコロッケそばを運び、携帯端末でコロッケそばの写真を撮りはじめた。エヌ氏は、そばを食べながら、器用に左手で携帯端末をあやつり、コロッケそばの写真を仮想世界上の日記として書き上げた。


当然、今年の初めからコロッケそばを何杯食べたかのカウントも忘れない。梅雨の明けたこの時期でコロッケそばカウントは65だった。


食事をこの日記に書き込むこともエヌ氏の大切な日課だ。エヌ氏は日記に書き込んだあとに徐々に増え続ける「いいね!」の数を見ながら、コロッケそばの余韻に浸っていた。


エヌ氏が朝起きてから、2時間が過ぎようとしていた。エヌ氏が見るべき新しい日記があることを画面が告げていた。交友関係が広いエヌ氏が見るべき日記の数は瞬く間に増えていく。


電車を待つホームの上でも、日記を確認し、「いいね!」ボタンを押す作業は続いた。エヌ氏はいつものように先頭から2両目の後ろよりのドアに並ぶと入ってくる電車の番号をチェックし、軽やかに日記を作成した。


日記を作成している間にもエヌ氏がチェックしなければならない日記の数はうなぎのぼりに増え続ける。電車に乗り遅れて遅刻しそうな人の日記に「いいね!」を付け、風邪でおなかを壊して寝込んだ友人の日記にも「いいね!」をつけた。ゆれる満員電車の車内で、つり革につかまらずに絶妙なバランスを取りながら、携帯端末を操作し、増え続ける日記に次々と「いいね!」ボタンを押して、日記を読んだことを示す証しを残した。


会社に着いたエヌ氏は、席につくとおもむろにパソコンの電源を入れ、社内SNSの画面をチェックし始めた。この画面にも「いいね!」ボタンが実装されており、次々と軽やかに「いいね!」ボタンを押し続けた。


会社の業績が落ちていることを示す記事、先輩が地方に転勤する記事、一身上の都合で退職することになった記事と内容のよしあしにかかわらず兎にも角にも「いいね!」ボタンを押し続けた。


プライベートな仮想日記とは別に取引先や同じ業界の人たちとのネットワークもある。社内向けの「いいね!」が終わると、仕事上のつながりのある人たちの日記に「いいね!」をつけ始めた。こちらはプライベートな日記以上に「いいね!」をつけるのに気を使う。付けもらしがあっては失礼だし、「いいね!」をつける人とコメントを書く人との間で差をつけてはいけないからだ。一応、社内の内規でコメントを書くことは作業負担も大きく、誤解を招く恐れがあるので、「いいね!」操作に限るとなっている。


ここまで仕事を終えたエヌ氏は、休憩のために喫煙室へ向かった。喫煙のための休憩はなぜか咎められないことになっている。


タバコに火をつけるのと同時に反対の手で、携帯端末から「喫煙室なう」と仮想日記に書き込んだ。


書き込んだあとから「いいね!」の嵐がやってくる。仕事中に増え続けた日記に「いいね!」をつけ終えるとエヌ氏は、喫煙室を出た。


エヌ氏はオフィスに戻ると、担当している商品のプロモーション用アカウントにログインしてみた。一般の人から感想や苦情が書き込まれることが多く、それに対してうまく受け答えをしなくてはならない。機転のきいたコメントができればいいのだが、うまいコメントが思い浮かばないときは、「いいね!」を多用した。そのときに最善の言葉が見つからなくても、会社として関心があることを示すことができる「いいね!」ボタンはエヌ氏にとっても会社にとっても都合のよいものであった。担当者が複数いても、それぞれの変な個性がでることもなく穏便にアカウントの運営ができた。


「いいね!」ボタンの操作に夢中になって仕事をしていると、とうに昼食の時間を過ぎていた。


カフェテリアでB定食を選び、デザートのショーケースから日替わりプリンを手に取り外の見える席に腰掛けた。昔は同僚と食事をともにすることが多かったが、今では食事の時間も貴重な「いいね!」タイムとなっている。プリンを食べた数をカウントするのもエヌ氏の重要なライフワークとなっている。プリンのカウントは89だ。日記のタイトルにカウント数を入れて、写真を撮って日記を作成した。


先ほど、休憩したときに「いいね!」チェックをしたにもかかわらず、すでに二桁以上の新しい日記がエヌ氏の携帯端末の画面にはあった。


この日記の未読を消化することはエヌ氏にとって大変に重要な関心事である。しかも読み逃げするわけではなく、「いいね!」をつけるのだ。


「いいね!」をつけることは信頼とコミュニケーションの証しであり、エヌ氏にとっては生きがいだ。


食事のあともエヌ氏は的確な操作によって、「いいね!」ボタンを次々と押し続けた。それは仕事の一部でもあり、趣味の一端でもあった。


画面を更新するたびにあらわれる新たな「いいね!」ボタンがある限り、エヌ氏の仕事は存在し続けるし、エヌ氏の存在意義も大きなものになる。

日もとっぷりと暮れたころエヌ氏は会社での仕事を切り上げ、帰路の電車の中にいた。朝と同じ車両に陣取り、携帯端末の「いいね!」ボタンを押し続けた。「いいね!」ボタンをたくみに使いこなすエヌ氏は、仮想日記上での評判がすこぶるよかった。仮想日記上でエヌ氏と知り合うことができれば、自分の日記にエヌ氏からの「いいね!」の評価が必ず入るからだ。


エヌ氏の「いいね!」の評価は呼び水となりほかの人も釣られるようにして、「いいね!」ボタンを押してしまう。エヌ氏の周りには「いいね!」の好循環ができているようにみえた。


帰宅したエヌ氏は、就寝までの時間を使って、仮想日記の新着のチェックを始めた。帰路の電車やバスの中でもチェックをしていたのだが、小さい画面では、日記の消化に限界がある。エヌ氏ご自慢の32インチの薄型画面を使っての「いいね!」ボタンを押す操作はとてもはかどるのだ。


時計の針が次の日に変わるころにエヌ氏の一日は終わる。しかし、エヌ氏が寝ている間にも世界は動き続け、無数の「いいね!」ボタンは増え続ける。

2011年7月31日日曜日

ヘドウィグ

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保険というのは難しい。

と言っても保険商品の数が多いから、とか言うものではない。保険商品の複雑さは、裏返せば自分の好きなように組み合わせたり選ぶことが出来ると言うことだから、自分の目的に合うよう絞っていけばいい。
僕が難しいと思っているのは、保険に対する考え方を固定すること。

将来に関することは誰でも確率的にしか考えることが出来ない。
万一に備えるのが保険だから、その万一の出来事がどれくらいの確率で起こりうることなのか、それを考えて、判断するのが難しい。

正直なところ、保険選びはギャンブルみたいなもんだと思う。
最悪の事態を想定しまくって高額な保険商品を購入したにも関わらず、何も問題なく順風満帆な人生を送ることが出来れば、保険は無意味なものになってしまう。まあ、もちろん、無意味になるかどうかは結果でしかないわけで、僕が40歳になっても「ああ無意味だったなあ」と思うことは出来ないわけだ。40歳になったときに一度も入院・怪我・病気・事故、の経験がなければ、それまで払い続けたものに関しては無意味だったと思うだろうけど、それは振り返ってみて初めてわかること。

桃鉄でも、「損害保険カード」が必要だったかどうかは、自分の持ってる物件がハリケーンカトリーナにやられるまではわからない。「損害保険カード」を持ってたら、カトリーナによって出た被害は保険金でほとんど賄うことが出来るけど、潤沢なキャッシュを持ってれば別に損害保険カードを持つ必要がない。
また、持ってる物件がそもそも少ない場合、カトリーナにやられる確率が少なくなるから、ますます無用の長物になる。現代の例で言うと、自宅から一歩も出ない引きこもりに対しては、傷害保険をかける必要性がない。

そういう意味で考えると、いつ起きるかもわからない1~2日の入院のために毎月1万円近くも払い続けるよりは、そのお金をうまく運用したほうがトータル的に良い、と言う考え方だって出来る。もちろんそうした場合、1ヶ月の入院が必要になった場合に対応できないわけだ。でも1ヶ月の入院なんて、これからありえるだろうか?脳卒中になる可能性は0じゃない?そうだね。だったら、可能性はどれくらい?

結局のところ、現実的なリスクをどこまで取るのか、と言う話になる。

例えば、これは誇張でもないんでもないけど、原発の事故によって僕らがガンになる確率は今までに比べて高くなっていると思う(今の状況的に「オレガンとかならんしwww」とか思う人は危機感が足りない上に社会的なアンテナの感度が相当悪い)。放射性物質は眼に見えないし、被爆してもわからない。ただちに影響がない、んじゃなく、ただちに影響がわからない。しかも、ガンになっても、放射能との因果関係を証明するのは非常に難しい。
つまり、だからまあ、ガン保険に入っておくことは、今の時代、人生のリスクヘッジとしては良いんじゃないかと思う。

僕は今までに大病を患ったこともなければ入院も1日たりともしたことがない健康優良男性だ。
だから医療保険とかに対して実感がわかないわけだ。今はね。
でも病気になんていつなるかわからない。それだけは確か。肉体的なものじゃなくても精神的なものにしてもそうだ。昨日健康だった人が今日病気になることだって十分ある。


今後、車の性能がどんどん上がっていって、危険予知なんかの機能が充実してくれば、ますます普通の事故の確率は低くなるだろう。
さらに、僕なんてサンデードライバーどころか筋金入りのマンスリードライバーなので、日常的な事故の確率はさらに低い。
そういう現実を鑑みれば、任意保険に高額を支払うのは僕にとってはやりすぎな感さえある。



どこまで考えればいいのか。保険商品選びが難しいのではなく、どこまで悪い事態を想定して生きるか、が難しい。悪い事態はいくらでも想定出来るからだ。



・・・僕は40年後もこの日本社会の構造が維持出来てるとはとても思えないから、それを前提として組まれている長期視点の保険に入るのは実は少し抵抗がある。

話はずれるが、年金ももう破綻してる。僕と同世代のみんなは、たぶん自分の老後は年金を貰えないんじゃないかと戦々恐々としてるだろう。それは正しい。
今でさえ年金の支給年齢が65歳に引き上げられてるから、60歳定年制度を遵守している会社の会社員は定年退職後、再雇用という形で働き続けてる。お金のある人はそのまま辞めてるけどね。
で、さらに年金支給開始年齢が70歳にまで引き上げられようとする動きもあるし、加えて年金の金額も少なくなってる。そりゃあ、仕組み的にそうだよな、年金は世代間扶養なので、引退世代の数が多くなりゃ、現役世代から多く搾り取るか、もらうほうを少なくするしか道はない。だから僕らは備えなくちゃいけない。新しい時代の制度に。

少子化がとても進んでいるのはご存知のことだと思うので、それが社会制度に影響を与えないわけがない。だから僕は「あなたが60歳で契約完了するとこれだけ貰えます!」みたいな文句はあんまり惹かれない。

一応グローバル企業に勤務してるので、社会情勢とかは肌で感じる。紙面を騒がせてる「日本企業の海外進出が加速!」とか言うのも、普通よりは実感がある。
だから、何故そういうことになっているのかということを考えると、社会がどういう流れにあるかということがなんとなくわかってくる。

ちなみに今僕が望んでるのは、雇用面の欧米化。欧米のやり方が正しいと盲目的に信じてるわけじゃないけど、少なくとも新卒至上主義・年功序列制度よりはよっぽど健全だ。それに今の時代、あのやり方は合理的じゃないよ。まあ、雇用面の制度変更が一番難しいんだけどね。根っこの部分だから。でも今はそういう流れになってきてる。この流れは変えられない。

2011年7月27日水曜日

ペロにゃんあずあず

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P嬢からの誕生日プレゼントのひとつであるあずにゃん。
なんだこの秩序なき可愛さは…


2011年7月11日月曜日

第三次性徴期

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40mPのアルバム「39+1mP」は名盤だと気付いた。初音ミクのアルバムの中では僕の中ではベスト3に入る。P単体のアルバムで見ると、 1位のゆうゆP の「四季彩の星」に次いで 2位をつけたい。
中でも、「巨大少女」と「Scrap&Build」が僕の好み。「虹色ノート」や「STEP TO YOU」もジョギングやドライブに合いそうな感じでよかです。

今夏はこのアルバムのヘビロテが決定したようだ。
あ、「LIFE SIZE NOTE」がメジャーアルバムなのか。そちらも拝聴せねば。

2011年7月10日日曜日

ガニメデ

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今度、少し時間を作ってどこかに星を見に行こう。星を見たくなってきた。

2011年6月19日日曜日

南国にて

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IMAG0233

一昨日、タイから帰国しまんた。3週間の出張のはずが、4週間になってしまったでござる。
滞在が長期間になってしまったため、関空の税関通る時に、税関員にパスポートを見られて「…駐在されてる方ですか?」とか聞かれたww

1週間目:タイだヒャッハー!!
2週間目:タイでの生活もだいぶ慣れてきたぜ!!
3週間目:あと1週間で終わりか早かったぜ待ってろ日本!!
4週間目:も、もうちょいで日本に帰れ・・・る・・・

2週間目ぐらいから仕事が大変忙しくなってきて激務の様相を呈してきて、3週間目は寝れる時間取れるかな?ってぐらいの忙しさ。これを乗り越えれば何とか…!と思って頑張ってたら、上司から「…1週間延長しないと厳しいな、こりゃ」との言葉。…マジか。
で、結局、
 本社への出張前最終出勤日:5月20日
 本社への出張後初出勤日:6月20日
と言う、カレンダー上は1ヶ月出張の長丁場になりました。

仕事があまりに忙しすぎて、正直タイ観光とかする暇がまったくなかったのが残念。
でも現地の人が、
 現地人「水上さん、今度はいつ、タイにこられますか?」
 僕「今度は9月下旬の予定だよ!」
 現地人「じゃあそのとき、一緒にアユタヤに行きましょう!」
 僕「僕がアユタヤ遺跡に興味があることを通訳さんに聞いたんだね!おkおk!今度連れてってください!」
 現地人「僕が車を出すので、水上さんと、通訳さん2人の4人で行きましょう!」
 僕「それは最高の観光になりそうだ!ちなみに、アユタヤまではどのくらい時間がかかるんだい?」
 現地人「そうだなあ、ここからだと6時間ぐらいかなあ。バンコクよりもっと北のほうにあるので」
 僕「・・・そりゃ遠いな!大丈夫なのか?」
 現地人「ハハハ、マイペンライマイペンライ」
って感じで、今度来たときはアユタヤにつれてってくれるみたいなので楽しみ。地元以外に行ったときは歴史に触れたいと思うのが僕と言う男なのです。でもバンコクも行ってみたいなあ。アンコールワットも観てみたいけど、あれはカンボジアだから国を跨がないといけないから難しそうだ。

やはり言葉の不安はあったけど、僕が滞在していた街は日本人が多く生息していて、そのため日本語が少し通じる現地人も多い。そのことが心強くあったが、片言であることには変わりはないので、まあちょっとした楽しみだ。

タイ語の語彙は仕事相手と話しながら徐々に覚えていけばOKとしても、最低限事前に覚えておかないといけないことがある。僕が考えた、日本で事前に勉強しておくべき外国語の必須項目は以下のようなものだ。
 1.数字
 2.はい/いいえ
 3.朝昼晩の挨拶
 4.ちょっとすみません
 5.さようなら
 6.いくらですか?
 7.ごめんなさい
 8.そうです/違います
 9.○○語はわかりません
 10.わかりました
 11.ありがとう
どこの国に行くにしても、この11項目は確実に抑えておいたほうがいい。
海外で一人で行動するときに、お店にいって物も買えないようでは速やかな餓死だ。
特に数字は大事。通貨のインフレ具合にもよるが、タイだと10000以上の数を扱うことは日常(特に出張中では)ではほとんどないので、9999ぐらいまで言えればパーペキだ。

尚、上記はタイ語ではそれぞれ
 1.スーン(0)、ヌン(1)、ソーン(2)、サーム(3)、スィー(4)、ハァー(5)、ホック(6)、ジェット(7)、ペェート(8)、ガーウ(9)、スィップ(10)、スィップエット(11)、スィップソーン(12)、スィップサーム(13)・・・
 2.カップ/マイカップ
 3.サワディーカー(挨拶はひとつしかない)
 4.コートーナカー
 5.サワディーカー
 6.タウライ?
 7.マイペンライ
 8.チャイ/マイチャイ
 9.マイカウチャイパーサータイ
 10.カウチャイ
 11.コープトゥンカー
となる。あとは料理とか食べたら
 12.辛い : ペット / 辛くない : マイペット
 13.美味しい : アロイ / 美味しくない : マイアロイ
ぐらい言えると面白い。

ローカルの店はタイ語以外ほとんど通用しないが、会社の人間でデスクワークに従事しているタイ人なら英語は通じるので、基本的にコミュニケーションは英語になる。複雑で込み入った話は通訳さんを仲介する。

高校時代の僕の友人ならば、僕の英語力の壊滅具合はよくご存知のことだと思うが、単語を繋げていくだけで案外意味は通じるものなので、どうか安心してほしい。否、安心するのはまだ早い。単語を繋ぐことは出来ても、聞き取る能力が絶望的なので、Pardon?の嵐なのはココだけの秘密にしておいてほしい。

英語が母国語の欧米人とは違い、第二外国語としての英語を保有する僕らアジア人は、英語の発音がオリジナルと比べて独特だ。日本人の話す英語はカタカナで聞こえるのは言わずもがなだが、タイ人の話す英語は同様にタイ語の発音にかなり近い。そのため、ただでさえ英語を聞く耳を持たない僕が、タイ語訛りの英語を話された時にゃ、Pardon?を1ダースぐらい提供しなきゃいけない。なにしろ、「Read Only」ですら3回目でやっと聞き取れたぐらいだ。タイ人の発音をあえてカタカナにすると、どういうわけか「ルィーフォリー」みたいな感じになる。聞こえねえよ!
「V」の発音が出来ないのかどうかわからないが、コンビニの「セブンイレブン」も、タイ人に言わせると「セウェンイレウェン」になるし、「サーバー」も「サーウァー」になる。もう…ムズムズッ!


また、5月下旬からはタイは雨季のため、1日に2度ほどスコールがあった。スコールと言うと激しいイメージがあるが、日本の通り雨とさほど変わらない。日本のゲリラ豪雨のほうが圧倒的にすごいよ。まあ、1~2度、ヤバイぐらいのスコールがあったけど。
驚いたのは、向こうでは夜になると雷がひっきりなしに鳴っていること。別に雨を伴うわけではなく、夜になると遠くの空が光りっぱなしになる。あれは自然の神秘。
そして仕事場は田舎なので、夜になると星が綺麗なんだろうなあとドキをムネムネさせて楽しみにしてたが、4週間いても星はまったく見えなかった。どういうことかよくわからないが、観察する限り、夜になると雲が非常に多くなるようだ。残念だった。

気温は日中平均33度ぐらい。朝晩は23~4度ぐらいで過ごしやすい。
タイはサバナ気候なので1年中温暖で、12月でもせいぜい20度を切るかどうかってところらしい。つまり長袖はいらないってことだ。でも、20度を切るとタイ人はむちゃくちゃ寒く感じるらしい。日本に来たら凍死だな。

文化的には、めちゃ仏教国。同じ仏教でも、日本に伝わる大乗仏教とは違って小乗仏教だけど。
そこらじゅうに仏像とか祭壇とかがあった。朝になると供え物をするみたいだが、ほとんどは鳥に食べられていた。
国王ラーマ9世を崇拝していて、そこらじゅうに肖像画がある。その数はたぶん仏像よりも多い。まさにアイドル国王。大帝国で言うところのアドルフたんぐらいの人気。

朝から晩まで、街のあちこちで屋台が出ていて、「本当に売れてんの?」って思うことが多々あった。毎朝毎朝鶏の丸焼きが数体売られてるんだが、あんなん毎日買う人いるんかよ本当に…。果物はまだわかるけど。
仕事中、現地スタッフが「アンニーアロイ」って言いながら僕にくれた果物が非常に美味しかった。
名前を聞くと「ンゴッ」って言う名前の果物らしい。初見では確実にモイキー☆ってなる気持ち悪さを呈した外見だが、一度食べてみると本当に美味しい。ライチみたいな感じ。
ちなみに写真はこんな感じ。
最初は触るのすら躊躇しましたよ、ええ。
でも食べてみると本当に美味しかった。小さなアリがたかっていたけど、なるべく気にしないようにした。

IMAG0262
最初の日曜日には、現地の人に寺院に連れていってもらい、そこでタイ式のお詣りをした。
自分の好きな魚を100バーツで購入し、それを湖に返してあげることで徳を積むと言うもの。一日一善をするって感じ。購入する魚は色んな種類があり、ハゼみたいなものから小さなナマズみたいなものまでいた。それらを湖に返してあげる時に願い事をするのだが、それが叶うかどうかは魚の種類に依存するらしい。つまり、魚の種類には意味がある。
具体的には、「お金がほしーーーい」と願いながら、湖に返す魚が「健康を約束する魚」だったりしてもイマイチ。それは「金運がアップする魚」を返さないといけない。まあ、あくまで参考程度のものなんだろうけどね。出来れば符号は合わせておいたほうがいいよ、と言うおはなし。
で、魚を放って徳を積んだあと、大きな大仏のある社まで行ってそこでもお詣り。必ず裸足になり、さらに足の裏を地面につけて歩いてはいけないと言う制約があった。だから膝で歩いた。日本でも格式高いところでは同じようにするのかなあ。

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その後パタヤに行って少しだけ観光。あんまり時間もなかったし。パタヤビーチは有名なんだけど、ぶっちゃけ広くはなかった。サンタモニカの海岸のほうがよっぽどリゾートしてる。
でもパタヤは外国人の数が非常に多くて、だからほとんどの店はタイ語以上に英語が多かった。当然、英語も通じる店が多い。
パタヤと言えばニューハーフ。僕が歩いている中でも絶対にすれ違っているはずなんだが、一見してニューハーフだと判る人はいなかった。現地の人曰く、カバンの持ち方でニューハーフを見分けれるらしいが、正直眉唾ものだ。
とにかく、こっちのニューハーフは普通の女と見分けがつかないらしい。身分証を見せてもらってやっとわかるレベル、と言っていた。すげえな。

そしてタイ古式マッサージ。あれは素晴らしい。ハマる。
2時間みっちりやってもらって1000円とかマジお得。
上司と2回も行ってしまった。ふくらはぎが攣りそうになったのはご愛嬌だが、身体のあちこちがほぐれた感じがした。翌日、筋肉痛に似た症状が出たので効き目があったんだと実感した。
中国古式マッサージ、と言うのもメニューの中にあったので、それは今度中国に行った時に探してやってみよう。

そんなこんなで4週間のタイ出張も無事終了。仕事は何とか完了。残件はいくつもあるけれど、日本でなんとかやっつける。
来週からは中国に向けての仕事をせねば…ああ、時間がない。

2011年5月22日日曜日

BAGLE AND BREAKFAST

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明日から、タイへ仕事に行ってきます。今度は3週間と言う長丁場。「パタヤでニューハーフショーを観に行ってこいよ」と先輩に言われた。どういうことなの…。
かれこれ3年ぐらいやってるにも関わらずまだ終わりが見えないとあるプロジェクトの一環で、僕と上司二人で行く。つまり二人で現地で仕事を終わらせねばならない。
抱えている仕事は、2人で3週間でギリギリ間に合うかな、と言うレベル。諸事情により、日本からの支援はあまり望めない。
管理職が大好きなガントチャートを見ても、まったく余裕がないスケジュール。
その上、プロジェクト以外の仕事、本来僕らの仕事でない仕事もいくつか用意されていると言うステキ出張。
「そんなん僕らの仕事じゃねえよ!」と息巻いたところで、海外の仕事が多くなってきている昨今、いちいち自分の仕事だけの理由で海外に飛んでたらいくら金と時間があっても足りないので、そこは仕事の効率化と言う意味らしい。よくある話ね。

こないだ、他のプロジェクトにトラブルが発生して、偉い人が「おい、水上、今度タイに行くんだろ?余計な仕事が増えてすまんけどちょっとあの仕事調べてきてくれんか?」と依頼され、「は、はあ…時間があれば」と曖昧な返答をしたあとに、僕の直属の上司にどうしましょうと相談したら、「水上は正直他の仕事をやる余裕がないので無理です」と断ってくれた。ありがたい。そのかわり、他の人が後日タイに行くことになったけど。詳しく聞いてみると、フルで調査するとだいたい1週間もかかるんだと。そんなん無理に決まってんだろwwwwどんだけ仕事あると思ってんだwww

仕事はもちろん山のようにあるが、物理的なリソース(人・時間・金)が限定されている以上、出来ることにはもちろん限りがある。だから、最近僕は突然頼まれた仕事がちゃんと終わらなくてもあんまり責任を感じなくなってきた。物理的に、無理なものは無理なのだ。そこにいちいち責任を感じてたら正社員は勤まりません。大事なのは、自分の力では終わらせれないと思った時点で早めに相談すること。他人を巻き込むこと。自分だけの仕事ではなくすこと。

・・・さて、新しいボディーソープを購入したので持っていって使おう。ウヒョヒョ。あと日焼け止めを忘れないようにしないとな。日曜日にバカンスに行かないとも限らないしぬ。

ポップカンマイティーランカップ
ラーコーン

2011年5月11日水曜日

ไม่ทราบไทย

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前回の中国出張時、「せめて事前にもうちょっと単語を勉強しときゃよかった」と後悔したので、その後悔を前向きに生かして、今度3週間ほど行くタイに向けて、今現在タイ語の本を開いて勉強しているんだが、ムズすぎ。
単純に文字の区別がつかない…特に子音。母音はまだ形が色々あるからわかりやすいけど…。
でも、子音の横に母音が来ると言うようなパターンじゃなくて、子音の上とか下とかにも母音がついてくるらしいので、余計文字の区別がつかんわ!grrrr

まあでも、なんか日本語が難しいと言われる理由がだんだんわかってきたような希ガス。
文字の種類が多いことも一因だが、日本語の言葉の意味が通じるかどうかって、発音じゃなくてリズムなんじゃないかと思えてきた。日本語でも発音の違いによって意味が変わる言葉はたくさんあるけど、日本語は発音が違っても結構意味は通じる。それに、単語単位で見ると極めて言葉に抑揚がないから、ぶっちゃけどこにアクセントを置いてもわかるっちゃわかる。うーん、まあそんな雑感はおいといて、勉強するか。細かいことは言語学者に解釈を任せよう。僕がやるべきは、現地人に一方的に要件を伝えれるようになるってことだ。

追記:
上記について風呂の中でうっとりと考えてたが、たぶん日本語が難しいのは、表意文字だからなんだろうなああああ。だからアクセントとかめちゃくちゃでも、日本人には結構通じる。文字がイメージ出来るから。
タイ文字は表音文字だから、文法から抑えたほうが応用出来そうだな…。こんなんいくら現地入りしてもぶっつけで覚えれる気がしねーーーーーー

2011年5月6日金曜日

アイドル総統ハァハァ

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ミクさんの『ハイウェイノート』がここまでのスルメ曲だと誰が予想出来ただろうか…

画像はLucuaの時空の広場


2011年5月4日水曜日

最近首がよく凝るけど、記事の内容は首こりとは無関係

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昨日は高校3年生時代のクラスメイトの同窓会だった。皆変わっていなくてなんとなくホッとしたし、それでもやっぱり色んな人生を歩んでるんだなあと思った。半数ぐらいがもう家庭を持ってるのが結構意外だった。
でも、中学校の時の同窓会に比べて、「おー!久しぶりー!」ってのがなかったのは何故だろうか…10年ぶりに会うのに、あんまりそういう感慨は殆どなかった。なんというか、夏休みが終わった後に会った時ぐらいの懐かしさ。やっぱり、さよなライオンした18歳はもう大人だったから、だろうか。外見上の変化が少なかったから、だろうか。惜しむべき別れが少なかったから、だろうか。過ぎたことはわからない。過去に対して僕らが出来ることは、ただただ都合の良い解釈のみだ。

ちなみに、高校時代の僕は残念なことに3次元にいなかったので、その辺の印象はどうなのかと思ってたけれど、どうやら「水上は漫画家」と言う風説が流布していたみたいだった。今や風評被害を訴えてもいいぐらいだ。弁護士になったクラスメイトに是非弁護してもらおう。まあ、自分の自分に対する認識と、他人の自分に対する認識というのにズレがあるのは必然だから何を言っても自己弁護でしかないのだけれど、僕は2次元人でありながら、割とクラスメイトとうまくやっていたのではないかと思う。当時はそんな周りの評価とか、考えずに自分のやりたいことだけしていたけれど、今になってみると多少そう思う。たぶん、人間が丸くなるというのは、周りの評価を気にして生きるようになることだと思う。ピグマリオン効果じゃないけど、「あいつ丸くなったよなー」というとき、「あいつ自分以外のことも考えるようになったよなー」と言うことと同義だと思う。

実は同窓会の前に、いつものメンバでボウリングをしていたのだが、その時に、驚くべき事態が発生した。
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この画像の状況説明を少し。

Kが1投目を投げた。ガーターベルトだった。
スコアモニタを見ると、「G」以外の文字が記されている。3に丸が描いてある。数字に丸が描かれてあるのは、スプリットの証拠。
つまり、3のスプリットとして認識された。

1.ガータなのにピンが倒れたことになっているというバグ
2.3のスプリットが表記上存在したと言う驚き。

特に驚いたのは2だ。3のスプリットの存在。
9本のうち真ん中の3本が倒れて1:6の状況になるのが、3のスプリットなわけだが、真ん中の3本が倒れることなど物理的にありえない!!11
ピンの幅とピン同士の間隔の合計よりも、ボールの直径のほうが上回っているからだ!!

なんという摩訶不思議アドベンチャー・・・

2011年4月24日日曜日

It's my life

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最近は『ぴゅあぴゅあはーと』ばっかり聞いてる水上ですこんにちわ。あれは名曲だよ!たーんたっららったーん

初めての中国は面白かった。仕事は本社にいるときより大変だったけど…ヤッパッパーヤッパッパーイーシャンテン

出張をボディランゲージで乗り切ることを決心していたけど、ジェスチャーではすぐに限界が来た、っていうか現地のスタッフと挨拶ぐらいできないと仕事にならないっつーか、眼鏡っ子通訳がいない状況でコミュニケーション取らないといけないこともあるので、『旅行先で役立つ中国語ガイドブック』片手になんとか四苦八苦してたらいつの間にか挨拶ぐらいは言えるようになってた。不知道連発だけど。四声に関しては難しすぎて頭痛がするね。まあ、日本語でも、発音が違うと意味が違うなんてざらにあるし、もっというとそれはどの国の言葉でも同じなんだけれどね。その辺の発音については、聞いたり話したりするのが一番の近道だな。

僕がイメージしていた中国は、もっと雑然とした、再構成すべきカオスがたくさんあるイメージだったけど、案外そこまででもなかった。
確かに、街中では自転車が縦横無尽に走っていたし、横断歩道に信号がついてることが珍しいぐらいの車社会で、大通りの交差点とかは混沌と迷路が一緒に来たような様相を呈していたけど、僕がイメージしていたほどではなかった。
むしろ全体的には良いイメージを抱いたぐらいだ。

面白いのは、日本人が中国語を聞くと、いつも何か言い争いをしているように聞こえること。
もちろんそんなことはないのだが、どういうわけか怒っているようにしか聞こえない。
通訳さんは同じことを話しているのに、日本語と中国語では語気がとんでもなく違う。まあそういうもんなんだろう。日本語が非常に間延びして聞こえる。「はにゃぁぁ」とか、日本語ならではだぜ。ハァハァ。

あと、驚いたのは、女性就業者の多さ。日本とは比較にならないぐらい女性の社会進出が進んでる。これは余裕で負けてんじゃねーの、とおもた。つまりはまあ、要するにチャイナ服が多いってことだ。ったく、けしからんな。

滞在したホテルは、外国人がよく泊まるホテルなので、スタッフも英語は通じたからまだ安心したが、クリーニングのシステムを聞きだすのに10分もかかった。もちろん僕の英語力がterribleすぎるためだが。

あと、せっかく買って持って行った変圧器の出番がほとんどなかった。DSi持ってったけどする暇もねーよ!チクショーメー!ノートパソコンのバッテリーは元々幅広い電圧に対応してるから、変換プラグだけで良いんだよ!チクショーメー!
まあ、この変圧器は一応全世界対応と謳われているので、今後の活躍に期待しよう。

出張中、現地スタッフに宴会に呼ばれたので行ってきたわけだが、向こうじゃ『乾杯!』と言うと、グラスを飲み干さなくては失礼にあたるらしい 。飲めない人は『スィイ』(漢字はわからない)と言って、「飲めるだけにしときます」ということを言わないといけない。
出された酒は、中国の焼酎とも言える白酒というものだが、これを一気に飲んだ瞬間、喉が焼けて溶けて首と胴が分離して僕も遂にゾンビの仲間入りかと思った。アルコール度数は38度。ウィスキーぐらい?当然、薄めて飲むのは邪道とされる。古来から伝わる白酒は53度もあるらしいが、最近は法律改正で薄いのが出回るようになってきたらしい。白酒の喉ごしは日本酒と似たところがあるなあと思ったけど、中国人からすると日本酒はまずくて飲めないらしい。ハラキリだな。

とりあえず、北京ダックは美味しい。真好吃!


2011年4月17日日曜日

中国犬

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うちの犬がチャイナ服着てた萌えた


チャイナライフ

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明日から1週間、仕事で中国は上海と長江の間ぐらいの地域へ行ってくるます。
仕事で海外は初めてだから、上司がついてきてくれるけど、次からは僕一人って言われてるので、なんかこう、信頼されてるというか無責任と言うか…まあ、旅は好きだからいいんだけどね。アメリカでも一人で徘徊してたし、なんとかなるだろう。
ちなみに僕の中国語レベルは、「ニーハオ」「ツァイツェン」「ウォーアイニー」「ニャンニーチュワン」ぐらいなもんで、4番目とからんまの世界でしか通用しそうにない。あとイーアルサンスーウーリューチーぐらい。つまり全く喋れないってことだ。ククク、ボディーランゲージで乗り越えるぜ。…何故僕をASEAN諸国要員にしたし。

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画像は長期出張を見据えて購入したスーツケース。16800円なのにワインレッドの筐体がシビれるよね。シビシラスだよね。
1週間でこの大きさは(高さ90cmぐらい)大袈裟な気は自分でもするのだけれど、まあ大は小を兼ねると言うことで。色々お土産も入るだろうし。つか、荷物の量は日数に比例するのではなく、3日か4日ぐらいで頭打ちになることがなんとなくわかってきた。例えば今回の荷物の量で、たぶん3週間でも行ける。服なんて適宜洗濯(クリーニング)すればいいのだから、着回せる2~3着ぐらいあれば十分。
諸外国に行く場合、先輩方は日本の食料(サトウのゴハンとかカップラーメンとか)をいくつか詰めていくみたいだけど、僕は初めてなのでそんなことはせず現地の洗礼をあえて受けて立つ!!!!!!!!!111

と言うわけで、この1週間ケータイの繋がらないところにいるので、緊急の用事がある友人にはちょっと申し訳ないけど、gmailに送ってもらうしか連絡を取る術がありませんのでご理解頂きたい。厳密には、僕のケータイは一応世界中で使えるものなのだけれど、何もせず使うとパケ死が目に見えてるので明示的に通信出来なくしてやります。やってやるです!

あーパイチュウ祭りが大変そうだなあ…

マカー

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ヤマダ電機に取って付けたようなappleコーナーがwww


2011年4月16日土曜日

ムース

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ワックスがきれたので、次はFOG BARを試してみよう…


2011年4月10日日曜日

桜の季節

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昨日、近くの公園でP嬢と花見としりとりとバドミントンを同時にしてきた。
羽根を追いかけている最中に、ついぞ桜も満開で非常に綺麗だったのに見とれてしまい、足を滑らせて見事に転んでしまった。付近で爆発すべきリア充たちがBBQをしていたのに恥ずかしいぜ!

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そういえば、今日は大阪府議会議員選挙・堺市議会議員選挙ですな。
善良な一市民として、しっかりと民主主義に参加してきますか。散髪の前に行くか、後に行くか。それが問題だ。BGMはぴゅあぴゅあはーと。

2011年4月6日水曜日

ミルクを思い出せ

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こないだ買ったHTC DESIRE HDのOSは、Android2.2。
AndroidマーケットからあーんなアプリやこーんなアプリをDLして、デュフフフと楽しむことが出来る。

ところで僕は学生時代から、タスク管理にRemember the milkというウェブサービスを使用している。だが、今までのケータイ、つまりガラケーでは、海外ウェブサービスを利用するのが極めて困難だし、加えて海外ウェブサービスがガラケーをサポートするようになる可能性も恐ろしく低かった。そして、今までは管理すべきタスクが非常に限られていたし、忙しくても十分に記憶出来る程度だった。

しかし、社会人4年目になる今、僕がやるべきTO DOは、割と覚えきれなくなってきている。否、正確に言うと、覚えてはいるのだが、ここぞというタイミングで思い出せないので、機会損失の数が結構増えてきているワケだ。もちろん、記憶力の低下と言う原因もあるけれどね。それはそれとして受け入れる。
具体的に言うと、僕がヒゲを剃るときに使っているカミソリを、会社の帰りに買いたいと考えていたとしよう。だけど大抵そういうことは、駅に着いた時に思い出すのではなく、自宅に着いてから思い出す。そういうことを思い出したいベストなタイミングは、もちろん最寄り駅に着いて、さあいざ自宅へ帰らんと自転車に跨った時だ。

Remember the milkは、「ミルクを思い出せ」と言う名の通り、帰りに牛乳を買うのを忘れないようにしてくれるウェブサービスだ。やることを登録しておくだけで、任意の時間にお知らせしてくれる。思い出させてくれる。
AndroidアプリにRemember the milkの公式アプリがあり、最初はそれをDLして使っていたのだが、これが非常に快適で、例えば忘れがちな「図書館で借りた本の延長をネットで申し込む」と言うようなことも、僕が自宅に必ずいるであろう23時半に教えてくれるように設定することが出来る。

EverNote同様、日常生活にも仕事にも重宝していたアプリだが、何故かAndroid版は15日が過ぎると使えなくなり、課金しないといけなくなる。迷った末、僕は課金することに決めた。このウェブサービスの代わりになるものが、今のところ見つからないからだ。それに、年間$25なので、ぶっちゃけ安い。手帳より安い。

純粋なGTDを実践しているわけじゃないけど、日常でも仕事でもやらなくちゃいけないことが多くなってきたので、こういうサポートツールは今や手放せない。正直、会社の中で打ち合わせがあることを忘れる人の神経が以前は信じられなかったけど、今はそれがわかるwやることが多いと時間を見ないのでつい忘れてしまうわけだ。だから僕は用事が入ったらまずカレンダーに記入して、思い出すようにアラートを設定している。本当に大事なことは決して忘れないけど、緊急度も優先度も中ぐらいで大事とは言い難いけど、忘れちゃ困ることは忘れる可能性があるから、忘れない工夫をしないとだ。

チャレンジ・ザ・マルチ脳

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テトリスとアルカロイドを同時に遊べるフラッシュゲーム。
http://youkoseki.com/tetrisout/

これは難しいw左手でアルカロイドをやりつつ右手でテトリス。無理ゲー。
初回でテトリス2段消すのが精一杯でしたよ。でもいずれ慣れそうな感じはした…

もやすもん

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いやあ、10巻のアメリカ編も大変面白かった。ニューオーリンズいきたくなった!
画像のマリーが可愛い件


2011年4月3日日曜日

ゾナゲー

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なんか意味不明なブラウザゲー(?)があったのでやってみた。着せ替えゲー?セーラー服ファッションメイクオーバーと言う名称らしい。グーグル先生がポーランド語って言ってたので、たぶんポーランド発のゲームなんだろう。ポーランド始まったな。せっかく作ったのでうpしてみる。可愛いは正義。

2011年3月24日木曜日

俺の携帯がこんなに便利なわけがない

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先の月曜日、つまり3連休の最終日、Eから「おいゲソ野郎、HTC DESIREが安くなっているぞ。買い時なんじゃなイカ?」と連絡がきた。
ドコモの2年間契約縛りに絡め捕られ、10月まで身動きが取れない僕は、やれやれ、ひとまず情報収集がてら、携帯が壊れたEの相談に乗るかと思い、提示されたURLへアクセスした。

風向きが変わってきたのはそこからだった。

携帯は、四半期ごとに新機種が出る。これは四半期決算に合わせたものだ。だから、新機種が出る直前に在庫処分が始まるため、旧機種の値下げや、特典付きキャンペーンが行われる。故に、値下げが行われたことに対しては特に驚きはなかったのだけれど、量販店側で叩き売りと表現出来る行為が敢行されていることには驚きを禁じ得なかった。

具体的には、データ通信カード(ノーパソとかにグサッと挿す奴だ)の契約をするだけで、端末がロハになるというもの。
その端末とは、SoftBankのHTC DESIRE HD。年明けでも端末価格8万はしてた機種だ。

僕のドコモの契約はちょうど10月に更新だったから、違約金がかからないその時にキャリア変更しようと思ってたが、今回の叩き売りの様子からするに、違約金を払ってでも今買ったほうが圧倒的にお得だと判断したわけだ。

そこからの行動は早かった。
僕とEは各々の地元の全ての量販店に電話をかけて、キャンペーンの有無とその内容(実は店によって条件が少しずつ違う)、そして在庫数と取り置きが可能かどうか、可能ならいつまでなのかを調べて回った。(もちろん、僕の場合はMNPを利用することにもなるので、即日利用が可能かどうかも聞き、すぐに予約番号を押さえた。)

結局、僕らに最も得なキャンペーンをしているところで在庫がちょうど2つあったので、そこで取り置きしてもらって、数時間後に契約に行った。僕にとって面倒だったのは、それがEの地元だったので、とにかく遠かったことだ。
携帯の変更にはとにかく時間がかかる上、担当者の人が残念な手際の持ち主だったので、いつもより時間がかかったように思う。だが、只同然で手に入れれることの代償だと考えるようにした。

かくして、僕は無事にHTC DESIRE HDを手に入れた。
こういう新しい機械を手に入れると、とにかく色々なことをして遊びたくなる。特に、僕が普段利用しているウェブサービスとの連携は全て試したいので、最近は就寝時間が遅くなっている。おかげでここのところ、仕事中眠くて仕方ない。

2011年3月13日日曜日

生きてこそ

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気が重い。
この衛星画像でわかるように、今回の最悪の災害で地形が変わってしまっている。
正直、テレビやネットでの情報ですら、情報不足だと思うほどに、今回の災厄は規模が大きいように思う。
関東の友人や福島の先輩方との連絡はなんとかついたから、僕にとっての最悪の事態は免れた。でも、福島では電気もガスも水も使えないので、そのため、唯一の連絡手段である携帯の充電すらままならず、生活も衛生的に非常に悪い状態が続くのこと。というより、自分の家にはいれない、と言っていた。非常に悲痛な状況だ。

TwitterでRTを繰り返している人は、僕には単なる野次馬にしか見えない。
いくら情報を拡散しても、その情報は、本当に情報が必要な被災者には届かないと思う。
僕が何度携帯に電話しても繋がらなかった先輩たちに、どうしてTwitterで拡散されている情報が届く?ネットはおろか電気も通っていないのに?ぐちゃぐちゃになった家を片付け、生活していくだけでも労力を使うのに、その情報を見る余裕がどこに?Twitterを見た誰かが伝えてくれる?どうやって現地へ行く?自衛隊が大規模な救済を行っている中、液状化した道路に車を走らせ、完全に停止した信号機に注意しながら現地へ向かい、余震を肌で感じながら、東京で購入したペットボトルや食べ物を配りながらTwitterで得た情報を伝えるのか?民間の配送業すら配達を停止する状況なのに?ありえない…本当に何かしたいなら、社会活動を行うことだ。個人で繋がるより、企業として何かアクションを起こしたほうが確実に救済に繋がる。もちろん、誤解しないで欲しいが、個人の繋がりで助け合いを後押しする運動を否定する気は毛頭ない。むしろ素晴らしいと思うが、状況的にそれが効果を発揮するのはもう少し後だろう。

金曜日、震災の情報を会社で聞いた僕は、なんとか現地の情報を掴もうと頑張ったが、通信系が途絶していたため不可能だった。本社にいる誰もが、状況を掴めなかった。現地からの連絡を待つしかない状況だった。
状況が明らかになるにつれて、被害の大きさがわかってきたが、この土日では個人では何も出来ないと感じた。会社員として出来ることがあれば休出して何かしようと思っていたが、土曜日の午前中に上司から連絡があり、会社としては月曜日以降に対応を行うとのこと。それは決して悠長な判断ではなく、状況的に仕方のない判断だ。国内だけでなく全世界からの支援を臨む状況で、一企業が出来ることなど限られている。それに、僕の所属している会社も、被災しているのだ。せめて、ある程度状況が改善しているだろう週明けに対応を行うというのは冷静な判断だ。
だから、個人として出来ることは、今まで以上により一層日常生活に力を入れる、ぐらいしかない。
言い方は悪いが、僕らは生活を続けるしかない。被災者の無事を祈り続けるしかない。

2011年3月6日日曜日

『悪から生まれる正が秩序ある正義ってやつだ…逆に、正から生まれた悪は性質が悪い…それは卑なる正だ』

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僕は以下のエントリに全面的に同意する。
自分の運の良さを「正しさ」だと勘違いしている人たちへ
この日、病院の会議で、「救急での研修医たちの仕事の漏れが多い(適切な科に紹介してこないとか、そういう話)」というのが問題になっていたのだが、そのなかで、「研修医をキツイ目に遭わせるのが『教育』なのだ」と勘違いしている「偉い人」が少なからずいることに愕然としてしまった。

 「自分が研修医の頃は、もっと大変だった」

 僕はこういうのって、本当に不思議でしょうがないんだけど、自分がつらかったのなら、どうして次の世代の連中を同じ目にあわせようとするのだろうか。ラクに楽しく、とはいかない業界なのは百も承知ではあるけれども、負担を減らせるようにサポートする体制もつくろうとせずに「そのくらいキツイのが当然。ミスをするな」では、あまりに不合理だと思う。
(中略)
たぶん、大部分の人は、そうなのだ。

 にもかかわらず、少なくない数の人が、「自分はこんなに苦労して、ちゃんとやってきた」と他人にプレッシャーをかけようとするのだ。

 自分が以前、「その場」にいたときに、どんな気持ちだったかを、すっかり忘れてしまって。

 そういうのって、あなたの「運の良さ」を「正しさ」にすり替えているんじゃない?

 どうして、他人の不幸を、自分の「正しさ」をアピールする道具にしようとするのだろうか。
自分が何か不条理な目に遭った時、人は次の2パターンのいずれかの考えに至る。1つは、「他の人には自分と同じ目に遭って欲しくない」と言うもの。もう一つは、「自分もそうしてきたのだから他の人もそうあるべき」と言うようなもの。人並みに思いやりのある人間だと、普通は前者の感情を持つものだが、なまじっか成功体験のある人間は後者の考えにたどり着くことが多い。そしてそういう実績は極めて厄介なものになる。このエントリにあるように、自分の体験と現在の自分の境遇が正しいものだと思い込んでいるが故に、他人にそれを強要するようになるのだ。あるいは、たぶん心理としては、自分の苦労を否定されたくないのかも知れない。それで自分が成功しているなら尚更、だ。自分の成功の原因が、自分の苦労とは無関係の所にあったなんて思いたくない。暴かれたくない。誰だってそうだ。だからこのエントリは、色々と考えさせられる。

人がもっとも残酷になるのは自分の正しさを確信している時。逆に、おそらく人がもっともやさしく寛容になれるのは、自分の失敗や過ちを認めた時なんじゃないだろうかと思う。

2011年2月27日日曜日

Vocaloid厳選曲まとめ3

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また1週間ほど出張に行くため、その前にVocaloidの名曲リストの追加を実施したく思います。
例によって、順番に特別な意味は御座いませんので、マイCDを作成する際の参考にはしないでください。

↓まとめ記事↓
Vocaloid厳選曲まとめ


遠回しなラブソング部門

方向音痴


部門をつけるのが難しい部門

ローリンガール


スキャット部門

ミラクルペイント


ロックな雅楽部門

天樂


いろはにほへとちりぬるを部門

いろは唄


飲酒運転部門

ハイウェイノート


夢見心地部門

Twinkle our days


デュエット部門

サンドリヨン


カッコイイタイトル部門

独房ステラシアタ

ゲレンデがもげるほどみっくみくにしたい

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友人4人と、長野県は木曽福島の御嶽山近くの開田高原マイアスキー場まで強行軍スキーを楽しんできた。
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25日PM10時出発~27日AM1時帰着。
今回借りたレンタカーは日産のティーダラティオ。ETC車載器がぶっ壊れてると言う災難に見舞われたが、そんなことは借りた時にはわかるはずもなく、ゲートについてから初めて解った。車載器の不調でゲート通過が出来ないという旨を伝えると、無事ETC割引が適用出来て事無きを得たから良かった・・・。
で、2年ぶりのスキーだったので、思うように身体がついていかない場面もあったし、運動不足故に滑走中に足が攣るなんて言うデンジャーイベントも満載だったが、天候も雲ひとつ現れない快晴で非常に気持ちよかった。テンションも自然にあがったので、脊髄反射で行動しているといわれてもおかしくない僕らは雪上でジャンプ撮影を試みた。
割とうまく撮れた希ガス。
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昔は4日連続で滑ってたり、全長8kmをノンストップで滑り降りたりなんてこともしてたけど、アラサーとなった今、そんなことは体力的に出来ず、適当に休憩を取りながらヌルヌルと滑ると言う楽しみ方をするようになったこともまた、遊び方が年相応になったというものかな。現実を無視していつまでもやり方を変えないことは、リスクを増大させることに他ならないからね。

ゲレンデに、こんな感じのカマクラが3つほどあった。結構気合が入った作り。
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もちろん、中に入って記念撮影してみた。中は結構暖かい。風とか全然入らないし、中で焼肉とかしてみたい。
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スキー場の食べ物といえばカレーが定番だが、ここのカツカレーの大盛は半端ない量だった。
左がノーマルで、右が大盛。見ての通り、もはや皿ではない。ラーメンを入れるどんぶりだ。もちろん、小食の僕はこんなの食べれない。
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ほとんど寝てない状態だったので午後は10分間ほどシエスタ。体力回復は大事です。
そんなこんなでゲレンデを後にして、温泉に浸かって帰って来た。


帰ってきて気付いたが、眼鏡ミクさんのこのフィギュアが恐ろしく可愛い。

2011年2月20日日曜日

ギョーーンギョーーン

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昨日はP嬢とりんくうアウトレッツでお買い物をたっぷりと楽しんごしてきたわけだが、モール内のイベントスペースで、任天堂3DSの体験会が行われていたので、僕たちも颯爽と体験してきた。
確かに、真正面からみると、十分3Dと言えるぐらいに3Dしてた。でも、やっぱり裸眼視の限界か、「手で触れるほど飛び出してるYO!」って言うほどではなかった。メガネをつけるタイプの3Dほどではないけど、まあそれでも「おお~」と言えるレベル。PS3の超高画質ゲームを間近でやるような奥行きは感じれた。
P嬢は、「3DS見てるとめっちゃ疲れたゲソ」と言っていたので、もしや公式にプレイを非推奨されている6歳以下の制限に引っかかっているのでは・・・つまりP嬢は6歳以下…ゴクリ……

で、帰りに岸和田ベイサイドモールでGANTZを観てきた。
会社の後輩から、「評判悪いデスヨー」と聞いていたので些か不安だった。観客も合計で30人ぐらいしかいなかった。
GANTZ原作を読みつづけている僕からすれば、GANTZ映画は別に失敗ではないように思えた。割とスピーディに展開も進んだし、原作を逸脱した内容ではないみたいなのでそれなりに楽しめた。つまり、普通に面白かった。
原作を読んだことがないP嬢は、ミク星人…じゃなかった、ネギ星人がグロくてグロッキーだったみたいで、もうちょい事前説明しておけば良かったようだ。

漫画原作の映画って、最終的に漫画に興味を持って欲しいのか、単に興行的な成功を狙っているのかよくわからんけど、どちらにしても原作をなぞるような映画化って、分の悪い賭けだよなあって思う。
コナンとかワンピとかDBとかクレシンみたいに、完全映画オリジナルで、漫画からのスピンオフ作品として制作したほうが良いような気がするんだけどね。

とにかく、GANTZ映画は面白かった。ほとんど調べてなかったから2時間半もあると思わなくて、ちょっと長く感じたけど…

2011年2月15日火曜日

技術を磨くには想像と工夫が近道

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僕が専門学校3年生の時に購入したノートPC「FUJITSU FMV-BIBLO MG50T」のHDDが、起動時に異音を発していたりしてもう死亡寸前だったので、すわリプレイス、と思い立ち、本日有給休暇を使ってヨドバシカメラへと足を運んだ。
HDDがやけに安くなっていることは知っていたので、財政的にもそこまで痛くないだろう、と思っていた時期が僕にもありました。
専門学校3年生と言えば、今から約5年前。その時のノートPCのHDDは全てIDE。SATAのノートなんてたぶんなかったと思う。
が、今やIDEは化石扱い。何故か2.5"IDE HDDが5kもしたので、店員さんに「なんでSATAの320Gよりも、IDEの80Gのほうが値段が高いの~~~~~~~~~~?????」と聞いてみたところ、「もうほとんど生産してないから、稀少価値で逆に値段が落ちなくなってきてるんですよwwwwwwwwwwwwww」と言う返答を頂いた。
なるほど、IDEはオワコン、と。SATAもⅢまで出てるんだね。
とにかく、予想以上の値段に怖気付いた僕は、別の作戦にでた。

HDDがないならフラッシュメモリを使えばいいじゃない作戦。

今は8G程度のフラッシュメモリなら1500円ぐらいで売っている。
それにLinuxをインストールしたほうが圧倒的に経済的!
それに、物理的な動作を要するHDDと違い、純粋に電気的に動作するため、とっても静か。そして早い。
そしてノートPCに突っ込まれてた2.5"HDDはもう騒音しか撒き散らさないので取り外した。

ノートPCの用途と言えば、主にネットサーフィンと、デスクトップPCで立てたサーバ機能を確認するためのテストぐらいなもんだから、ぶっちゃけ金かける必要がまったく見当たらない。友人からエクセルの質問が来たときに少し困るけど…。個人的にはエクセルとか使わんしなあ。スプレッドシートが入用ならgoogleやopenofficeで十分間に合いそうだし。OSS最高ー

で、そんなこんなで、試しに最も軽量なPuppy Linuxをフラッシュメモリにぶち込んでみた。
おお、無茶苦茶軽い。起動は少し時間かかるけど、動作自体は、Windowsがオワコンって思っちゃうぐらい軽い。
ただ、他と互換性のない独自ディストリビューション故、ディレクトリ構成にすごく抵抗があった。たぶん使い続けてたらいずれは慣れるんだろうけど、どうせ慣れるのであれば他でも使えるものが良いなあと言うわけで、PuppyLinuxはフラッシュメモリからサクッと消して、Ubuntuを入れた。これは今勉強中なので、実際問題ちょうど良い。まあ、予定調和的な感は否めないけどね…「結局Ubuntuかよ!」って。

2011年2月9日水曜日

でびにゃん

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来春、けいおん!がまんがタイムきららで再始動するようで、とてもうれしいニュース。漫画版読んだことないけどね。アニメは大変好きだった。

今度の一番くじプレミアムはHTTのデスデビルVerのフィギュアらしいけど、画像見るとめちゃくちゃクオリティ高い…!!!!!!!!11111


あずにゃんムシャムシャ(^ω^)

2011年2月3日木曜日

エジプトの一青年によるメッセージ

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今、エジプトでベルリンの壁崩壊に匹敵するレベルの民衆革命が起きていることは周知のとおりだと思うけど、インターネットが普及した現在ならではのメッセージが広まっている。
インターネットは間違いなく偉大な発明だし、前時代的な独裁体制と正面から立ち向かえる民主的で強力な道具となることが出来る。
僕は人並みの人生を過ごす一国民に過ぎないが、インターネットを通じて、こうしてエジプトの一青年のメッセージを広める一助となれることを素晴らしく思う。今から紹介するメッセージを読んで何か感じることがある人は、是非とも誰かに広めてほしい。歴史の傍観者としてではなく、微力でも加担してほしい。
2011年1月27日 木曜日
世界への手紙

みなさん、

今日、私は皆様に、エジプトで本当はいったい何が起きているかを知らせたくて手紙を書いています。1月25日に火が付いたデモは、自分にふさわしい人生を送る権利を求める国内の青年たちによって組織されました。大統領を含む政府はそれを否定し、ムスリム同胞団のような反政府組織が行った行為だと主張しています。でも、いいですか、これはどこかの対立党派の行動ではありません。社会全体の行動です。理由は以下の通りです。


ホスニー・ムバーラク(今年83歳)は 1981年からエジプト大統領でした。それがいったいどのようなものか、私たちの身になって想像してみてください。ムバーラクは私と私の友人誰もが生まれる何年も前から大統領でした。私が小学生のときも、中学・高校のときも、大学生のときも、結婚したときも息子が生まれたときも、ムバーラクはずっと大統領でした。単にムバーラクだけが「私の人生まるごと」と同じあいだ大統領だっただけではなく、取り巻き連中までみなそうだったのです。アフマド・ファトヒー・スルール(今年79歳)は 1986年から大臣で、1990年からの 21年間ずっと議会の指導者[人民議会(下院)議長]でした。サフワト・エル=シャリーフ[現上院議長]は 1980年代から、他の者たちもみな、私たちが生まれる前から政府の中枢にいて、いまでもその地位にとどまったままです。


国の状態はどこもかしこも、ほとんどの人にとって悪化の一途をたどっていました。教育、報道、経済などすべてが間違った方向に向かっており、私たちが生まれたとき以来ずっとそうでした。一般のエジプト人がどんな生活をしているかにかかわらず、政府は独占企業がもっと利益を上げられるように「改革」してきました。それと同時に、1981年からずっと「非常事態宣言」が機能していて、必要と見なされれば誰でも、国家安全保障上の理由により裁判抜きで身柄を拘束することが認められてきたのです。さらに、選挙では不正が行われ、そのうえで、なお真実の声を発表するどのような表現形式を認めることさえ拒否しています。大学の学生組合の選挙にまで不正が行われ、骨の髄まで堕落しきっています! ありとあらゆる分野の指導者たち、知事、大学長、工場長さえもが現役か退役した将軍です。社会のあらゆるレベルでの腐敗はいうまでもありません。失業率は、特に若者の間であまりに高く、また貧困が蔓延して国民の半分以上が貧困ライン以下で暮らしています。ほかにもまだ、ここに書き切れないたくさんのことがあります。


けれど、いまこそチェンジの時です! 私たちは今までずっと警察や治安当局を恐れていました。裁判なしで私たちを拘禁し、拷問しても殺しても問題にならないことを知っていたからです。でも、もうたくさんだ! 私たちは待って、待って、いつかは正されると30年間むなしく待ちました。この前の議会選挙では、かつてない規模の不正が行われ、ムバーラクにさらに一期――あと 6年間か、あるいはかれが死ぬまで――大統領の任期を与えるお膳立てがされました。私たちは可能な限り平和的な手段をとろうとしましたが、自由声明に署名することさえ追放の理由とされ、追及されました。私たちに選択の余地はなかった。より良く生きること、子どもたちのためにより良い人生を用意することは、私たちの権利です。


だまされてはいけません。人々を動かしているのはどこかの野党やイスラーム主義者ではありません。社会全体が、なかでも特に私たち若者が動いているのです。私たちは平和的にデモをしていますが、政府はごろつきや悪党を雇って抗議者のあいだに潜入させ、問題を引き起こさせて、それをわたしたちのせいにしようとしています。政府は容赦なく私たちを叩き、ネットやメディアを検閲し、ほんものの銃弾やゴム弾、催涙ガスで攻撃し、何百という抗議者を拘禁したり多くの人たちを殺傷しています。これは本物の戦いで、しかしほとんど一方的な戦いです。私たちは警官が同胞であることを知っています。ただ「命令に従っているだけ」です。私たちはできる限り、どんな場合においても警官たちを傷つけるのを避けています。


親愛なるアメリカの仲間のみなさん


あなたがたの政府は30年にわたり、ムバーラク大統領に最大の支援を提供してきました。武器と催涙ガスで国家安全保障体制を支えています。米政府は、私たちの国に毎年 16億ドルに及ぶ資金を与えていて、それは腐敗したエジプト政府の中で主にさまざまな形の賄賂として使われています。あなたがたの「民主的な」祖国はイスラーム主義者を恐れるあまり、我々の政府を支援しています。いいですか、怖いものなどないんです。イスラーム主義者についてのあなたがたの見解は事実に反し、間違いだらけですが、その話はまた後日。私たちのリーダーを選ぶことは私たち自身の権利であるという一点において、あなたがたの支援を望みます。私たちを支援し、上院議員や下院議員にエジプト政府を支援するのをやめるように言ってください。私たちを支援し、自由はパンよりも重要である と世界に伝えてください。私たちを支援し、30年続いている政府を追放するのを手伝ってください。もしもあなたの孫たちが、いまと同じ支配者を目撃するとしたら、あなたがどのように感じるかをぜひ想像してください!


親愛なるヨーロッパの仲間の皆さん


あなたがたのリーダーはエジプトの状況を気にかけています。ムバーラクが腐敗していることを知っていて、それゆえに心配しています。わたしたちがひどい圧政の下にいることを知っていて、その状態が続くことを望んでいます。あなたがたのリーダーは、ローマ時代から、英国による最後の植民地支配が終わるまでずっと、エジプトを監視していました。けれども、自分たちの国を治め、自由がどれほど貴重であるかを自分たちの子どもに教えるのは、私たちの権利です。リーダーと政府を選ぶことは私たちの権利です。そして私たちを支持するのは、あなたがたの人道的責務です。あなたの国のリーダーに対して、私たちを支援すると言ってください。エジプト大使館に行って、あなたの支持を示してください。私たちの大義について人々に話し、そして、私たちが、自分たちの権利、生まれてこのかたずっと抑圧されてきた自分たちの権利を手に入れようとしているだけであることを知らせてください!


親愛なる世界の皆さんへ、


これは、あなたが本当は何者であるかを試される瞬間です。あなた自身の真実の瞬間です。あなたの良心はまだ生きていますか。あるいは、あなたは人間性よりも利害関係を重んじますか? あなた自身の尊厳を証明し、私たちが人間性の回復を要求することを手伝ってくれるでしょうか。それとも、戦車が我々を轢(ひ)くのを、脇に立ってただ見ているだけでしょうか? それはあなたが決めることですが、覚えておいてください。それはあなたが一生抱えていくことになる何かであり、いつかあなたはこの件で子供たちと正面から向き合わなければならないかもしれません。


お声が聞こえるのを楽しみにしています。

エジプトの一青年より
出典元:Translators United for Peace

2011年1月29日土曜日

まよいキョンシー

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傾物語 (講談社BOX)
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西尾 維新
講談社
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読了。
相変わらず西尾節が炸裂しまくりの本書。さすがは100%修羅で書かれた小説。色んな作品のオマージュが全編を通して見られた。
今回は結構SF入ってて面白かったな。小説読むのもなんだか久しぶりだったし。

まいまいに焦点をあてた作品なのかな、と思ってたけど、全然違ったw
確かに内容の主軸はまいまいだけれど、あらららぎさんとキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの会話劇が9割を占めていた。

バタフライ・エフェクト系の内容って、つまりは『歴史の中のIF』についての話になるんだけど、どんなSFよりも身近に感じるんだよなあ。たぶん、自分の選択が未来に影響するってことが俯瞰出来るからだと思う。

本書の中で、「さすが西尾維新、言うことが違うね!」と感心した内容。
「危険を示す赤信号で世界が満たされた時こそ、いつよりも安全な時間であり、逆に安全を示す青信号で満たされたときは、世界のどこよりも危険な場所が出来上がってしまうという矛盾──危険信号というのは度を越してしまえば安全地帯を作り、その反面、安全信号が度を越してしまえばただの無法地帯を作り、3秒どころか1秒だって生存することが難しくなるのです」
極論だけど逆説的だよなー、と思えた。ってか、こういう考えを思いつく脳味噌がすごいな。

そういえば、傷物語が劇場版になるそうで。まだウワサ段階だけど。
傷物語は化物語の中核をなす話だし、内容が濃いから、劇場版とかマジ見応えありそうだな。

2011年1月28日金曜日

無意識のカウンターイルミネーション

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出張から帰ってきますた。なんとか無事に業務も終了…一時ヒヤヒヤした局面があったけど、なんとか乗り切れた。
データベースの勉強とかしてて良かったと本気で思った…あんな論理障害、たぶん経験だけじゃわからないぜ…。

地域的には北関東なので、当然ながら寒かった。と言うか、大阪に帰ってきてから、向こうが如何に寒かったかがわかった。念の為にずいぶん着込んでいったのだけれど、向こうではそれでもまだ身体が震えるぐらい寒かった。が、大阪に戻ってきたらまだまだ脱げます!って感じ。
朝、寮の部屋でテレビを見ていると天気予報が始まったんだが、雪国だねえ、って感じの予報がちょっと面白かった。こっちだと、「曇り時々雪」とか、「雪時々晴れ」とかそんなんだけど、向こうは「雪時々止む」だった。最初見たときちょっとワロタ。雪以外の情報はどうでもいいんだ…

行く前は、星を見るのが楽しみだぜヒャッハー!!とか言ってたけど、実際夜になると動く気が失せると言う罠。でも、帰路で見上げた空は澄んでて非常に綺麗だった。かみのけ座とか見れたし。ごめん適当言いました。

とりあえず、なんだか今回を皮切りに、任される仕事が異常に増えそうなので、イザと言う時のために早い目にANAのマイレージカードを申し込んでおこう。

2011年1月23日日曜日

ぞんびだいすき

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ついカッとなってぞんびファームへ登録したのは僕だけでいい…

明日から1週間、豪雪地帯へ出張に行ってきまつ。(←○○しまつとか○○しまふとかってもう結構死語だよね)
前回は初めて出張と言うこともあり、勝手がわからなかったので荷物がやたら多くなってしまったのだけれど、今回は二回目なので何をどれくらい持っていけばいいのかはだいたい把握したので、圧縮袋を利用してZIPファイルのように荷物を圧縮した結果、下の画像のようになりました。


大きさ比較のため、右にはペロにゃん…いや、けいおん!クリアファイルを置いてます。
せめてバスタオルぐらいは寮で貸し出ししてくれよ…と思うけど、仕方ないので持参。バスタオルは荷物が多くなる原因の第一位です。タブンネ
寮が山奥なので、メシエコードBK201のように冬の満天の夜空を眺めたいところだけど、たぶん今回は平日のみだし忙しそうなのでそういう余裕はないだろうなあ…

前回の出張では上司も一緒だったので心強かった。僕はまだ見習い同然なので、上司の仕事を見て仕事を覚えなきゃならない身分なのだが、どういうわけか、今回は僕一人でのソロ出張。見るべき背中もなく、いきなり千尋の谷へ放り出された世知辛い世の中。ちょっとした打ち合わせ出張とかなら頑張ってやろう!と言う気にもなるけれど、結構大事な業務での出張なので、「それはちょっと無責任なんじゃなイカ?」と、若干の憤りを感じざるを得ない。もちろん、信頼に足りない部下を前線に送る上官はいないので、前向きに考える要素は多分にあるんだけど、どちらかと言えば不安要素のほうが多い。
でも兎に角、僕がやることは愚痴をこぼすことじゃなくて最善を尽くすことだけだ。自分の裁量でどこまでやっていいものか非常に曖昧だけど…。

ソロ出張も慣れれば帰りにシャッツキステに寄る余裕も出来るのだろうけど、はじめてのしゅっちょう 略して はじめてゅっちょうなので、行き帰りの車内では、色々と歌詞がアレすぎてDAMでは修正されたと言うミクさんの曲『脱げばいいってもんじゃない!』でも聞きながら難しい本でも読んで無難に行こう。

2011年1月10日月曜日

年賀絵

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ウサ巫女あずにゃん+キレネンコの絵がやっとこさ完成しますた。drdr描いていたのも原因だけれど、時間かかりすぎだ・・・。
実はこの絵、最終的に1人+1匹になってますが、最初のラフの段階では2人+1匹だった。唯が左に加わっていたんだけど、全然唯っぽく描けなかったのでボツったw
いやあ、絵って定期的に描かないと描き方忘れるね。今度からちょくちょく描くようにしよう。

完成版

2011年1月9日日曜日

Vocaloid厳選曲まとめ 2

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Vocaloid厳選曲まとめ
のページに、以下の曲を追加致しましたので御静聴ください。各人のミク曲強化の一助に役立つことを期待します。

不協和音部門

右肩の蝶

ペロ…これは防虫剤!部門

パラジクロロベンゼン

脅威の中毒性部門

アンチクロロベンゼン

逆二乗の法則部門

1/6

メロドラマ部門

Just be friends

滅びの美学部門

タイムリミット

次世代卒業ソング部門

桜の季節

マリンスノー部門

深海少女

学園祭向けロック部門

カタパルトネーション

『つまり子供ダマシだけれど 意味が少しでも伝わればいい』

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この画像は面白い。『良いコードを書くためのフローチャート』と題されたものだが、良いコードを書く方法は存在しないことを面白おかしく示している。まるで僕が今勉強している「計算機科学入門」の「計算可能性」のようだね。良いコードは書けるか?答えはNOだ。


僕は現在、プログラマとして糧を得ているが、他の職業の人が思っている以上に、プログラミングと言うのはつくづくクリエイティブな仕事だと思っている。
上の画像のフローはジョークでも何でもなく(笑えるのは確かだが)、真実そのものだ。まあ、ここで言う良いコードって言うのは、仕様変更があっても使い続けることが出来るコードのことを指しているようだけれどね。

とにかく、良いコードを書く一般的な方法は存在しない。良い絵を描くセオリーや良い音楽を作る方法がないのと同じようにね。絵や音楽の良し悪しはそれを鑑賞する人のセンスに依存するが、コードの良し悪しは要求に依存する。いずれも時間が経てば変化するものだから、確定的なものはありえない。

ここから少し話がずれる。
研究分野で行われる新しいコンピュータ科学は別にすると、企業活動における大抵のプログラミングはとある会社の一プロジェクトとして位置づけられていることが殆どだろう。企業活動の一環としてある以上、予算と納期の縛りは不可避。そして上記の図の最初の分岐にあるように、時間をかけれるのかかけれないのか、と言った納期の問題が品質を左右する。

一般的に、予算と納期の兼ね合いでスタートとエンドのスケジュールが決められる「プロジェクト」と言う単位で仕事を行う限り、QCD(Quality,Cost,Delivery)のうち一つは捨てなくてはならないことはよく知られている。品質と予算を守るのであれば納期は犠牲にせざるを得ないし、予算と納期を守るのであれば品質は犠牲にしなければならない。
そして、現実社会で行われているプロジェクトと言うのは、大抵が予算と納期を厳守する傾向にある。
理由は簡単で、会社の予算をもって行う以上は、プロジェクトの成功=黒字・プロジェクトの失敗=赤字と単純に数字で始末されてしまうからだ。納期をオーバーすれば当然従業員の人件費は当初予定より膨らむ。顧客からの信用も失われる。それならば、まだ目に見えない品質を犠牲にするというのが合理的な判断だと言うのは一理ある。

ただ、品質を犠牲に出来ない分野もまた存在する。例えば人命に関わるものだ。この場合、品質は捨てれないから、予算と納期のいずれかを選択する必要がある。予算を選んだ場合、納期が犠牲になるが、それが顕在化したとき、例えば商品の販売延期であったり、サービスの開始遅延などが発生する。何かが延期する裏には、こういうことが潜んでいる。つまり、ビジネス上、品質と予算を疎かに出来ないわけだ。

ここでエロゲを考えよう。エロゲなんかは延期が日常茶飯事なわけだが(今はそうでもないのかな?)、エロゲの延期なんかは会社にとっては損害軽微なものだと思う。開発コストそのものが安い(人件費以外あんまりかからない)上、予算を達成できるかどうかは発売後の売り上げに関係してくるから、品質の悪いバグだらけのクソゲをリリースするよりは、しっかりとデバッグして細かい誤植も直してシナリオも加筆された質の良いエロゲのほうが圧倒的に利益に貢献するし話題にもなる。だから、ことゲームにおいては延期というのは非常に前向きな選択だと僕は考えている。延期することで失う信用も、ゲームというコンテンツの性質上あまりない。そのゲームを陳列するソフマップなんかは見込んでいた商品が売れなくなることで大変だと思うけどね。それよりは、前評判の良いゲームが発売されると言う事実が最も大事なのであって、信用を失うかどうかはゲームの出来にかかっていると言っても過言ではない。

そう考えていくと、会社にとっての「信用」と言うのは、そのビジネスモデルによって大きく意味合いが異なることに気付く。
ある会社はこういうだろう。「弊社にとっての信用とは、約束した期日でお客様に商品をお届けすることで成り立つものです。」。
別の会社はこういうだろう。「弊社にとっての信用とは、商品が極めて限られた状況でも安全に使うことが出来ることで成り立つものです。危険があれば商品は世に出しません。」。
前者は納期優先で考え、後者は品質優先で考える。企業活動である以上予算厳守が外せないのであれば、上記のように納期か品質か、と言う二択になるのだろう。
そういう視点で考えてみると、物事の多面性がよくわかるねえ。

BGM:

2011年1月4日火曜日

謹賀新年

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遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年もこの場末ブログと、水上直也を宜しくお願いします。

新年初投稿をするとき、一緒に年賀CGを掲載しようと考えていたのだけれど、まだ完成していないので、年賀CGについては完成次第掲載すると言う形としたいと思っております。
実に3年ぶりぐらいにタブレットを使って絵とか描いたんですけれど、自分のヘタっぴさに愕然としてなかなか作業が進まないですな。集中力を切れさせる絵柄だ、僕の絵は。
いつも正月は普段見ないテレビを見たりするし、それに加えて図書館から借りてる本を読んでたり、ゲームして遊んでたり、Pythonの勉強をしたり、ミクさんの歌声に洗脳されてたりと色々落ち着きのないヲタライフを満喫してるので、CGが思うように進まないと言う自業自得な感じになってます。まあ、僕の気まぐれで始めたことなので、遅くなっても自分のペースで完成させれたらなあと思う。

仕事は29日に終わって、30日は毎年恒例の理系組忘年会をしていた。
このメンバーでの集会は、年2~3回、定期的にやり始めてかれこれ7年ぐらい経つのだけれど、相変わらず面白い会だと思う。飽きないね。
メンバーの半数ぐらいは遠方から来るので、そういう場合、普通は「○○日○○時に△△で集合ね!その後××の店を予約してるからそこに行って…」みたいな事前調整があると思うのだけれど、理系組に関して言えばそれがまったくない。ノープランっつーか、フリープラン。高校時代から使っているBBSで日程調整だけが行われ、あとは当日まで何もなしw当日も15~16時ぐらいになるといつの間にか勝手に集まりだすと言う、安定の集合率。集合したあと、居酒屋を2軒ハシゴし、カラオケに行ってはしゃいでからメンバーの一人の実家に行って皆でニコ動とか見てた。酒に弱い僕は気がついたら死んでた。

元旦の夜、僕は早い目に風呂に入った。風呂から出ると、ケータイが点滅していた。初号機たんからの着信だった。全裸のまま仁王立ちで電話をかけてみると、「突然だが今から映画を見に行こう」とお誘いを受けた。電話を切った15分後、駅で待ち合わせてTRON-LEGACY-を観に行った。元旦にレイトショーを見るなんて、当たり前だが初めての経験だった。内容に関するレビューは割愛。可もなく不可もない映画ですた。映画後、ラーメンを食べながら駄弁りまくり。年明けからダラダラ過ごす時間は、なんとも贅沢ですなあ。社会人になってそう思うようになった。貴重な時間だからこそ、無為に過ごせる贅沢を噛み締める。吾唯足知。

3日、サイドポニーのP嬢と初詣に行き、お詣りをしたあとおみくじを引いた。
別々のおみくじを同時に引いたんだが、二人とも「14番」と言う珍しい事態に。相変わらずの安定のシンクロ率。
当然、中身も同じ。で、二人とも「凶」だった。もちろん、財布の中には入れず、境内に括りつけて悪いものを持って帰らないようにした。まあ、一方が凶で他方が大吉とか言う解釈に困る事態になるよりは良かったのかな…と思わなくもないが、二人とも笑顔を絶やさずと言う神の啓示があったので今年は顔面神経痛寸前まで笑っていきたいとキメた。

2011年は、仕事もプライベートも大変だと思うけれど、一つ一つ頑張っていこう。自分の力になるのは、自分の努力と継続のみ。小さなことからコツコツと。